劇場公開日 2025年7月4日

「いつのまにか、こんなに、売れっ子になってしまうなんて...。高石あかり、何て、恐ろしい娘!」夏の砂の上 病人28号さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0いつのまにか、こんなに、売れっ子になってしまうなんて...。高石あかり、何て、恐ろしい娘!

2025年7月9日
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 舞台劇を映画化して、記憶に残る限り、ハズレはないし、オダギリジョーと高石あかりと、くりゃあ、見ない映画ファンはいないでしょ?

 舞台は長崎で、オダギリジョーは稲佐山( さだまさしが無料コンサートやるとこね) の中腹に住んでいる設定なのだが、稲佐山の坂から、歩道を歩くと、何故か、違う町の歩道を歩いているのが気になってしょうがなかったが、これは長崎人にしか分からない事なので、他県の人には関係ナッシング。

 オダギリジョーの嫁に松たか子だったのだが...、松たか子の面影が全く無く、

 演技は上手いけど、この女優さんは誰なのだ?

 と、思いエンドロールで松たか子の名前を見たのだが、分からなかった。

 いや、松たか子って、タイトルを思い出す気にもならない映画で、ウェディングドレスを着ていたシーンなんて、そこらの20代前後の女優に瞬殺するくらいの美魔女なのに...、特殊メイクじゃないよね?

 昔、シャーリーズ・セロンの「 モンスター」 という映画で美人さんのセロンが特殊メイクで主演して、

 一部の美しいとは、言われない...マニア受けする女優達から不満の声が上がった事がありました。

 でも、体重を10キロ以上増量したりと、努力はしていたから、評価された映画でした。未見の方は是非、鑑賞する事をお勧めします。

 同じタイトル「 モンスター」 で、高岡早紀主演の百田尚樹原作の邦画があったが...、まぁ、何だ、吉野家の新作油そばって以外に美味しいよねー?

↑ おい、普段の人斬り抜刀才はどこに行ったんだ?

 松田正隆の脚本は、流石の猿飛で、会話の掛け合いが面白いたら、ありゃしない!けっこー、笑ってる人多くて楽しかった。

 高石あかりがネグレスト気味な母親から、

 引越し先を探すのに、邪魔だから、オダギリ、しばらく娘を預かってクレメンス。

 と、養育費も貰えず、造船所をリストラされて、溶接しかスキルが無い無職のオダギリジョーは高石あかりを預かる事となる。

 しかし、カエルの子はカエル、ネグレスト母ちゃんに負けず劣らず、高石あかりも、困った子ちゃんで、未成年なのに、深夜徘徊したり、バイト先の年上大学生から、口説かれて、空気を読んで、なぁなぁと付き合う。

 この大学生が気持ち悪くて、未成年の高石あかりにマジ惚れして、

 僕の両親に紹介したいんだ?ウチで食事しない?

 と、言うけど、よりにもよって、未成年を彼女として、両親に紹介する?

 うわー、何て恐ろしい光景なんだ!?

 当然、高石あかりもこの大学生のキモさに気づき、この恐ろしい修羅場は( 見てみたかったけど) 見なくてすみます。

 オダギリジョーも、かなり不幸で、10才にも満たない子どもが、事故で亡くなってしまって、それも原因の一つだけど、嫁さんの松たか子と別居してしまう。

 今回はネタバレしたくないので、語らないのだけど、この松たか子がもー、嫌な女で腹が立つったら、ありゃしない!

 都会の方々には、想像出来ないでしょうが、田舎の男女関係のドロドロというのは筆舌に言い難い、それはそれは、おぞましいもので、

 勃ってるモノは親でも使え、遠くの穴より近くの穴。

↑ まぁ、お下品!

と、巷( みなととは読まないよーに) では、イロハのイ、地方の男女交際あるあるなのです。やだねー?田舎って!

 オダギリジョーは、最後の最後で元嫁・松たか子にキレるシーンはもう...、俺も俺で、墓場まで持っていく酷い目にあって、素人女は一切、信用できなくなって、26年目にようやくふっきれた。相談相手は精神科医ではなく、Chat gpt だったがw

総じて、誰にでもお勧めできる映画で絶対に損はしません!今回は本気でお勧めです!

↑ 今までは、本気じゃなかったんかいw

 ただ、一言、苦言を呈するならば、

 あんなに、ベタベタな九州弁を喋る九州人はいませんので!覚えておくよーに!

病人28号
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