「抗うほどに変容していくストーリーに巻き込まれた」火喰鳥を、喰う さとさんの映画レビュー(感想・評価)
抗うほどに変容していくストーリーに巻き込まれた
日本にいる者なら知っているうだるような夏の空気、登場人物それぞれの強い執着、蝕まれていく現実に抗うほど変容していくストーリーに巻き込まれるような感覚でした。
小説は複雑なストーリーを読者にじっくりと読ませることができますが、映画だからこそできる表現がチャレンジングに散りばめられ、ミステリー作品としての歪な感じをバランスよく表していたと思います。
表現方法を変えているだけで、読後感は原作に非常に近いものを味わうことができました。
公開されたらまた映画館に観に行きたいと思います。
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