キャンドルスティックのレビュー・感想・評価
全46件中、21~40件目を表示
想像と違ったけど、意外と好きなやつ
「元天才ハッカー野原(阿部寛)」「AIを騙す」というコピーに惹かれていた本作。
口コミでは酷評が目立っていたので、正直あまり期待せずに観に行きました。
私はAIやハッキング系のデジタルサスペンスを想像していましたが、実際は“株のオンライン取引”がメインの物語。
物語が進む中で、「キャンドルスティック=ローソク足」だと気づいたとき、「なるほど!」と腑に落ちました。
ローソク足(株式チャートの基本)を知らないと、展開がやや分かりづらい場面もあり、人を選ぶ作品かもしれません。
でも、実際に取引の経験がある人なら、共感できる部分もあると思います。
評価が分かれるのも納得ですが、私にとってはすっきりしたし「当たり」の一本でした!
HANDLE SLIP
阿部寛が主演なのに話題にもならず評価も低いため、ある程度覚悟の上で鑑賞。
導入の雰囲気こそ悪くないのだが、そこからバラバラの人間関係をダラダラと見せられて退屈。
中盤でそれらが繋がってきてもワクワクしない。
圧倒的に人物の描き込みが足りておらず、誰一人として好きにもならないし感情移入もできなかった。
後半は作戦決行までの1週間をカウントダウン形式で進めるのだが、緊迫感はゼロ。
相手がAIなので敵との攻防があるわけもなく、着々と準備を進めるだけ。
イスラム圏のAI対策も、アバンが功の理論からヒントを得てなんとなく解決しました、という雑さ。
ロビンとファラーの振り込みを巡るやり取りとか、どーでもいいわ。
致命的なのは、全体的に何をやってるのかがまったく伝わってこないこと。
そりゃ素人に詳細まで理解させる必要はないけど、大まかな概要くらいは教えてくれないと楽しめないよ。
共感覚が決め手となったような描写だが、取引のタイミングとどう関連があったんだろう。
実は報復してました、なんてオチを見せられても、5年前のことも野原の心情もよく知らんし。
右手の怪我の経緯も適当だし、そもそもアレ必要かな。
FX関連の本も出版してセミナーまで開くキラーさんが、金もなく鬱まで患ってる背景も不明。
リンネ側の親子•親戚関係も表面的。
ロビンの母親とか何のために出したんだろ。
作戦の日と施設の支払期限が一致してたことに理由があったかは、興味を失ってたので拾えてない。
最後に杏子が寄付した先は夜行ハウス?なんか関わりあったっけ??
結局“フルーツ理論”ってなんなんだ。
掴みどころなく手元から滑っていく作品の中で、珍しく控えめな菜々緒だけは新鮮で素敵だった。
意欲作ではあるけれど、輝きやインパクトには欠けていた
『キャンドルスティック』は、日本と台湾が一緒に作った映画で、イランとかハワイも舞台になってる国際的な作品です。
映像はすごくきれいで、ロケ地の雰囲気もよかったんですが、肝心のストーリーがあんまり頭に入ってこなかったです。おしゃれなカットは多いのに、それが物語とうまくつながってないというか…「なんか雰囲気はいいけど、話が見えてこないな」って感じでした。
話の展開は、ひねりもなくシンプル。キャラ同士の関係も浅くて、感情移入する前に話が進んじゃう印象です。
キャストは超豪華で、阿部寛さんや津田健次郎さん、菜々緒さんとか出てくるだけでテンション上がるんですけど、それぞれの良さがあまり活かされてなかったかも。
菜々緒さんの演技はよかったです。いつものクールな感じじゃなくて、柔らかい表情を見せていて新鮮でした。
全体としては、「挑戦してるな」って気持ちは伝わってくるけど、まとまりに欠けてた印象で、ちょっと惜しい作品でした。
日本・台湾合作、もうちょっと真剣に頼むよ。
もうね 何て言うか
雰囲気だけね。ダメね。
そこそこの方々が出演してるのに・・・
今日は「キャンドルスティック」観ましたよ
この映画的に言うのなら、この映画こそ ”投資失敗” だと思う。
コレで言うロウソクが急激に下がりっぱなしですよ。
日本、台湾、イラン、ハワイを舞台に
伏線チックに色々見せてはくれるし
最後まで見たら 繋がるけども。
一応 見せ場 ドラマは有るけどもさ。
感情が ペラペラ。うっすいわぁ。 0.1mm程やな(笑)
丁寧に描かれてない証拠。
何も考えず、その場限りの撮影で上がりを繋ぐと
こうなると言う お手本ね。
時々 こう言う作品出てきますけども。
そもそも ハラハラしない。
ハッカ-気取って AI騙す?
