「歌の完成を見守る映画」アズワン AS ONE ユイさんの映画レビュー(感想・評価)
歌の完成を見守る映画
どんな映画⁇タイトル通りです。
主人公の少年が、色々ともだもだしながら、少しずつ完成へ、未来へと進んで行く物語。
これだけなんです。
そこに世界観(エフェクトや色彩)、キャラクター、ロボ、戦争への考え方が加わり、1回見ただけでは理解が困難になってます。
私はキャラクターデザインの貞本義行氏が携わり、SFのアニメ映画という2点で映画館へと足を運ぶことに決めました。
パンフレットを敢えて購入せず、事前情報を極力カット。
初日の金曜日、レイトショーで当時のスクリーンには私1人。
偶然にも真っ暗な世界を独占し、いざ映画へ。
見終えた感想はタイトルのまま、歌の完成を見守る映画。
シンプルにこの一言で納得できます。
問題は歌以外の要素。
良く言えば、難しくない説明や示唆で、歌が重要なことだからねと主張。
悪くいえば、説明不足や不燃焼で片付けられてしまいます。
パンフレット未購入につき、違っていたらすみません。
ここからは私なりの解釈を。
正直、観る前は歌とSFでマクロスかな⁇と思っていました。
中身はシンフォギア、この作品が近いかな⁇と思います。
歌が重大なテーマ、主人公と友達が歌で繋がる、親から子への不器用な愛情やアドバイス、学生、世界を己の歌を信じて救う為に立ち上がり困難を乗り越える、といった共通点。
実際に観ると変わるものです。
キャラクターの発言、行動から、パラレルワールドや、ヘンテコな考察になりますが、ある意味メタ的な発言だと捉えて考えても良さげな部分もあり。
パラレルワールド、複数の世界線、何故か2人存在する同一人物など、世界観を紐解くのが困難な作品を複数プレイした経験があった為に、1回の上映で何となく理解出来ましたが、この辺りはパンフレットを購入して確かめたいとおもいます。
長くなってしまいましたが、歌が完成する物語、是非ご覧下さい。