劇場公開日 2025年4月18日

絶望の日のレビュー・感想・評価

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3.0陰鬱で救いがない

2025年6月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

伏見ミリオン座の特集上映「オリヴェイラ2025 没後10年 マノエル・ド・オリヴェイラ特集」にて全5本のうち2本鑑賞。

一本目はこの「絶望の日」。

19世紀ポルトガル文学を代表する小説家カミーロ・カステロ・ブランコの最後の日々。ブランコの生家を舞台に、葛藤と苦悩の末に拳銃自殺を遂げるまでを描いた。

ハマると思ったが全くダメだった。
ただただ陰鬱で救いがなかった。
感情を挟む隙がなかった。
ブランコの感情がつかめなかった。

久しぶりに観たことを後悔した。

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エロくそチキン2

2.5回転する馬車の車輪

2025年5月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

19世紀ポルトガル文学を代表する小説家カミーロ・カステロ・ブランコの最後の日々を映画化したドラマ、とのことですが、

すぐに思った、失敗したな…と(笑)

最初は延々と詩的で分かりずらい手紙を読みあげてて、まさか最後まで読み上げスタイルじゃないよね?と恐怖したが、

途中から変わって安心したのも束の間、あい変わらずセリフが詩的で小難しく分かりずらい…

暗くて静かで、まー退屈で眠かった…

つまらんかった…(笑)

終わり10分前に大きな出来事があって、バチッと目が覚めた。

馬車の車輪が回ってる画が印象的で、それが強く心に残った。

それ以外は好きじゃない、僕の評価は50点ぐらい。

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RAIN DOG

3.0死に至る道程

2025年5月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

上質紙に万年筆がサラサラ走る音、回転し続ける馬車の車輪の長回し(微妙に速度が変化)、風の咆哮が穏やかな眠りを誘います。でも二度目は大丈夫でした。

視力を失った作家が「14本の蝋燭でも光が足りない」と呟きます。それぞれ微妙に長さが違うので、視力低下に合わせて本数を増やしていったのでしょうか。
まさに「死」に向かっていく重厚さ。最期は親友の両親の墓に入るというのもなかなかすごいです。

2人の俳優がナビゲーターをしながらそのまま演技もし、別にコスチュームに着替えて作家と妻を演じる変化球。うち1人(マリオ・パローゾ)は撮影監督もやってますから、働き方改革が少し心配になりました。

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sugar bread

3.5タイトルなし(ネタバレ)

2025年5月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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りゃんひさ

5.0やっぱりすごいです。

2025年5月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

実在の作家の人生を描いているんだけど、それを演じる俳優が、俳優本人としてカメラに向かってしゃべりだしたり、演技が進む最中に、突然俳優として状況を説明しだしたり…
劇中劇がいくつも重なっていく上に、その劇中劇を演技が横断したりする。
この、ほぼ演劇で使う演出方法を映画の画面で展開する手法はオリヴェイラのお得意だが、ここまで徹底して演劇的に映画を進めていく作品は他で見たことがない。
いや〜、相変わらずすごいっす。
劇場初公開はとても嬉しい。

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胃袋