劇場公開日 2025年4月4日

「CGアニメ映画もここまで来たか」ナタ 魔童の大暴れ 映画で感性磨くMANさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0CGアニメ映画もここまで来たか

2025年7月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

驚く

全世界興行収入5位、アニメ映画1位ということで前作も確認せずに予備知識無しで観賞した。
まずはっきり言えるのは映像が凄過ぎるってこと。
どのシーンを切り取っても絵になる映像美と、激しく早いアクションシーンのオンパレード。
CG映画として他の映画会社を寄せ付けない完成度で、中国映画凄いなと心から思える作品だった。
シナリオとしては前作未見の為、序盤世界観を理解するのに必死になるぐらい日本人には馴染みのない中国宗教を絡めた神話的作品になっていた。
中国では知らない人がいない民話をもとにこの規模の映像化作品を作ったのだから中国本土では大ヒットしてたり前。人口が14億人以上いる中国でほとんどの人が観賞しているなら興行収入5位ってのも頷ける話。
日本では知名度が低い作品だが、雰囲気は日本漫画に近いものを感じた。ドラゴンボールと呪術廻戦を足したような作品で、バトルものとして押さえて欲しい部分はしっかりと押さえられ、上がるシーンも多く非常に満足度の高い作品だった。キャラデザが本当に良く、興味を惹くキャラが多かったのも良い点だった。
続編が出たら間違い無く観賞すると思うし、楽しみに待っている。

映画で感性磨くMAN