THE MONKEY ザ・モンキーのレビュー・感想・評価
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よくある事故
ある日ふとベタな事や、いつもなら却下するようなアイデアが面白いと感じることがある。いわゆる一周回って面白いというやつだ。
本作にはそんな「一周回って面白いでしょ?」という製作陣の声がスクリーンからビンビンに伝わってくるのだが、いや面白くないから。
まあよくある事だし、作品自体も酷くはないので、もし今ホラー映画に対して一周回ってるなって感じてる人がいるなら、映画館に行くのもアリなのでは。
それと作品内でキーとなる猿のオモチャをめっちゃフェッテシュに撮っていて、ホラー描写よりもこちらの方が断然良くて、観終えたあと猿のオモチャが欲しくなる事必至であり、90分猿のオモチャだけ見ていたかった。
“サイアクだ”。
遠い昔、「キング原作の映画は間違いなく駄作」と言われていた時代があった。
(むちゃくちゃ昔ね)
その“伝説”を再び蘇らせたのが、この映画、、、と思わせるにふさわしい出来栄え。
コメデイホラーと書いてあったので、そう信じて見始めた。
だが、しかし・・・
予告編にあったヘアカラーを山盛り巻いたおばはんのように、
人々が滑稽に死ぬ=その不条理な死を
観客も傍観者的に安全地帯から笑い飛ばすものと思っていたが、
どの死に方も中途半端というか、パンチ(死語)がない。
なら、
主人公の男が何をしても周りの人たちが勝手に死んでいくのを
止められない諸行無常を、観客が「笑わなしゃーない」と思わせるのかと思ったが、
これも主人公その他に関わる設定が煩雑で中途半端。
人にゆっくりと死が迫るように(実は迫らなかったり予想外な展開したり)にしたら、
ファイナルデスティネーションのパクリだしな・・・と思ったり。
で、いちばん“サイアクだ”ったのが、ちっとも怖くなかったこと。
劇場は小さめのハコだったからかもしれないけど、そこそこ人が入っていた。
さてこの中で何人が、
自分と同じように「けっ、猿芝居かよ」と思って出ていったのだろうか。
キング原作(正確にはキングが別名で書いたパックマン名義作品)の映画が、
「死のロングウォーク」「ランニング・マン(日本での書籍名:バトルランナー)」と続く。
どうなんだろう?
キングは好きだから見るつもり(特に「死のロングウォーク」は期待)だが、
心配になってきた。
ジェームズ・ワンさん、ちゃんとプロデュースしてよ
バカバカしいのとテキトウなのとは違うので
蜂の襲撃、遅い!なかったら眠りの中。
原作はちょっと、オモシロイのかもしれない。
スプラッター描写も端的でわかりやすくショッキングでいいのかもしれない。
ただ、やはり、この監督の、
間やタイミング、チョイスする音楽、笑うに笑えない寒いコントみたいな感覚、センス、
前作もそうだったが、今ひとつハマれない。
(レッドフォード追悼中で、レビューを以前書いた数作品も毎日観ている。
レッドフォードの作品はしっとり感動系やシリアスなモノばかりなので、
『ヒックとドラゴンIMAX版』や『ミュート・ウィットネス デジタルリマスター版』等は刺激になった。
サッパリ爽快になるようにホラーならレッドフォードへの喪失感を忘れられるかと本作をチョイスした。
レッドフォードを僅か忘れたがアクビが3回出て、
いきなり睡魔に襲われ、蜂の襲撃で目が覚めた。
遅いよ〜。)
素晴らしいのは猿玩具のデザインだけ??。
あのお猿玩具のポスターに魅せられて思わず見に行ってしまいました。
脚本は終始、人間関係や太鼓猿に対する説明が中途半端で意味不明に感じました。
劇中、大勢の登場人物が次々と惨殺されていくという情報でしたので『13日の金曜日』の様な特殊効果を期待していましたが、余韻も味わいもないファイルデスティネーションの様な雑なCGによる瞬間芸ばかりだったのがとても残念に感じました。
