劇場公開日 2025年4月25日

ミステリアス・スキンのレビュー・感想・評価

全12件を表示

3.0苦手分野

2025年5月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

性被害をうけた2人の青年の物語だが、内容があまりにおぞましく、直視できない内容。よって苦手であった。
主役の一人が「ブルータリスト」の監督と知ってびっくり。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
hanataro2

4.5すごく意味のある映画だが、ひどくつらい映画でもある

2025年5月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

幼いころにわけもわからず損なわれてしまった尊厳を、暴力的につけられてしまった大きな傷跡を、なかったことにしようともがく姿があまりにもつらい。
最初から最後までつらくてつらくて、これ以上つらいめにあってほしくなくて、ずっと緊張しながらみた。

こういう、おとなにひどく傷つけられた子どもがでてくる映画をみていると、いつもおとなとして申し訳ない気持ちでいっぱいになるし、すべての子どもがただただ無邪気におとなになるまでの時間を子どもらしく過ごしてほしいとおもう。
これ以上自分自身を傷つけることなく、やわらかに救われてほしい。

みてよかったと思うけど、もう一度みるにはそれなりの覚悟がいる。

ウェンディ役のミシェル・トラクテンバーグさんが楠本まきの漫画みたいなゴシックパンクガールですごくいいな!と思ってちょっと調べたら、今年夭逝されていて驚いた。ご冥福をお祈りします。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
kikisava

4.0性加害を受け容れ、愛だと思える者

2025年5月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

グレッグ・アラキ監督。
なぜか過去の作品がこの頃注目をされているようで、
「ミステリアス・スキン」はブラディ・コーベット
(『ブルータリスト』監督)が俳優として主演していて、
ジョセフ・ゴードン=レヴィットもダブル主演のように堂々としている予告編を観て、俄然興味をもち映画館へ。

グレッグ・アラキ監督の(マスコミ・映画関係者・ゲイの界隈で盛り上げ作り上げた?)ブームは過去にも数回あったと記憶しているが、
絶賛されていた『途方に暮れる三人の夜』が僕には全く引っかからなかったので、
監督(演出・脚本)として興味をもってはいなかった。

「ミステリアス・スキン」だが、原作は他者だがグレッグ・アラキ監督・脚本の特徴に合っていた内容に思えた。
同性児童への性加害を(まるで天性のように)受け入れる者と、
記憶がなく思い出すとエイリアンとの遭遇と像が浮かぶ者。
きっと理解し合えることもない、永遠にすれ違う共感と誤解。
同じ性被害体験でも、被害ではなく楽しむ者も居れば、
エイリアンとのやりとりだと転嫁する者の、
その奇妙さを最後まで案内されて、僕は独り暗闇の中に取り残されたような感覚で映画館の席を立つ。

日本では有名な性加害報道にジャニー喜多川さんのスキャンダルがある。
そんなの大昔から、郷ひろみさんやフォーリーブスの時代から続いている性加害(枕営業)だから芸能界の習わしなのだと受けとめていたが、
被害を受けたと訴える者と、被害は受けていないという者と、ジャニーズ問題も分かれるが、
ジャニー喜多川からされること皆んな同じ事(性加害)である。
デビューして売れれば被害ではなく、干されれば被害を受けたと傷になる。
本作にも通ずる部分が、ずっと僕の心にモヤモヤし続け
る。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
なかじwithみゆ

4.5彼らは安寧な日常を得ることができるのだろうか

2025年5月5日
iPhoneアプリから投稿

悲しい

怖い

難しい

信頼していた大人による卑劣極まりない行為によって、生涯消えることのない闇を彷徨うことになってしまった彼らに「明るい未来」はあるのだろうか。
心に負った傷を完治させることは難しい。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ちゃ坊主

4.0性被害者サバイバーは観ないでください

2025年5月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

二極化する被害後の症状と加害者らのもつ多角的異常嗜好をリアルに描かれていました。

あまり内容を見ずに観てしまったため、フラッシュバックと息苦しさが…治りません。

性被害者をサポートする方々、是非観てください。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
うずまき

4.5出口のない痛みと哀しみ

2025年5月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

幼少期に性的虐待を受けた2人の少年を描いた作品です。
性格の違う2人が同じ野球チームに属し、コーチから性的虐待を受けます。成長した彼らにどのような影響を与えているかが描かれていますが、描写自体は重過ぎず…でもちょっと辛くなるシーンもありました。

