ベスト・キッド レジェンズのレビュー・感想・評価
全227件中、221~227件目を表示
そうそう、こういうのがいいんだよ
一歩間違えればマンネリにも陥りかねない、バリバリ固定お約束なパターンを踏襲。
ジャッキーの「酔拳」時代カンフー映画もかくや、の香港功夫映画パターンの嵐。
日本の時代劇とも共通するお涙頂戴のパターン。
親の都合で引越して、嫌味な敵に一度負けてからの逆転って、全シリーズ共通のパターンを本作でも再現。
主人公の修行に音楽は必要だよね、ロッキーもかくやのモンタージュばりの音楽をバックにしたトレーニングのパターン。
重要なところでは過去のヒーローたち(レジェンズ)が助けに現れるパターン。
ウルトラ兄弟とか、歴代仮面ライダーとかを思い出しつつ。
懐かしさと、分かりやすさ。
そうそう、こういうのがいいんだよ。
エンタメ王道、94分の短さに痺れました。
30年前に観たベストキッドのダニエル君が師匠として登場。懐かしい!
琉球空手の師匠ミヤギの弟子ダニエルと、リメイク版でカンフーの師匠を演じたミスターハン(ジャッキー・チェン)がレジェンズとして登場。
ハンの弟子リーの兄は北京で開催されたカンフー大会で優勝したが破れた相手にナイフで刺されてこの世を去る。
リーは母親に連れられてNYに移住するが、オリジナル版と同じく敵が現れ空手の大会に出場することになり、件の2人がリーに必殺技を教え空手大会に優勝すると云うベスト・キッドあるあるのストーリーだけど昔を思い出して楽しめました。
スピード感、音楽、アクション 完璧なエンタメ映画
二本の枝、二つの技、一つの道
スポーツと青春とアジア格闘技の神秘を濃縮した『ベスト・キッド』シリーズのクロスオーバー作品。
シリーズのセオリーの踏襲、新しい要素、過去作へのリスペクトのバランスが取れた良い作品だったと思う。
少年だけのいざこざに留まらず、大人を巻き込み、開幕からハードなアクションが続く背景の作り方が面白い。
主人公の成長と同時に師の過去を掘り下げ、シリアスなパートもじっくり描いていた過去作とは異なり、本作のストーリーはハイペースかつコミカルなパートを多めに進んでいく。慌ただしくはあるが、濃い登場人物が勢ぞろいする中、リーを主人公とした2025年の物語としてブレさせない強い意志を感じた。
過去作を観た身としては、ダニエルさんがしっかりした大人になったこと、時間が止まってしまっていたMr.ハンが活力を取り戻したことが嬉しかった。2つの流派と2人の師の魅せ方のバランスが上手く、過去作のエッセンスの取り入れ方も併せて、1980年代と2010年、どちらの作品にもリスペクトを感じた。
技を磨き己を鍛え、得た力を「いつ何のために使うのか」を問い続ける『ベスト・キッド』シリーズのテーマは、リーだけでなく劇中でリーに関わる多くの登場人物達にも通じている。世界の延長や翻案から一歩踏み出し、師弟のみならず周囲も共に成長するドラマとして発展した点が、続編としての完成度を押し上げていた。
ジャッキー・チェンとラルフ・マッチオという映画界・作品世界の2大レジェンドに囲まれても、喰われることなくアクション面でもドラマ面でも主役を演じきったベン・ウォン氏を称えたい。
やっぱり裏切らない
ジャッキー、まだまだつっっっんよ!!!w
原題はKarate Kid Legends で、ベストキッドの過去作を見る限り、日本人キャストもほとんどいないし、この作品にも期待はあまりせず、老いたジャッキーを拝みに行く気で、ミッションインポシブルのついでに観ました。
しかし!!!!!!
私の涙腺は3度も緩むほど、美しい作品でした。ジャッキーは長年にわたって日本に香港映画の面白さを全力で教えてくれたレジェンド、髪も薄く白髪になり、肌はすっかり好々爺のテイでしたが、やっぱりアクションシーンになると、80年代に私たちをときめかせた俊敏な動き、そのまんまなんです🥲…(あー、でも今から考えると、暗闇のシーンは、きっとスタントマンかw)
今回の主役のベン・ウォンくんは金八先生の息子役っぽい典型的なアジア顔、眉毛も繋がりそうなM字で角度によっては暴れる君も彷彿とさせ、ヒロインより背が低い?この子がなんで主役?と正直思ったけど、主演でも助演でもいいからこの子にアカデミー賞あげたい!ってなるくらいカッコいい役者さんでした。
この少年がカンフーを続けることも人と闘うことも禁じられた理由も切なく、その子に武道を指導するジャッキーと、ミヤギの愛弟子ダニエル(何とトムクルーズより一つ上!)の二人三脚の指導、最後の決勝戦…見応えのある素晴らしいシーンの連続ですが、やはり最初に泣けたのは、若かりしジャッキーと写っていたある写真…。
もう何のネタバレもしたくないくらい素晴らしい作品、全編カンフーかと思いきや、ちゃんと美しい日本の武道に軌道修正していく様(カンフーが美しくないという意味でなく)、審判役のノブヤ・シマモトさんの日本語、美しい所作、卑怯じゃない日本の武道をそのまま実感し、日本人であることを誇りに思えた作品でした。
海外にいると、いい人もいれば、え?嘘でしょ?と思うくらい卑怯で自分勝手ないて、昨今のオリンピック柔道を観るくらいイライラすることもありますが、最後の最後はスカッとできる作品です。少年成長物語としても素晴らしいので、ぜひ皆様に見ていただきたい作品でした!ちなみにロケ地、東京タワーが入ってます!
映画の始まりと終わり方懐かしく思った所良かった
全227件中、221~227件目を表示




