ヒックとドラゴンのレビュー・感想・評価
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もっとたくさんの人に届けー!
アニメ版が好きだったので、この実写版もすごく楽しみにしていました。物語は変な改変もされず、キャストも良くて世界観にどっぷりハマれました。父親のジェラルド・バトラーいいですね。
なんといってもヒックとドラゴンのトゥースとの飛行シーンが臨場感あって楽しい。トゥースが猫のように懐いていく過程も可愛かったな。またヒックの同期生の仲間もみんな個性があっていいし、ヒロインの女の子も好印象。そして絶望的な状況で、あの彼らが登場するシーンはめちゃくちゃカッコよかった!興奮と感動が同時に来る感じ。ヒックの父の変化にも胸を打つ。
子ども向きにしているためか、ドラゴンによってたくさんの人間が殺されたり瓦礫に潰されたりしているはずだけど、そこは見えないように工夫されているので、そういうエグいのが苦手な人は安心して見れます。ただ児童文学だからと侮るなかれ。物語はすごく深い。
周りと違う意見を持つことってかなり怖いことだと思う。けれど自分がこうだと思った優しい心が家族や仲間を救うきっかけになった。ネタバレはしたくないので変なニュアンスの感想ばかりになってしまったけど、もっとたくさんの人に見て欲しいなぁ。素晴らしい作品です。劇場で観ないのはもったいない!
IMAXなど推奨
さすが、基のアニメーション版と同じ監督が作った作品だけに、9割近くトレスしたみたいにほぼ同じ内容で、実写+CG。
(これはドリームワークス作だが、ディズニー系と同じく、CGってほぼアニメーションの技法で作られているので「実写版」というのに激しい違和感を覚えつつも)
ただ、生身の役者が介在することがプラスに働いたうえに、設定・脚本ともブラッシュアップされた感が強く、むしろ個人的にはこのバージョンの方に好感度が高くなりました。
基のアニメーション版においては、カリカチュアされたヒックの精神的幼さ、気弱さ、責務からの逃避、親への反発・当て擦り・嫌がらせからの、「悪戯(イタズラ)」など様々な負の行動に端を発する、「ヒックとその父親のせいでドラゴンとの誤解は拡大するし、トゥースもヒックのせいで障害を負ったんだよな」みたいなマイナス要素が強かったんですが。
今回の実写映画ではその印象が減っていて、合理的かつ理性的で、ドラゴンと戦いたくない優しさいっぱいのヒック像が出来上がったように思えました。
(反面、ラストの意識取り戻すと同時に義足で歩けるくだりは嘘くさくなっちゃったけど)
さらに、トゥースの「猫っぽさ」が増していて、可愛らしさ増量。
そして、潤沢な予算で作られたCGによる飛行シーンクオリティは迫力満点。
シーンによって目まぐるしく変わる画角&IMAXスクリーンの有効活用、音響のよさに、IMAXで観てよかったとしみじみ。
ただし、最大で1.90:1のなんちゃって拡張アスペクト IMAXであり、それも総時間40~50分程度。
大半のシーンは通常スクリーンと同じサイズです。
(ノーランや『トップガン』『F1』みたいな1.43:1のフルIMAXシーンはないので、そこは覚悟の上で)それでも、個人的にはIMAXを筆頭に、プレミアスクリーンでの鑑賞を推奨します。
争いの絶えない今だからこそ!
つくづく良い物語。
争いの絶えない今だからこそ必要な物語ですね。
「戦争を始めるのは簡単でも終わらせる事が難しい」という言葉が頭をよぎります。
「大切な人が殺された」という数人の憎悪があり、判断材料にもならない感情論が理性に勝れば、あっという間に火種は爆炎と化して闘争が始まってしまいますね。
盲目的にドラゴンを「悪」と言い切る父親とドラゴンの「本当」を知った主人公の葛藤もまた素晴らしい!
