「福田和子の視点で逃亡を追った異色作!!」私の見た世界 ナオックさんの映画レビュー(感想・評価)
福田和子の視点で逃亡を追った異色作!!
松山ホステス殺人事件の犯人・福田和子をインスパイアした映画やドラマは「顔」を初め、これまでにも数多く製作されているが、福田本人の視点のみで逃亡を追ったという客観的な部分を一切排除したところがこの作品の独自性であろうか!?
基本的に福田自身の目線で描写されている為、1時間近くも福田(石田えり)の容姿が描かれていない事を善しとするかは観た者の判断も分れるところであろう!?
観客にイマジネーションを委ねるところは異色とも言えようが、自分にとってはこの手の作風、非常にかったるく感じられました!
ただ初監督(長編映画)にしてこの手の実験的な手法を用いた石田えりには拍手しても良いのかもしれません!?
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