卵と石のレビュー・感想・評価
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こういう映画が好き。
「石門」みて他の作品も見たくなったわけです。
主演の子の若い頃超絶かわいいしね。
で本作が長編一作目な訳ですが強烈な作品です。思いが色々詰まった暑苦しいほどのエネルギーがほとんど会話の無い美しい画面と印象的なアングルに満ち満ちてます。自然光生かしで室内のコントラスが美しくてタルコフスキー映画祭で賞取ってますね。
話は親の出稼ぎで知り合いの家に預けられた女の子がショボい養父に性加害を受けてる話です。
生理が来ない事でだんだん不安になって行く描写がなかなか男性にはエグいです。しかも養父何度か堕胎させてますね、、同性ながら腹が立ちます。
女性ってつくづく大変だなと、こういう事背負って生きていくの本当尊敬しかないっす。「卵と石」ってタイトルも色んな物の象徴でカッコいいなぁ。
会話も少ないし説明不足な部分も有るんですが、映像と役者が見る人を強烈に引き込むのですよ。
これって映画の魔力ですね。
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