「観ているコチラも息するの忘れた」ラスト・ブレス ニコラスさんの映画レビュー(感想・評価)
観ているコチラも息するの忘れた
実話ベースの物語で、予告編からも絶望的な危機からの、さあ、どうなる?
な作品なのはうかがい知れたので覚悟していましたが、いやぁ~半端ない緊張感で、終わった時にはもうぐったり……
生命の行方は?のストーリー以外に着目すると、あんな悪天候でも出船した作業ができるんだ!って驚きと、まるで子供の頃に熱狂した宇宙戦艦ヤマトのコックピットじゃん!しかも座っている船長は「MEG」に登場していた彼じゃないの。なんて色々なメカの凄さにテクノロジーの進化を見せつけられ、船の揺れも相まって軽い船酔い状態になりました。
そして船上から潜水士に空気を送り作業する姿はわが国でも漁業や運河での仕事で目にすることもあり、浅場でも命と背中合わせの危険なものですが、それが光も届かない深い海の底だなんて、もうそれだけで足が震えるのですが、そんな方たちの奮闘で便利な世の中は支えられているのですね、感謝感謝です。
それにしても人体ってホント不思議です!エンドロールにも書かれていましたが、様々な条件が重なって今回の結末があるのでしょうが、まだまだ解明されていない「何か」がワタシの中にもあるのかもしれないなんて考えるとワクワクします。
登場している人たち(潜水士もクルーもみんな)の心の強さがひしひしと伝わってくる良い作品でした。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。