アズワン AS ONEのレビュー・感想・評価
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思っていた以上に…良かった!!!
『星翼』に関しては無知の状態、映画公開前に基礎知識をかるく入れてからの鑑賞。
でも、SFだったり、ロボットアニメは普段ほぼ見ることはない私。
しかも、画面酔いもしやすい…
不安要素を抱えながらの鑑賞だったが、要らぬ心配だった。
映像・色合いはキレイだし、物語も(聞き慣れないワードも)まぁ理解できる!、キャラクターも各々魅力的!そして何より…主人公ヨウの歌がいい…!!!
歌声でヨウが自信をつけて成長していく様も見て取れて、『アズワン』における『巡星』の重要性たるや。。
戦闘シーンは多くは無いため、ロボットアニメという視点で観ると物足りなさもあるかもしれないが、個人的には良い塩梅!
「もう一度観たい」と思わせてくれる、素敵な映画でした!
【追記】より物語を理解する為、ヨウの歌声を聴く為、3度鑑賞。劇中歌も良くて、サントラ欲してる。
アズワン
『アズワン/AS ONE』感想
推しのアイドル(JO1白岩瑠姫くん)が声優に初挑戦、しかも主題歌も作曲するということで、ファンとしては違うジャンルで頑張る推しを見届けなければという気持ちで見に行きました。
見る前には、プロの声優陣の中で彼のセリフが浮かないだろうか、映画に大切な主題歌が原作ファンの方にも受けいれてもらえるかと、不安でいっぱいでした。しかし、見始めたところ、主人公がやや口下手で想いを伝えるのが苦手という設定だったので、感情が声に乗っているかどうかは、そこまで気になりませんでした。
事前にある程度、ストーリーと設定を頭に入れてから見たのですが、それでも初見ではよくわからないシーンが多かったです(星の結晶は星の結晶からのみ生成されるなら、最初の結晶はどこから来たのか?偶然の産物だったのか?ヨウが巡星にいるラコの脳内にリアライドする途中で出会ったもうひとりのオレって結局誰なの?あと、キザナとヴィーゴがリモートでリア・ライドしたあと、ヴィーゴだけ星の漠に沈んだと思うが、その場合、キザナ側では何も起こらないの?など)
映画のテーマとしては若者の迷いや葛藤、家族や友達、同僚との絆、エネルギー源を巡る戦争、平和への願いなどが描かれており、信じれば困難を乗り越えられるというポジティブなメッセージを強く感じて、鑑賞後はさわやかな気持ちになります。
エア・リアルやプルガードなどの機体デザインがカッコいいし、カーチェースや戦闘シーンは迫力もあって、ロボット系アニメが好きなかたならきっと満足できる仕上がりなのではないでしょうか?人物は手書きで、背景にはCGを使ったハイブリッドアニメだというのも、新時代ぽさもありつつどこか古き良き日本のアニメを感じます。
SNSで感想を見ると、瑠姫くんの声の演技や主題歌を、原作ゲームのファンのかたも受け入れてくださっているようでとてもありがたく感じております。(個人的には「ルッキー」呼びが嬉しかった!!) 原作ゲーム(星と翼のパラドクス)の続編を待ち望む声も聞かれたりして、映画「アズワン」を通じての新たな出会いに感謝したいです。評価は、推し贔屓と、ストーリー設定のわかりにくさでちょっと減点しましたが、決して酷評されるような映画ではないと思いました。
映画館で見られてよかったです
主役のJO1白岩瑠姫くんのファンとして見に行ってます。
SNSで拾い集めた情報のかけらを事前知識として鑑賞。
ストーリーの初めの頃は専門用語で「??」となる場面もあったが、途中から概要を理解できた。と思ったら最後はまたよくわからなくなってしまった...。