その昔、劇場未公開のホラー作品をレンタルして散々時間を無駄にした経験から、映画会社の方が劇場公開に踏み切った作品ならある程度の水準はクリアしているはず・・・という淡い期待はもう抱かないことにしました。でもあのお猿さんのグッズが発売されたら絶対に買いに行ってしまうと思います(笑)。
続編を製作する余地は、いくらでもありそうな作品なので次回作に期待!?したいと思います。
逆に爽快、ピタゴラスイッチ
80年代風B級ホラー
色彩からアングルも狙っているとしか思えない。古き良きB級映画を観てる感じでした。
残酷だけど途中から楽しく死んでいきましたね。お猿のオモチャ買おうかなW
一昔前はエンドロールの後にもう一発オチがある事が多かったので、この流れは何かあると思ってエンドロールも集中して観ていたら、最後の最後はサイアクでした。
かなりブレちゃった印象
スティーブン・キング原作(なの?)、ジェームズ・ワン製作という事でまあまあ期待していた作品。
ゼンマイ式のサルのおもちゃが太鼓を叩くと誰かが凄惨な死を遂げる、というちょっとギャップ萌えで奇抜な面白設定に惹かれて鑑賞。
この悪魔のおもちゃを如何に稼働させないようにするかの奮闘と絶望のお話と思いきや、早々に諦め、正直言ってどうでもよい仲の悪い双子の兄弟や家族の話が混ざり始めて眠くなる。
後半は唯一の面白設定であるおもちゃを見せずともガンガン人が亡くなり(何処かで太鼓を叩いてるというということなんでしょうけど)、かつ有効範囲も曖昧に広がっていき、ただ人が死ぬ様子を見せるだけになっていくw
死に様も「ファイナルデスティネーション」を中途半端にしたようなものが多く、死に方もわかりづらくセリフで補足したりとガッカリの連続。
イライジャ・ウッドの近影が見られたのだけは良かった。
これぞB級スプラッタ映画!
どんどん死にます。本当に次々に死にます。
スパっと、グチャっと、ドカンと死にます。
ファイナルデスティネーションと近いかな。
もちろんアレも大好きな映画です☺️
双子の兄が弟(主人公)をあそこまで忌み嫌う理由がイマイチ分からなかった。そもそも双子にした設定の意味も分からなかった。普通に兄弟で良かったのでは?
最初にベビーシッターが連れて行ったお好み焼き屋(?)で、BGMに日本語の歌謡曲っぽいのが流れていたような気がするんですが、アレは何の曲だったんだろう…と考えていたらなんかスパっと逝っちゃいましたが😅
誰かに恨みを込めてサルのおもちゃのネジを巻くと、その対象が死ぬと同時にその呪った人間も死ぬという“因果応報”パターンという訳でもないし、法則というかルールが不明。アレじゃ怖くてオレは使えないなぁ。まあ使いたくありませんけど。
愉快で、丁寧。実に真面目
とにかく『おもちゃの猿がドラムを叩くと人が死ぬ』。それだけの映画で、新キャラが出ては死んで、また新しいキャラが出てくる、を繰り返す。ホラー映画としては浅いし、死に方も派手だけどリアリティが無さすぎて『何で?』という感覚が強くてスプラッターとしても弱い。
怖いのはむしろドラムを叩く前、猿の顔がアップになったりするシーンの不気味さの方がよほど怖い。叩いてからはお約束のクライマックス感が強くて怖くはない。血がバーン! を楽しむ心構えになる。
製作にジェームズ・ワンがクレジットされているが、私が好きな彼の持ち味は『死霊館』『ラ・ヨローナ』なんかの『ザ・アメリカンホラー!』な感じ。そういうのは感じられなかったので、そっちを期待している人には合わないかもしれない。
ただ、この映画の芯にあるのは『死は誰にでも平等に訪れる』というテーマで、真面目な言い方をすれば『メメント・モリ』だ。主人公たちが死を悼むのではなく踊り出すのはまさにそうだろう。そこに複雑な親子・兄弟関係がドラマとして膨らみを与えている。
そこに加えて襲い来る『理不尽な死』をむしろ馬鹿々々しいくらいの描写にし、ブラックユーモアとして成立させているトーンの塗分けがこの映画の持ち味だと思う。
