キャンドルスティックのレビュー・感想・評価
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サヘル・ローズがそもそも胡散臭い
2025年映画館鑑賞72作品目
7月15日(火)シネマ・リオーネ古川
ポイントカードデイ1400円
監督は今回がデビュー作となる元モデルで映像作家の米倉強太
演出スーパーバイザーに『ウルトラマンゼアス2 超人大戦・光と影』『七瀬ふたたび』『ぼくが処刑される未来』『VAMP』『劇場版 シルバニアファミリー フレアからのおくりもの』で監督を務めた小中和哉
脚本は『幸福の鐘』『下妻物語』『魍魎の匣』『七瀬ふたたび』『ラビット・ホラー』でプロデューサーを務めた小椋悟
女に裏切られ逮捕された大企業のプログラマーが出所後また同じ女に儲け話を持ち込まれまた騙されるふりをして逆に騙して復讐する話
国際的な作品
海外映画を観てるようでやっぱり邦画作品
炎上ではない阿部寛
今回の菜々緒は地味な雰囲気
菜々緒の祖母好みの菜々緒ではなかろうか
共演したヒゲ野郎面々が濃すぎるだけかもしれない
菜々緒といったらドSなキャラの方が好きだけど
特にバイプレイヤーズの劇場版で古風な映画監督コスプレをしていた濱田岳にツッコみまくるところとかたまらない
全体的に人物の設定に無理がある
教会の牧師として孤児院を営みながらプロレスラーをしている人も世の中にはいるし無理が通れば道理が引っ込むので致命的欠陥とは言えないが
だがそれでも説明不足な面もあるしいかがなものか
熟練した売れっ子脚本家に頼めなかったのか
自分はFXなんて全く知識がない
FXを全く知らない人々でこんな映画を作ってしまった
そう言えば『キャプテン翼』の原作者高橋陽一はサッカーなんてあまり知らないのに漫画が大ヒットしたわけだからFXが理解できていなくても問題ないのかもしれないが
全体的に評価はとても低い
現時点で2.2
それもまた仕方がない
FXに詳しい人なら耐えられる内容ではなかろう
自分はFXの知識が無いに等しいのでそこそこ楽しめた
物語を楽しむうえで教養が邪魔になる時はしばしばある
バカで良かった
裏切りは女のアクセサリーとルパン三世は名言を残すが逮捕され刑務所暮らしで目の下にやつれがあってはサマにならない
その点では峰不二子は逃げ足が早い
ずらかるのも仕事のうちと彼女は心得ている
野原賢太郎の愛車のナンバーは1696
日本語が殆ど喋れない人がちょっと日本語話すだけでなぜか親しみが湧く不思議
トーマス・オマリーのヒーローインタビューも同様
サヘル・ローズといえば外国人犯罪に対する一部民衆の不安や怒りである
怒りの原因の殆どは理解不足でありそういった方々に上から目線で苦言を呈したり頭ごなしに激怒してみたりすれば当然のことながら逆効果になることを東京のインテリたちはなぜ気づかないのだろうか不思議でならない
炎上商法だとしたら嘆かわしい
組織に染まることが出世の糸口なんでしょうか
明治大学は身内の出身大学で親しみがありそれを思うと残念で仕方がない
あの痛ましい殺害事件で加害者側に共感する者たちに作家の岩井志麻子が大胆にも寄り添う発言をしたがそれでだいぶ収束したことを思えばTBSの対応は誤りであり火に油を注ぐ行為であり知的なようで全く知的ではない
その時の記事の写真の岩井志麻子には失笑だけど
配役
前科持ちの天才ハッカーの野原賢太郎に阿部寛
FXトレーダーの杏子に菜々緒
「夜行ハウス」の職員でモデルのファラーにサヘル・ローズ
「夜行ハウス」の園長でFXセミナー講師の吉良慎太にYOUNG DAISに吉良慎太
イランのハッカーでファラーの友人のアバンにマフテェ・ホセイン・シルディ
杏子の元夫で数学者の望月功に津田健次郎
日本企業を買収した台湾の大企業の副社長でホステスから成り上がったリンネ・ライにアリッサ・チア
リンネの15歳の娘で父を自殺に追い込んだ母を恨んでいるメイフェンにタン・ヨンシュイ
リンネの甥で賢太郎とは友人で同じ職場の同僚だったルー・ウェイシンにオースティン・リン
ルーの部下にクン・リンユァン
賢太郎の元部下でハワイ在住のシステムエンジニアのロビンにデイヴィッド・リジッズ
同居しているロビンの母にインゲM
国税局の捜査官の鈴木なつこに夏井世以子
鈴木に同行した国税局の捜査官の福田に間根山雄太
杏子と契約する不動産屋のMIOKO
看守の小関にイザベル矢野
夜光ハウスの子供達にラド・ドルサ
夜光ハウスの子供達にネザモルアルサラミ・パルナズ
夜光ハウスの子供達にコナ
夜光ハウスの子供達にサイドラヒ・アリアン
夜光ハウスの子供達にネマトラヒ・メヘラド
夜光ハウスの子供達にタジック・アリア
次々に場面展開するけど、テンポが良い!