本作の要にもなっていてドラゴンと主人公の物語をしっかりと裏から支えている柱になってました。
単なる友情物語にせず、主人公の成長を通して「変わる事」の大切さを説いている点に感動してしまいます。
本作で初めて「ヒックとドラゴン」を知った人も、過去のアニメ作品を観ている人も、必見。
今の世の中に必要なものは何かがきっと見えてくると思います。
ドラゴンに乗りたくなります
空飛ぶシーンは見応えあり
実写になっても面白さは変わらない
IMAX字幕版で鑑賞しました。
アニメ版が好きで何回も観ていますが、今回の実写版も相変わらず面白かったです。
内容としてはほぼほぼアニメ版と同じで、一部表現が変わったところがありますが、セリフやシーンなども同じです。
本当にそのまま実写に置き換えたような形ですが、違和感は全く無く、実写ならではの鮮明さやリアル感が味わえてとても満足しました。
何度見てもヒックとトゥースの友情が深まっていく過程や、ドラゴンのことを知って成長していくヒックの姿を見るのは面白いです。
ドラゴンのデザインも実写の雰囲気に合わせて描かれていますが、アニメよりも細部がより詳細に描かれて、より現実味を帯びたものになっており、リアリティがあって見ているだけで楽しかったです。
(子供心ながら、純粋にかっこいいと感じました…!)
ヒック役をメイソン・テムズが演じていますが、アニメ版のヒックの印象をそのまま引き継いでいて、はまり役だと感じました。インタビューでは「アニメ版のモノマネではなく、実写映画ならではの新しいヒック像を探求した」と話していたそうですが、演技はとても自然で何の違和感もなく、まさにヒックといった感じでよかったです。
映像がとても美麗で一度観ただけでは味わいきれないと感じたので、今度は吹き替え版を見に行って細部まで眺めて来ようと思います。
ヒックとトゥースと仲間たち
最高
こどもの『大好き』欲張りセット
感動した😭
バンダイへ、トゥースのプラモ化希望
あの傑作を忠実になぞった完璧な実写化!!
高校生の時にアニメ版を観たことあって、超面白かった記憶があったので期待値MAXで試写会に行ってきました!!
めちゃめちゃ面白かった!!
アニメ版の頃から完全無欠の脚本で、非の打ち所がなかったので実写化でどうなるかと気になっていました。
ほら、実写化で残念な出来になる映画ってあるじゃないですか。
実写版「ヒックとドラゴン」は、そっくりそのまま実写に置き換えた内容になっていて、オリジナルに実写のリアルさや迫力をプラスし、ブラッシュアップされた内容でした!
最序盤はアニメ版の方がややテンポが良いかな?というくらいで、内容やセリフは良い意味でそのまんま。
人物描写を深掘りするセリフが増えていたり、アニメチックだったドラゴンが脅威を感じさせるビジュアルになっていたり、実写版で良いところが増えてました。
アニメ版を未視聴であれば、人間と人外の友情が起こす結末が見どころ。
アニメ版のファンの方には、ブラッシュアップされたドラゴンと実写ならではの迫力が見どころです。
どちらも楽しめる素晴らしい作品でしたので、公開されたらアニメ版ファンの皆様はアニメ版未視聴の方を誘って劇場に観に行きましょう!!
【ここから下は読まなくても良いです】
【映画の感想ではなく、炎上について取り扱っています】
SNSで試写会を観た1人が時事ネタと絡めて「今年ワースト」というネガキャンをツイートして炎上しています。
しかし、アニメ版の公開が2010年かつ実写版でセリフやシーンの変更もありませんので、時事ネタと絡めるのはナンセンスです。
また、ネガキャンの発端となった最後のセリフもアニメ版から存在しており、私は異なる種族を表す言葉として適切だと思ったので問題にならないと思いました。
人の好みは千差万別なので合う合わないはあると思います。
ですが、非の打ち所がない脚本で構成もメッセージ性も素晴らしい作品なので、9月5日以降、少しでも多くの人に劇場に足を運んでもらえたらと強く思います。
アニメ版には及ばず
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