「中国語翻訳の難しさを知る」羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来 bando-8さんの映画レビュー(感想・評価)
中国語翻訳の難しさを知る
今回、小黒は姉弟子と一緒に、真犯人捜査の旅に出ます。
つまりちょっと刑事ものっぽい感じの雰囲気があるんですが、中国語の単語に慣れてないせいで、吹替版でも、けっこう固有名詞がこんがらがります。
つまり、小黒達がなにやってるかわかんなくなります。
しかも「あれー、なにやってるんだっけか」と思い始める頃にめちゃくちゃカッコいいアクションシーンで横っ面をぶん殴られるので、ストーリーをちゃんと追おうとすると詰みます。
でも、最後まで見ると「あぁ、なにやってるかわかんなくても大丈夫だったわ」となります。
そういう意味では、フィンチャーのドラゴンタトゥーの女みたいな感じです。
でも、内容もとても同時代性があり、なによりアクションシーンのアイデアがめちゃくちゃカッコいいので、映画館で観るべきです。
しかも今回、吹き替えでは悠木碧が完璧なツンデレお姉さんとして小黒を可愛がってくれますので、細田守はハンカチを食い破るほど悔しがるべきだと思いました。
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