その表現も弱い。
数値ばっかり追い求めてるから、結果あれば良いでしょ 主義に見える。
映画とは こういうモノでは無いなと 感じますね。
良かった点は、久しぶりに観た菜々緒さんかな。
前より変わったと思うね。綺麗に成って そして可愛い感じ。
バ-ジョン2.0始動って所かな (*´ω`*)
これからも 色々作品出て意欲的に頑張って欲しいと思う。
応援してるよ!
お暇な時間がある方は
どうぞ劇場へ!
質がどんなに良くても内容があまりに薄くて雑な気が・・・
ここまで評価低いのは久々
【この映画の内容は理解できたが、内容と人物造形が薄く感じてしまったのは、オイラの脳味噌が悪いのか、脚本と演出が悪いのか、さあどっちだ!】
■粗筋:やる気がないのでHPやや丸写し:怒っちゃ嫌よ!
刑務所を出所した元天才ハッカー・野原(阿部寛)は、自分と同じく数字に色がついて見える“共感覚”を持つ女性・杏子(菜々緒)と出会い、恋に落ちる。
台湾の野心的な女企業家、リンネはFX市場を利用し一儲けするため、野原とかつての仲間たちに声をかける。その作戦は金融取引の番人、「AIを騙す」ことだったがそれは彼女が野原たちを使い捨てにして一人で大金を得ようとするものだった。
決行日は元号が変わり、金融機関のシステムが一番油断して混乱する、円が最も隙だらけの日-2019年5月7日。
一方、川崎工業地帯では難民・移民の子のための「夜光ハウス」が立ち退き寸前の危機に陥っていた。施設を守るファラー(サヘル・ローズ)とイランのハッカー・アバンは返済のためのある計画を練る。
<Caution!内容に触れているかな?>
・てな、粗筋なんだけど、オモシロそーでしょう。けどね、これがアーラ不思議。劇場で観ると何が何やらなのである。頭が悪くなったのかと思ったよ。
・今作は日台合同映画である、と冒頭ドドーンと出るのだが、見ている時に”連携が上手くいかなかったんじゃないの?”とまで思ってしまったし、心なしか阿部寛さんも菜々緒さんもチョイ元気がない感じがしたのは、オイラだけであろーか。
・イランのハッカー・アバンのパソコンなども、何だかちゃちくって”何だよー、予算がなかったのかな。"とか、阿部寛さんも菜々緒さんもあんまり出番が無くって、ストーリー展開が粗いというか、上記の粗筋を可なり端折っている気がしたんだよね。
<オイラは”どんな映画でも良いところはある”と言う信念で観るようにしているのだが、今作は久しぶりに撃沈したぞ!序でに、パンフもないし、お客さん達(数名)も、エンドロールが流れ始めた途端にゾロゾロと出て行った作品だったよ。
序に言えば、今作は尺が99Mとムッチャ短いのに、2時間くらいに感じた珍しい作品である。ヤッパリ、何かあったんじゃないのかな、と疑ってしまったぞ。プンスカ。>
ひさびさのク●映画
キャンドルスティック
題名に絆されて観たが
菜々緒の新たな魅力
阿部寛主演だから期待していたが、完全に肩透かしだった・・・。
FXトレーダーをテーマに世界をまたにかけて展開される作品だが、
正直ピンとこなかったし、面白いと思えなかった。
阿部寛の出番も限定的な印象だし、あまり活躍していないように感じられ、
非常に勿体無いと思った。
それは津田健次郎にも言える。数学者で大事な役どころなのに、
恋人を主役に奪われて怒る印象しか残らない。
国際的でいろんな国、特にイランでの撮影はすごいなと思ったものの
んー、面白くない。
ただ、菜々緒のビジュアルは今までの印象とは異なっていて、
新たな魅力を感じた。特にメガネスタイルや柔らかい表情が印象的だった。
というわけで、私としてはあまり語ることもない作品。
驚くほど見応えがない。ご都合主義
阿部さんが主演ということで期待し、
AIを騙すという設定に惹かれて鑑賞しましたが
緊迫感がなく気がついたらあっさり終わっていました。
まず、脚本の酷さ。観るに耐え難い。
原作者に謝罪したほうがよいのでは?
日本、台湾、イラン 、ハワイを舞台にしているのに
このペラペラ感。もう笑いを通り越して『無』
俳優陣もかわいそう。無駄使いされている。
実力派の人たちが集まっているのに色々と活かしきれていない。
題材は良いのに見せ方が出来てなくてもったいない。
なぜこのクオリティで映画にした?
