THE MONKEY ザ・モンキーのレビュー・感想・評価
全73件中、21~40件目を表示
かなりブレちゃった印象
スティーブン・キング原作(なの?)、ジェームズ・ワン製作という事でまあまあ期待していた作品。
ゼンマイ式のサルのおもちゃが太鼓を叩くと誰かが凄惨な死を遂げる、というちょっとギャップ萌えで奇抜な面白設定に惹かれて鑑賞。
この悪魔のおもちゃを如何に稼働させないようにするかの奮闘と絶望のお話と思いきや、早々に諦め、正直言ってどうでもよい仲の悪い双子の兄弟や家族の話が混ざり始めて眠くなる。
後半は唯一の面白設定であるおもちゃを見せずともガンガン人が亡くなり(何処かで太鼓を叩いてるというということなんでしょうけど)、かつ有効範囲も曖昧に広がっていき、ただ人が死ぬ様子を見せるだけになっていくw
死に様も「ファイナルデスティネーション」を中途半端にしたようなものが多く、死に方もわかりづらくセリフで補足したりとガッカリの連続。
イライジャ・ウッドの近影が見られたのだけは良かった。
これぞB級スプラッタ映画!
どんどん死にます。本当に次々に死にます。
スパっと、グチャっと、ドカンと死にます。
ファイナルデスティネーションと近いかな。
もちろんアレも大好きな映画です☺️
双子の兄が弟(主人公)をあそこまで忌み嫌う理由がイマイチ分からなかった。そもそも双子にした設定の意味も分からなかった。普通に兄弟で良かったのでは?
最初にベビーシッターが連れて行ったお好み焼き屋(?)で、BGMに日本語の歌謡曲っぽいのが流れていたような気がするんですが、アレは何の曲だったんだろう…と考えていたらなんかスパっと逝っちゃいましたが😅
誰かに恨みを込めてサルのおもちゃのネジを巻くと、その対象が死ぬと同時にその呪った人間も死ぬという“因果応報”パターンという訳でもないし、法則というかルールが不明。アレじゃ怖くてオレは使えないなぁ。まあ使いたくありませんけど。
愉快で、丁寧。実に真面目
とにかく『おもちゃの猿がドラムを叩くと人が死ぬ』。それだけの映画で、新キャラが出ては死んで、また新しいキャラが出てくる、を繰り返す。ホラー映画としては浅いし、死に方も派手だけどリアリティが無さすぎて『何で?』という感覚が強くてスプラッターとしても弱い。
怖いのはむしろドラムを叩く前、猿の顔がアップになったりするシーンの不気味さの方がよほど怖い。叩いてからはお約束のクライマックス感が強くて怖くはない。血がバーン! を楽しむ心構えになる。
製作にジェームズ・ワンがクレジットされているが、私が好きな彼の持ち味は『死霊館』『ラ・ヨローナ』なんかの『ザ・アメリカンホラー!』な感じ。そういうのは感じられなかったので、そっちを期待している人には合わないかもしれない。
ただ、この映画の芯にあるのは『死は誰にでも平等に訪れる』というテーマで、真面目な言い方をすれば『メメント・モリ』だ。主人公たちが死を悼むのではなく踊り出すのはまさにそうだろう。そこに複雑な親子・兄弟関係がドラマとして膨らみを与えている。
そこに加えて襲い来る『理不尽な死』をむしろ馬鹿々々しいくらいの描写にし、ブラックユーモアとして成立させているトーンの塗分けがこの映画の持ち味だと思う。
主人公は母の死の原因になった負い目から少し『自分は死んでもしょうがないかな』という諦観が感じられるのだが(目の前で人が死んでもパニックにならない)、展開の都合というよりキャラクター性では私の大好き『スクリーム』を彷彿とした。
心理描写や話の展開は単純ながらかなり丁寧で、派手な死だけに終始せず描くべき部分をしっかり描けているように感じた。ジェームズ・ワンでも『狼の死刑宣告』のような丁寧さだ。