主人公は母の死の原因になった負い目から少し『自分は死んでもしょうがないかな』という諦観が感じられるのだが(目の前で人が死んでもパニックにならない)、展開の都合というよりキャラクター性では私の大好き『スクリーム』を彷彿とした。
心理描写や話の展開は単純ながらかなり丁寧で、派手な死だけに終始せず描くべき部分をしっかり描けているように感じた。ジェームズ・ワンでも『狼の死刑宣告』のような丁寧さだ。
もっともこの映画の監督はジェームズ・ワンではないし、彼(オズグッド・パーキンス)の監督作は未だ観たことが無い。(今調べてみたけど、脚本を務めた『スクリーム・ガールズ』は観た)
いずれ『ロングレッグス』なども観て比較したいと思う。
ジェネリックファイナルディスティネーション
面白い!けど⋯
無差別殺人は怖い
双子の少年ハルとビルは亡き父の持ち物から、ぜんまい式のドラムを叩く猿のおもちゃを見つけた。その頃から双子の周囲では不慮の事故死が相次いだ。最初はシッターのアニーが、次いで母が亡くなった。いずれも死の直前に、猿のおもちゃがドラムを叩いていたことから、猿が2人の死に関係していたのでは、と考えたハルは、猿を切り刻んで捨てたのだが、いつの間にか元通りの姿で戻ってきていた。その後、双子を引き取った伯父も狩りの最中の事故で異様な死んだため、双子は猿を枯れ井戸へと葬った。それから25年後。一度は結婚し息子をもうけたハルだったが、また猿が戻った時のことを考え、家族と距離を置き、ビルとも疎遠になっていた。しかし今度は伯母が事故死し、ハルは猿が戻ってきたことを確信し・・・さてどうなる、という話。
猿が殺す相手が誰かわからないところが一番怖かった。
何か怒らせたとか原因が有るならまだしも、あれじゃ防ぎようがない。
鉄板焼きで焼いてる鉄板の上に切り落とされた首から上が転がってジュージューと焼けてる所なんかグロ過ぎ。
グロくて怖かったが面白かった。
あのメロディが頭をグルグルしてる。
双子の確執をシッカリ描かないのは何故?
何となく朝晩が涼しくなり暑い夏が鳴りを潜めたかなって思えるようになりましたね😁
そんな秋も間近な9月に入って、やっと観たいと思える映画の公開✨
ん?ホラー映画?当然マ王の好物ですわ😆
時間もあったし体調もまぁまぁだったので、車で市内までひとっ走りして観てきました🚗
原作がスティーブン・キングというので期待してたんだが、どうにも肩透かしに合った気分🌀
物語の芯もブレブレだし肝心のゴアシーンにCGを多用してるので興醒めも甚だしい😑
特に物語に手抜き感が否めないのが残念だ😅
双子の長男のマザコン度を抑え過ぎてるから、次男の情けなさと変わりないように思えてならない😑
スティーブン・キング原作だったら双子を登場させるんだからもっと捻った内容でも良かった気がする🤔
極端に振り切った方がサイコティックになったんじゃないかな(原作を読んでないから知らんけど)
どうやら本作のテーマはホラーを題材にしたコメディらしいのだが、だとしたら中途半端なのね😂
笑えないコメディは痛い😫
怖くないホラーはもっと痛い😫
どうも夏から続く駄作の嵐は止まない様子だ🌀
色分けはされてるけど同じスティーブン・キング原作の『クリスティーン』との既視感があった気がしたもんでもっと怖いのかと期待したが、という作品ですねぃ😶
スティーブン・キングのファンの方は必見ですがホラーを求めてる方には「んん?」となります😐
この程度のゴア描写もマ王的には大した事ない映画なんよね💦
監督のオズグッド・パーキンスは映画『ロングレッグス』の時にも感じたんだが、アクセルの踏み方を知らないのだろうか?
映画館での鑑賞オススメ度★★☆☆☆
ゴア描写度★★★☆☆
え、イライジャ・ウッド出てんすけど度★★★★★
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