「ファイナル・モンキー・デスティネーション」THE MONKEY ザ・モンキー トビーさんの映画レビュー(感想・評価)
ファイナル・モンキー・デスティネーション
双子の兄弟ハルとビルが父の所持品から見つけたゼンマイ仕掛けの猿のおもちゃは、背中のソレを巻くたびに周囲で惨劇を引き起こす呪物だった。家族や周囲の人々が次々犠牲となり、兄弟は猿を井戸に放り込んで平穏を取り戻すが、それから25年が経ったある日、恐怖が戻ってくる…という映画。
ホラーの帝王こと、スティーヴン・キング原作の本作品は王道的ホラー要素を押さえつつも、ブラック・ユーモアを感じさせるコメディへと大胆に舵を切っています。全体的には「ファイナル・デスティネーション」シリーズを彷彿とさせる「死のドミノ倒し」を楽しむタイプの作品で、「次は何が起こる?」と身構えつつも、あまりにもド派手でシュールな人々の死に様に思わずニヤケさせられます。
ホラー好きなら楽しめる一作です。シリアスに怖がるよりは、ポップコーン片手に“死のドミノ倒し”を眺めましょう。
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