博士とヨウが繋がることについては言及がなかったが、これは観客にある程度委ねられてるということなのか、映画なりゲームなりの今後の展開で明かされるのか、既にゲーム内で明かされているのか、判断できなかった。
それ以外のストーリーについては、90分という制約の中で大きな不足なく理解させられておりよかったと思う。
一番の見どころはロボットの戦闘シーンなのかな?と素人ながら感じているが、ロボットアニメを見たことがない自分からすると素直にすごいと思えた。
瑠姫くんの声優についてはファンなのでフラットに評価できないが、ヨウのキャラ設定も鑑みて、初挑戦にして最大限に表現できたと思っている。
主題歌は特に良く、作品にマッチしていた。
ただ回数がかなり多いので、瑠姫くんが提出したバラードの別曲か、全く他の曲と半々くらいで使うとバランスが良かったかもしれない。
登壇者が一切触れない時点で巨大ロボットアニメ映画として終わってる。
巨大ロボットが出るという事で興味を持ってプロの声優とスタッフだけ登壇の舞台挨拶に当たったので鑑賞。
まともなロボアクションが有るのは最初と最後だけな上にほとんどが飛行シーンばかりで期待したバトルシーンはさっぱり。エアリアルっていうどこかのガンダムみたいな名前の悪役ロボットはデザインが良いだけにがっかり感も大きかった。
内容に関しては両陣営の首相が頭悪くてラストで心を通わすのが主人公のユウとヒロインのラコじゃなくてサブキャラのヴィーゴは違うだろとなったな。
声優はプロは問題無かったけどタレントは駄目駄目。主人公の声優は歌は上手いらしいけどそれなら歌だけ担当してろよとなる。
舞台挨拶では声優にスタッフと誰一人巨大ロボットには一切触れる事の無い時点で興味も無くて作る気も無かったんだろうから巨大ロボットアニメ映画としては終わったなと実感した。
信じる心が救う
ボーイミーツガール物なのかな?分類的には。
既に爆死映画っぽい感じで今週まで2回、金曜から一回に減らされる。自分の見た回は自分一人で映画館独占だった(笑)。
一応ロボットアニメなので多少期待したがロボットや動きはともかく…
なんか作画に特徴を出そうとしているのか斜めの半透明の色のついた服やら背景やら微妙なんですが。
もっと普通でいい。特別な空間だけ特別、普通の場面は普通にして欲しい。メリハリが無い。
ストーリーの大枠自体は悪くないが分かりにくい。あと後半はかなり雑。説明も描写もなにも無くなんでこうなった?ってのが多い。
それと主人公のあっちの世界での心情描写がイマイチ。やはり唐突感しかなく共感力に乏しい。
そもそも流れで出会う事になってしまったが、向こうの事情がよく分からない別の世界の話になんで首を突っ込む気になったのか?
こう言った点が好まれない理由かな?
地球でミュージシャンを目指したい高校生のヨウ。
親は大学進学しろと言うが音楽をやりたい。しかしバンドメンバーは抜けるしお陰で歌詞を考えないといけない。それらを両親にもメンバーにも相談できずに一人で抱え込んで苦悩する。
他方別次元の別の星、巡星(めぐりぼし)でスペースデブリの落下から地上を守るロボット部隊で整備士をしている少女ラコ。巡星では星の血と呼ばれる星の地下に眠る液体資源がエネルギー源で全てのものが動いていた。
星の血を巡って2大大国が長年戦争をしており、なんとか休戦になり24年経った。毎年休戦協定を延長していたがその儀式の最中に超巨大なデブリが地上に落下してきた。デブリ排除に出動したロボット部隊で大国双方が軍事作戦か?と疑心暗鬼になり一触即発の事態に。
ロボットには隊長と後から手助けに来た整備士ラコの二機で対応したが星の血の採掘坑へ落下するのを食い止められない。その時にラコの助けての叫びに応じる様に何故か地球にいたヨウが精神的に融合してしまい手助けする事に…
彼らの運命や如何に。
こういうの好きなんでしょ?が匂う
