孤独な夜が明けるまでのレビュー・感想・評価
全1件を表示
曖昧模糊
閉塞感のある現代社会でもがき生きる人たちを描いた、各話に繋がりのない4話のオムニバス。
「阿頼耶識」
うだつの上がらない父親と、夜の仕事をしている母親と、2人のすれ違いから家庭内で孤独を感じる娘の話。
両親の状況を長〜くみせて、やっとこタイトルで何を言いたいかわからず終わったのかと思ったら…続きがあったけど、余計な話しがぶっこまれるし、結局良くわからず。
「私記」
喫茶店でPCを叩き、作品描かずに葛藤している小説家の話。
1人何役だよな自問自答…からのいつものラッシュで、プレンド?店員?現実逃避し過ぎた?
「激情」
映像配信をしている舞台劇の話。
劇中劇が不穏な状態に…だけど、そういうものですよねという風にしか感じられず、それがオチ?と思ったら、何が言いたいの?ただのコミュニケーション苦手な人ですよね。
「ウェイクアップ」
オンライン講師で先生らしきことをしている同棲彼女に言いたいことを言えない彼氏の話。
検査薬は2個入りが1個では、色々なシチュエーションがありすぎて状況が良くわからないんですが…そして訳のわからん脳内逃避か妄想か…結局こんなお花畑な情けないヤツで大丈夫?
思い出、構想、構成、妄想、と自己完結しがちな人たちが題材?
どれもイマイチというか全然響かなかった。
コメントする (0件)
共感した! (0件)
全1件を表示