もっともこの映画の監督はジェームズ・ワンではないし、彼(オズグッド・パーキンス)の監督作は未だ観たことが無い。(今調べてみたけど、脚本を務めた『スクリーム・ガールズ』は観た)
いずれ『ロングレッグス』なども観て比較したいと思う。
ジェネリックファイナルディスティネーション
面白い!けど⋯
無差別殺人は怖い
双子の少年ハルとビルは亡き父の持ち物から、ぜんまい式のドラムを叩く猿のおもちゃを見つけた。その頃から双子の周囲では不慮の事故死が相次いだ。最初はシッターのアニーが、次いで母が亡くなった。いずれも死の直前に、猿のおもちゃがドラムを叩いていたことから、猿が2人の死に関係していたのでは、と考えたハルは、猿を切り刻んで捨てたのだが、いつの間にか元通りの姿で戻ってきていた。その後、双子を引き取った伯父も狩りの最中の事故で異様な死んだため、双子は猿を枯れ井戸へと葬った。それから25年後。一度は結婚し息子をもうけたハルだったが、また猿が戻った時のことを考え、家族と距離を置き、ビルとも疎遠になっていた。しかし今度は伯母が事故死し、ハルは猿が戻ってきたことを確信し・・・さてどうなる、という話。
猿が殺す相手が誰かわからないところが一番怖かった。
何か怒らせたとか原因が有るならまだしも、あれじゃ防ぎようがない。
鉄板焼きで焼いてる鉄板の上に切り落とされた首から上が転がってジュージューと焼けてる所なんかグロ過ぎ。
グロくて怖かったが面白かった。
あのメロディが頭をグルグルしてる。
双子の確執をシッカリ描かないのは何故?
何となく朝晩が涼しくなり暑い夏が鳴りを潜めたかなって思えるようになりましたね😁
そんな秋も間近な9月に入って、やっと観たいと思える映画の公開✨
ん?ホラー映画?当然マ王の好物ですわ😆
時間もあったし体調もまぁまぁだったので、車で市内までひとっ走りして観てきました🚗
原作がスティーブン・キングというので期待してたんだが、どうにも肩透かしに合った気分🌀
物語の芯もブレブレだし肝心のゴアシーンにCGを多用してるので興醒めも甚だしい😑
特に物語に手抜き感が否めないのが残念だ😅
双子の長男のマザコン度を抑え過ぎてるから、次男の情けなさと変わりないように思えてならない😑
スティーブン・キング原作だったら双子を登場させるんだからもっと捻った内容でも良かった気がする🤔
極端に振り切った方がサイコティックになったんじゃないかな(原作を読んでないから知らんけど)
どうやら本作のテーマはホラーを題材にしたコメディらしいのだが、だとしたら中途半端なのね😂
笑えないコメディは痛い😫
怖くないホラーはもっと痛い😫
どうも夏から続く駄作の嵐は止まない様子だ🌀
色分けはされてるけど同じスティーブン・キング原作の『クリスティーン』との既視感があった気がしたもんでもっと怖いのかと期待したが、という作品ですねぃ😶
スティーブン・キングのファンの方は必見ですがホラーを求めてる方には「んん?」となります😐
この程度のゴア描写もマ王的には大した事ない映画なんよね💦
監督のオズグッド・パーキンスは映画『ロングレッグス』の時にも感じたんだが、アクセルの踏み方を知らないのだろうか?
映画館での鑑賞オススメ度★★☆☆☆
ゴア描写度★★★☆☆
え、イライジャ・ウッド出てんすけど度★★★★★
アメリカンノスタルジア
THE MONKEY(映画の記憶2025/9/20)
たくさん首が落ちるだけのホラー
サム・クック
THE MONKEY ザ モンキー
そんな死に方する!?