素人アイドル声優使い、JO1ファンを集めましょう。次はアニメファンか。キャラクターデザインはアニメファンが飛びつくレジェンド貞本さん、そうだなメカニックデザインは形部さん他起用すればアニメファン集まるっしょ。みんなーこんなの好きなんでしょ?という匂いが漂っていた公開前。特に情報も伝わらず公開になったがハードルは低めにしていたが新しいことしたいのはわかるが背景コストダウンなのかー?最後まで慣れなかった。スタイリッシュという人もいるだろうけどさ。あと用語がわからん!わからん!説明ナッシング。説明不足でわからないところを置いてけぼり。ストーリーが薄いしもっと上手くできなかったんかな、
少ない予算で突貫で作った感が否めないなー。楽しみにしてたんだけど。目の肥えたアニメオヂには何も響かなかった。もっと練り込まないとダメだよ
ショボリーン・・・
SNOVA止まりの感想です。
突然のアニメ化発表から、殆ど情報が落ちてこない広報に何の期待もしないで見に行きましたが、良くも悪くも期待通りでした。
以下つらつらと気になった点を挙げます。
・ストーリーのペラさ
90分の制約の中で監督の求めたテーマ、親との関係、友人との関係、戦争に関する思い等を入れるにはだいぶ無理があったように思います。
「信じる」というワードが繰り返し使われていましたが、尺の都合でキャラの葛藤や迷いも最小限でドンドン話が進んでいくため薄っぺらくにしか感じませんでした。
・専門用語
専門用語多くて何言ってるか分かりません。
庵野のパクリで良いから用語が出てきたら字幕つけるなり、作中の端末を使って世界観の説明なりしても良いんじゃないでしょうか。
劇中でシヌスフォンドム採掘坑って聞こえたあと、フォローもなく進んでいくんで笑っちゃいました。
・全体の映像
特殊な映像作りと言えば聞こえは良いですが、イメージボードやコンセプトアートそのままの映像です。
確かにあまり見ない作りではありますが、普通に見づらいし、喋るときにあまり動かなかったり、同じカットを使い回したりと、新しい試みというよりも少ない予算の中でそれっぽく魅せるための工夫のようにしか感じられませんでした。
・主演アイドル起用
と書くと印象悪いですが、演技はそこまで悪く無かったです。(上手いとは言ってない)
絶対映画自体には興味ないjo1のファンも行ってくれてるみたいなので、商業的にも効果があって良いんじゃないでしょうか。
ただパンフにも書かれてますが、アイドル本人と主人公が全然違う人間なので起用された理由が分からないです。
どちらかと言うとこの子を起用するのは決まっていて、素人だから積極的に発言しない性格の主人公になっていったのかなと穿った見方をしちゃいますね。
・原作ゲームの一部フォロー
リアライドとは?原作なんで2人で乗る必要あったの?星血がどれだけ巡星にあってはならないものか等々のフォローをしていて解像度が上がりました。
もうサービスしてないけど。
他ソリディアブースト吹かしてないでFDしろよとかまだまだありますが、キリがないのでここらへんにしておきます。
元々稼働していたタイミングで動いていた企画のプロットを捨てて、新しく作ったということですが、だからこそ誰に向けてなんで作った映画なのか分かりませんでした。
jo1ファン?原作ファン?星翼をベースに新たなSFボーイミーツガールアニメを作りたかっただけ?
これを機にまたゲーム企画が動き出すなら良いですが、あまり期待はできそうにないですね。
未だにたんたんP自分から映画のことには触れてないしね…
ていうか星翼アニメ化するならフィギュアヘッズもアニメ化なりなんか動きあってもよくないですか。
ずっと説明セリフが漏れているが、何がしたいのかよくわからず
ゲームをプレイしている人には刺さるのであろうか?
