「世の中は流れ流れてなみだ川·····人生舐めんなよ」夏の砂の上 カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
世の中は流れ流れてなみだ川·····人生舐めんなよ
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勤めていた長崎·佐世保の造船所が閉鎖され、妻とは別居中の失業中の男は5歳のひとり息子を事故で亡くした過去があった。
松田正隆の戯曲が原作で、以前に武蔵野館で観た「水いらずの星」の前日譚。
福山から坂出に流れてきたあの女は松たか子だったのか〜
松たか子は駆け落ち同然で森山直太朗と福山へ。
森山直太朗が扮する役は正直言って嫌悪しかない。また、そんな役がドラマでも多くて、苦手だ。
唐突に訪ねて来る妹の満島ひかりと高石あかりは母娘設定。
水いらずの星と較べ、ものすごく豪華なキャスト。
オダギリジョー主演&プロデュース。
どちらも水が印象的だ。
オダギリジョーは実際、次男を乳児の頃に亡くしているらしい。
姪っ子とどしゃぶりの雨の中で鍋やフライパン総出ではしゃぐ場面がこの映画のクライマックスだった。
深夜食堂のオダギリジョーのやるせなさ感がどうしても被ってしまう主役のキャラ。
親指と小指が残ったのは父親と死んだ子供の絆を表しかったのかもしれない。
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