先見の明あり
この作品、おそらく一年以上前からの撮影で、脚本はそれよりさらに前。相場の荒れや、イランロケを入れるなど、今に通じる点が織り込まれ、製作陣の先見の明に関心した。少しだけFXや株をやったことがあるが、美しい曲線とは、上から短期線、中期線、長期線のもとで上昇トレンドを描くチャートのことだと記憶している。映画は説明の代物では無いので、想像するしかないが、美しい曲線の有り様を少し説明してくれると(野暮かもしれないですが)フックが出来てさらに面白く見られたと思う。ただ、目を皿のように見開いて物語を辿って行くとなかなか面白い。私が好きだったのは最後、阿部寛と菜々緒のシーン。セリフの音量を敢えて大きくしなかったところが洒落ていて心憎い演出だった。若い映画人に声援を送りたい。
個人的には好きな終わり方
マネーサスペンスと謳っていましたが、、
リゲインがなきゃ戦えません
株価操作の前科があるハッカーが、かつての仲間たちとFXで一儲けを企てる話。
口八丁のFX口座?と状況が良くわからない段階での氷抜きの洗礼から始まって、強欲婆とその甥っ子が絡み巻き起こっていくストーリー。
AIを騙すとかさぞかし凄いことするのかと思いきや、えっ!そんなもん!?
強欲婆の描き方もお仕置きがあるのはみえみえの人物像だから、どんな方法かというところが焦点だけれど、それにしてもやっぱり、えっ!そんなもん!?
過去に何があったのかをなかなかみせず、勿体つけて小出しにしていなかったら相当あっさりなんじゃね?
テンポが良いのは良いけれど、何もかもがすんなり進んじゃってダイジェストでもみている様な感じだし、サスペンスというにはあまりにもあっさり過ぎてもりあがらなかった。
どっちつかずな印象。
『キャンドルスティック』:飲食と空間演出が創る人間模様
『キャンドルスティック』は、わずか一室で繰り広げられる心理劇でありながら、その空間に宿る緊張感と対話の妙が観る者を引き込む密室サスペンスの秀作だ。舞台は一見洗練されたディナーの場。ワインを片手に、会話を重ねる登場人物たちが織りなす静かな駆け引き。しかし、時間が経つにつれ、友情や恋愛、裏切り、そして殺意すら垣間見える空気へと変貌していく。
経営者としてこの作品から強く学べるのは、「飲食」が持つ場の力と、人間関係に与える影響だ。食事の場はただの腹を満たすものではなく、会話を生み、信頼や疑念を育てる”ビジネスの舞台”になりうる。登場人物が口にする料理やワイン、キャンドルの灯り、室内の静けさすべてが、人の感情を引き出す演出装置として機能していた。
またこの映画は、人の本音は“非言語”に宿ることを思い出させてくれる。表面上は笑顔で語らいながらも、視線の動き、グラスを持つ手の緊張、沈黙の間——それらが不安や攻撃性を浮かび上がらせる。これは組織運営にも通ずる要素で、社員やパートナーの“沈黙の声”を拾えるかどうかは、経営者としての器量が問われる。
限られた時間と空間を最大限に活かし、人間関係の複雑さと怖さ、そして飲食の持つ「空気を動かす力」を見事に描き切った本作は、経営者にとっても極めて示唆に富む一作だ。飲食は、経営においても人間関係構築においても、極めて戦略的なツールであることを、改めて実感させてくれる。
最初から最後までつまらなかった
脚本の大失敗作?
想像と違ったけど、意外と好きなやつ
「元天才ハッカー野原(阿部寛)」「AIを騙す」というコピーに惹かれていた本作。
口コミでは酷評が目立っていたので、正直あまり期待せずに観に行きました。
私はAIやハッキング系のデジタルサスペンスを想像していましたが、実際は“株のオンライン取引”がメインの物語。
物語が進む中で、「キャンドルスティック=ローソク足」だと気づいたとき、「なるほど!」と腑に落ちました。
ローソク足(株式チャートの基本)を知らないと、展開がやや分かりづらい場面もあり、人を選ぶ作品かもしれません。
でも、実際に取引の経験がある人なら、共感できる部分もあると思います。
評価が分かれるのも納得ですが、私にとってはすっきりしたし「当たり」の一本でした!
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