20年も前の作品なんですねっ

演じたジョセフ・ゴードン=レヴィットがとにかく素晴らしかった!好きな俳優さんの1人です。

コメントする 1件)
共感した! 2件)
Yum

4.5コレは、、、今年度最高かも

2025年5月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

いろいろな人に観てもらいたい。トラウマが癒やされますように。最期に捕まってなければいいのに。。。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
four7777

4.5映画館は満席でした

2025年5月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

辛いですが、見る意義のある映画です。

性虐待のおぞましさがしっかりと伝わる一方で、子役の撮影には配慮が行き届いているであろうことが見て取れ安心しました。
一方、成長したニールの売春の表現は少し踏み込んでいます。それでも、モザイクが必要なほどの場面はなく、嫌悪感は多少和らぎました。

映画館は久しぶりの満席でした。30〜50代くらいの女性が多く、皆さんほとんど動かず映画に集中できました。

帰宅後気になって調べましたが、英語版ウィキペディアによると、加害者(コーチ)役の俳優も子供の頃に性被害の経験があるとのこと。この経験から、普通の虐待者が実際にはどのようなものなのかを考えながら演じたようです。確かに、ステレオタイプな表現ではなかったと感じました。

コメントする 1件)
共感した! 2件)
SING SING

5.0性暴力の傷痕

2025年4月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

幼い頃に成人男性に性的搾取された少年2人、ブライアンは記憶を自ら改ざんして宇宙人に誘拐されたと思い込み、ニールは年長者の男性に愛を求めて男娼として生きている。

少年たちが人生を狂わされていく様子がつぶさに描かれており、どちらもトラウマへの防御反応かと思うと辛い。
スクリーンから目を逸らしたくなるような具体的な描写もありましたが、巧みに映像化されていて、彼らの受けたショックがそのまま胸にグサグサ突き刺さりました。
(スコット・ハイム原作の小説は作者の実体験を元に書かれたそう)

少年野球チームの監督が少年たちを毒牙に、というと嫌でも思い出してしまうのが、某男性アイドル事務所元社長のJ氏(故人)。
あの件がまず欧米諸国で糾弾されたのは、ペドフィリアに容赦ないお国柄だからなのか。
いや、それだけ隠れ愛好者が沢山いて、社会的に看過できないということなんでしょう。
この映画を観て、やはり氏の蛮行は何があろうと許されることではない、との思いを強くしました。

…とはいえ、2人の少年の可愛らしさと、ニールを演じたJ.G.レヴィットの色気…に全く邪な気分にならなかったか?と聞かれたら、否定できず…
(レヴィットはインセプション以降しか知らなかったので、体当たりでこんな役をやっていたとは知らず。潔く脱いでてびっくりした!のと、この頃から目の演技が秀逸ですね)
そのたびに、これはそういう映画じゃないし、これじゃああのオッサンたちと同じだよ?と、自分を諫めること度々。

性暴力のトラウマ、って、ドラマや漫画等でスパイス的に気軽に持ち込まれがちなネタだったりするのですが、そこに真正面から切り込んだこの作品を見ると、そんなに甘いものじゃないよなーと思わせてくれます。

演技も演出も素晴らしく、20年の時を経て映画館で観れたことに感謝です。
(上映館が少なすぎるのが残念です)

コメントする (0件)
共感した! 3件)
すーちゃん

4.0癒えることのない傷

2025年4月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

あの子は今もそこから逃げ出せずにいるし
二人のこの先にも暗く重い影が付き纏う

テーマが重すぎて見るか迷ったし、見ても救いがなく暗い気持ちになったけど見てよかった

余談ですが
日本版DBSが来年から施行されるけれど
子供に接する全ての職業に就くには前歴前科照会可能時期は二十年とか言ってないで一生にしなければならない
性的嗜好が二十年後に変わるとでも本気で思ってるんだろうか

コメントする (0件)
共感した! 2件)
m m

4.020年前観たかった

2025年4月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

とても真摯に作られた、性虐待のテキストのような映画だった

グレッグ・アラキ監督らしい、主流ではないマイノリティーの人へのあたたかさが伝わって好きです

エイズに罹患したと思われる初老の男性の背中を触ってあげた、主人公の表情が至極当たり前のような、優しさに溢れているのが良かった

本当にグルーミングは最低の行為だと理解できました。その意味で20年前に公開して欲しかったきがしました。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ソルト

4.0癒ることはない

2025年4月26日
iPhoneアプリから投稿

ことに及ぶまでの緩やかな演出が生々しい。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
Oyster Boy
PR U-NEXTなら
映画チケットがいつでも1,500円!

詳細は遷移先をご確認ください。