フーリッシュ・バード

劇場公開日:

解説

世界から注目を集める中国インディーズ映画界の女性監督ホアン・ジーの長編第2作で、夫でもある大塚竜治と共同で監督を務めた作品。表現の規制が厳しい中国において女性の性を描いてきたホアン・ジーが、思春期の少女が経験する「初体験」に焦点を当て、親と離れて暮らす子ども(留守児童)が抱える孤独や、携帯電話やSNSの利用拡大が少女たちの生活にもたらす負の側面を浮き彫りにしたドラマ。

中国湖南省の地方都市。16歳の高校生リンは、出稼ぎに出ている母親と離れ祖父母の家で暮らしている。学校ではいじめに遭い、家にも居場所がなかったリンは、親友とともに高校で盗んだスマートフォンを転売して小遣いを稼ぐようになる。しかし、それをきっかけに街の怪しげな人たちと関わりを持ち始め……。

第67回ベルリン国際映画祭のジェネレーション14+部門に出品され、スペシャルメンションを贈られた。脚本をホアン、撮影を大塚がそれぞれ担当。ホウ・シャオシェン監督作品で編集を務めるリャオ・チンソンが編集に参加している。

2017年製作/117分/中国
原題または英題:笨鳥 The Foolish Bird
配給:ラビットハウス
劇場公開日:2025年2月28日

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スタッフ・キャスト

  • ヤオ・ホングイ

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