この作品に携わっている俳優陣をはじめ、
裏方で支えているスタッフたちが気の毒で仕方がない。
伏線はいくつかあるが容易に想像できて弱すぎる。
国ごとの紹介の字幕や説明の映像も多すぎてうんざり。
かと思えば、いちばん知りたい部分の説明はなし。
ストーリーも捻りがなくまとまりがない。
人の繋がり方も不透明で納得いかない。
登場人物も無駄に多く、必要性を感じない人物もいた。
メインのふたりよりサヘルさんが主役なの?
というくらいサヘルさんが目立っている。
全キャラクターの背景を深掘りしていないため
感情移入できず、入り込めない。
取引の描き方にも多々問題がある。
投資を知らないのでは…?と疑いたくなるレベル。
観客を舐めてるとしか言いようがない。
時間とお金を返してほしい。
まさにこの作品に騙された。
詐欺にあった気分である。
今後のためにも監督と脚本家の名前を覚えておきたい。
余計なお世話かもしれないがスキルを磨くべき。
このような人たちに任せていたら日本の映画は終わる。
酷すぎて愚痴が止まらない。
なんとかならなかったのか
題材にも出演者にもたいへん興味があり劇場へ。中学生風から年配の男女までなかなかの客入り。
しかし冒頭から説明的な映像が続き、説明のための説明、設定のための設定の展開。各俳優の役割もステレオタイプ(しかも描き方が雑)、ハリウッドに憧れたような各国ロケの重厚風な映像にまた期待させられるものの、常に小さなスケールでしか描かれないストーリーにため息。クライマックスもCGと顔と指アップで済ませられるようなチープな描き方であっという間に終了。個人的に、気の抜けたビールのような作品でした。
素人ながら私が監督だったら…を考えるに、FXの怖さやスリリングさをもっとしっかり描き(よく分からないまま失踪する施設長より、その辺の主婦の方がよっぽど地獄を見ているのでは?)、対峙するAIの恐ろしさ、手強さを表現しないことには何のために世界を股にかけ闘うのか、話が盛り上がらないと思う。人物の描き方にも、もう一癖二癖工夫が欲しい。
散々ひどいこと言いましたが、日台のコンテンツ共同制作は評価できる。色々しがらみや悩みはあると思いますが、監督の妥協のない次回作に期待しています。
全体的に雑
ホットミルクの本音。
2019年5月7日のGW最終日サイバーテロ(株価操作)で一攫千金を狙うハッカーの話。
身寄りのない子供達を預かる施設の閉鎖を絡めながらハッカー野原の考えたプログラムでAIを騙そうな目論みと銭ゲバな人の心情を見せる。
阿部寛さん主演だから如何なものかと観に行けばストーリーに全く引き込まれず眠い、株、FX興味ある人には面白いのかな?!
悪いことはしてるけれど、施設の為、得た金寄付で悪い事相殺みたいな!阿部さんの一生懸命な英語も何か気になった(笑)
阿部寛の無駄遣い
残念。
津田健次郎さんの演技が見たくて、あと阿部寛さんが主役ならそれなりに面白いだろうと思いましたが。。
阿部寛さんと津田健次郎さんが、奥さんを巡る三角関係の必要はあったのか?
津田さんの数学者?としての頭脳(フルーツ理論、公式)が今回のハッキングに必要だったのは分かりました。
でも冒頭の水ぶっかけるとかの痴情のもつれの関連、ハッキングに関係ない。。
主人公の阿部寛さんに、心の支えとなる女性が必要なら(最後彼女が実行役になったので恋人の存在そのものは必要ですけど)
なんか普通に出所後の主人公と恋人になる女性がどこかしらで(それがFXセミナーはありなんでOKですが)普通に出会ってればそれでいいのでは?
津田健次郎さんの演技は確かに見たかった。でも脚本として不必要かも?って部分で見せられてもな〜というところ。
あとセミナーの講師で、児童養護施設?のスタッフとしてもいた男性が、鬱病である必要性も意味不明だった。彼が鬱病でもそうでなくても今回のハッキング計画に関与しない。影響は無い。
自信満々でFXを教える人も心に闇を抱えることを描きたかったなら阿部寛さん達のハッキング計画は不要。うーーん、監督、脚本家さん、伝えたいテーマを絞ったほうが良い。散漫な脚本で残念。
あとめっちゃそもそも論ですが。。。
1度裏切られた女性からの計画実行の誘い、そもそも何で2度目も受けるのか??????一番の疑問。
性悪叔母さんの計画、2度も乗るなーー!!
登場人物達の掘り下げる時間が少なくて詰め込み過ぎ。
とてもとても残念な映画でした😢
全46件中、21~40件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。