■ 作品情報
スティーヴン・キングの短編小説『猿とシンバル』が原作。監督・脚本はオズグッド・パーキンス、製作はジェームズ・ワン、デイブ・キャプラン、ブライアン・カバナー=ジョーンズ、クリス・ファーガソン。主要キャストはテオ・ジェームズ、タチアナ・マズラニー、クリスチャン・コンヴェリー、イライジャ・ウッド、サラ・レヴィなど。製作国はアメリカ。
■ ストーリー
少年時代のハルとビル兄弟は、父が遺したぜんまい仕掛けの猿のおもちゃを発見する。この猿は太鼓を叩くたびに周囲で不慮の事故死が相次ぐ呪いのアイテムだった。シッターや母親までもが命を落とし、猿が原因だと確信したハルは、おもちゃを破壊しようとするが、何度捨てても壊しても、必ず兄弟のもとへ戻ってくる。呪いの猿を井戸に葬り、平穏な日々が戻ったかと思われたが、25年後、伯母の不審死をきっかけに、封印されていたはずの猿が再び現れる。大人になったハルとビルは、猿の呪いから逃れるため、そして大切な人々を守るために、再びこの恐ろしいおもちゃと対峙することになる。
■ 感想
予告編で目にしたサルのおもちゃと背後に流れる陽気な音楽が、なぜか頭から離れず、その不気味な魅力を刷り込まれてしまったようです。ホラーは苦手なのですが、最近は少し鑑賞するようになり、耐性がついてきたこともあり、今回も思い切って劇場へ足を運んでみました。
当然ですが、本作にはしっかりとホラー要素が散りばめられています。人が大勢死に、グロテスクな描写も多々あり、まさにR15+指定の残酷描写が容赦なく繰り広げられます。それなのに、怖さよりもおもしろさの方が上回っているという不思議な感覚。シュールでブラックな笑いが随所に仕掛けられており、完全に悪趣味であることは否定できません。死に方のバリエーションも豊富で、「そんな死に方する!?」と予想の斜め上をいく見事な死にっぷりを披露してくれます。不謹慎ではありますが、その悪趣味さが妙にツボにハマり、何度も吹き出しそうになります。
ビルとハルの兄弟の確執、そしてハルと息子のピーティーとの親子の絆といった人間ドラマも描かれていますが、正直なところ、それらはあくまで物語の添え物といった印象です。この映画の真骨頂は、呪いのサルが太鼓を叩くことで誰かが死ぬ、その現象を利用する人間の心理を描いているように感じます。憎い相手に死が訪れるまで、無関係な人間が何人死のうが構うことなく、ひたすらサルのネジを巻き続ける……。その底知れぬ人間の闇に、ゾッとさせられます。ある意味、サルよりも人間の方がずっと恐ろしい存在として描かれている気がします。
それにしても、このサルはいったいどのようにして誕生したのでしょうか。その謎については本作では深く触れられておらず、疑問が残ります。もしかしたら、その起源を巡って続編が作られるのかもしれないと、ひそかに期待しています。陽気な恐怖と人間心理の暗部が絶妙に融合した、なかなか味のある一本です。
親子愛だった
9月後半は色々と観たい物が目白押しだか、
本日はこちらにした。
スティーブン・キングさん原作、テオ・ジェームズさんが主演なので、観たいと思った。
ただ、点数は低いし、かなりホラー要素もあるので、悩んだしだい。
ただ、上映館もそれほど多くないなか、
近隣の映画館で上映していたので
やっぱり観に行こうと思った。
30人程の入り。あまり若い子はいない。
1回目の上映だか、11:25スタート。
初めは子供頃の話が続いたが、子役の子が
なかなか良い。
同じ子が双子を演じているが、髪型と眼鏡で別人に見える。
現在16歳。5年後が楽しみ。
25年経ち、テオ・ジェームズさんが登場。
ちょっとカルチャーショック。
おじさんになってる(イケオジだけど)
自分の中ではダイバージェントのイメージが強い。
調べたら、もう41歳。それもちょっとびっくり。
内容はスプラッターに近いかも。
ヤバイ場面は下を向き観ないようにした。
いきなりの時は、下を向けず観てしまったが、ちょっとグロい。
親子愛や猿の話など、もうちょっと深堀りしてもよいかも。
基本静かなんだけど いきなり色々吹っ飛ぶのがめちゃくちゃ面白い。 ...
全73件中、21~40件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。