主人公である地球側の少年が、異世界だか遠宇宙だかの異文明の少女(ヒロイン・副主人公)の意識が交わるけども、少女を含めた戦争したいのか止めたいのかよくわからない連中が、ずっと世界設定をセリフにして喋っていて、結局何がしたいのかよくわからず……
少年は精神体として接触するだけなので、エネルギー供給源・感情に訴えるだけの喚き散らし・歌うの3つしか行動がなく、『もののけ姫』のアシタカより性質(たち)が悪い「見てるしかない五月蠅い奴」みたいな状態。
これ、私が観て楽しい作品じゃないなぁ、マーケターゲットから私は除外されるなぁ、と呆然としながら……
時々寝ました。
エアコン、涼しかったです。
映像美、スリリング、音楽に感動、共感、追求
観ている人が没入出来る世界観
地球上では主人公ヨウにリアルに共感、登場人物それぞれの魅力、背景に惹き込まれます。
一瞬も目が離せない操縦シ-ン
誰もが星の平和を希求しても
その時々に判断を見間違えてしまう切なさ。
周囲の存在の大きさ、希望を持ち続けることの大切さを感じました。
鍵となるアイテムに感動しきりです。
あえてローポリゴン風味の背景に鮮やかな色彩を乗せたルックスが斬新。
あえてローポリゴン風味の背景に鮮やかな色彩を乗せたルックスが斬新。ロボットアニメの定型を男女ひっくり返したような構造も面白みがある(異世界の戦闘美少女のところに現代地球から男子がやってきて、男子ヴォーカルが話の鍵になる)。脚本は複雑な設定とストーリーを時間内で進行するのに青息吐息、といった感じでキャラに命を吹き込むところまでは行っていないが、大きな破綻はない。戦争関連と疑似タイムトラベルについては説明不足だとは思う。あと、この設定でパパ博士が死なないことあるんだ…という驚き。主人公は声優としてはお世辞にも上手くはないが、未熟なキャラクターには合っているし、ヴォーカルには説得力があるので問題なし。完全に余談だが、2本角の白いロボのネーミングが「エアリアル」でヒロインが褐色赤髪なのは、某ガンダムにニアミスすぎる…本人が搭乗することなくてホッとした(?)。
巡星
この作品の原作がゲームということを知らずに鑑賞した自分も悪いのですが、すっげぇ置いてけぼりにされました。
2週連続でヤバめのアニメ映画(某チャオ)が出てくるの中々の異常事態では?
特典は色紙風カードでヨウデザインでした。色紙にしてほしい…。
最低でも1クールかけてやってほしい内容をよりにもよって90分に詰め込むという所業をやってのけてしまっているので超展開の連発で中々頭が追いつかなかったです。
今作は主人公のヨウがウジウジしてバンド活動が身に入らないみたいなスタートをするんですが、キャラデザが貞本さんなのも相まってシンジくんが連想されますし、あっちはウジウジしながらもやりゃあいいんでしょ!くらい吹っ切れてくれるので良かったんですが、今作のヨウは本当に何も踏み出さずなので、静かにストレスを溜めさせてくる主人公でした。
ヨウとラコが精神世界で繋がっただなんだのくだりもこれまたイマイチ理解できずじまいで、専門用語で連打殴打してきたかと思ったら、今度は突拍子もない展開で罠に嵌められた気分でした。
そこから繋がった世界での生活なんかも入るんですが、キャラクターの性格諸々が展開のためにガラッと変わったりするので飲み込みづらいですし、ラコなんかなんで精神世界からヨウを追い出したん?ってくらい唐突にキャラが変わるのも謎でした。
黒幕が分かる瞬間はミステリーっぽく仕上がっていたので監督の色は出ていたかなと思いました。
白岩くんも感情が大きくなるところでガッツリボロが出てしまっていたり、歌唱パートは上手かったんですがそれ以外のキャラとしての魅力が声から全く感じられなかったのは致命的だったなと思いました。
周りがほとんど本職なのも相まって浮いてしまっていましたし、そこまで宣伝でも白岩くんを観なかったので、起用の意味がなぁ…と今作でもなってしまいました。
その歌唱パートも物語のキーになっているのは分かるんですが、それにしたって歌唱が多すぎますし、別に曲が変わるわけでもないので流石に飽きてしまいます。
せめて3曲は用意して欲しかったなぁと。
現実世界に戻ってきてバンド活動を再開ってところも雑にまとめたなぁって感じで、どんな心情の変化があったのかってのもボンヤリとしていましたし、いなくなったはずのバンドメンバーもいつの間にか戻ってきていましたし、モヤっとするところをそのままにしてエンドロールへレッツゴーしてしまうので一体どんな表情で観ればよかったのかしら。
アニメーションは正直普通…。
特別クセは無いので全然観れるんですが、コミカルな感情表現なんかが少ないのでキャラ的魅力を感じるには至らず、肝心のロボット戦闘描写も序盤からやってくれるのは良いんですが、昨今のハイクオリティなロボットものたちと比べるとこれまた普通なので、もっとガンガンバトルが観たかったなと思いました。
原作のゲームを知っていればまだ楽しめたのかなとは思いつつも、これまた一般ウケが難しいだろう…って作品がポンポン出てくるのは中々に理解し難いなと思いました。
1クールでやっていたらどうなっていたのかというところだけは気になります。
鑑賞日 8/22
鑑賞時間 16:15〜18:00
デザインや設定はいいがストーリー展開が微妙。
「星と翼のパラドクス」というかつてあったアーケードゲームが原作のオリジナルアニメ、とのことだが、原作はほぼ知らずにロボアニメと言う理由で視聴。
端的に評価するとビジュアルはいいがキャラの行動とアクションの場面選択がいまいちでノリきれない映画。
まずキャラクターの行動だが脚本の都合感が強くてしっくりこない。自分を信じるというテーマが強く推されていたが、自分を信じるというか他人の話を聞かない、となってる場面が目立ってうーんとなる。特に5秒の説明で解ける誤解が原因で瞬間的に仲違いさせる展開。これよく見かけるけどマジ萎えるのでやめてほしい。
敵方も行動の根拠に博士の過去研究を採用してるくせに現在の最新研究で失敗が予想されてるのを告げられても行動やめないのが意味不明。望みの違いで対立するんじゃなくて単に現実見てないだけのやつになってるので最終戦闘に気分をノセられなかった。あいつら本来戦う理由ないだろ。
ロボアニメとしての戦闘シーンの状況チョイスもいまいちで盛り上がりに欠ける。2国間で多数のロボ同士が睨み合ってる設定なのに戦うのは戦闘用ではなくデブリ破砕用装備の非戦闘用機体かつ、狭い竪穴内での1対1戦闘のみなのでロボ戦闘シーンとしての外連味みたいなのは出せてない。結局主人公とヒロインの精神同調による無尽蔵エネルギーでゴリ押し再起動展開繰り返すだけだったのも☓。機体のビジュアルは良かったのでもうちょっとロボ戦闘の醍醐味を魅せられるシチュエーションを用意してほしかった。
他の部分についてはまずキラキラした独特な3D作画が特徴的だが、その辺は良好に機能しており、ビジュアル面の出来は良かったと感じる。巡星が地球とは違う異星であるという雰囲気を出せていてフル3Dへの忌避感というデメリットを踏まえても効果的だったと思う。キャラクターも顔は作画ということもあり違和感は少なかった。
声については芸能人声優が採用されているが主人公のキャラに沿った声なのでそこまで違和感はない。……流石に終盤のキメどころの叫び演技は声に力なさすぎてずっこけたが、他は問題なし。ストーリー展開上フューチャーされる歌をキャラがちゃんと歌えるという利点が勝っていたと思う。
設定面は巡星人と地球人のリアライドでエネルギーが発生する、と言う部分だけ飲み込めれば原作未履修でもほとんど引っかかるところはなかった。唯一最後に主人公が持ってた結晶はどこから来たんだ、と映画を見た時は思ったのだが、後で確認したゲームの方の設定を踏まえればこの後地球には大量にリアライド用筐体がばらまかれる(タイムリープ設定がある以上時系列のズレは問題にならない)ようなので入手機会はいくらでもありそう、と納得した。この点に関してのみ原作知識の履修が必要かもしれない。(※タイムリープものにおける最初の地点問題という根源的疑問はスルーするものとする。)
総じてビジュアルや設定はいいが、ストーリー展開のために絵的な見栄えを置き去りにしたり、キャラの行動に無理を強いた結果満足度が下がった映画、という評価。惜しい、というのには根幹部分に問題がある気もするが、惜しい映画。
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