「流石にプロットを詰め込みすぎ」ベスト・キッド レジェンズ でゑさんの映画レビュー(感想・評価)
流石にプロットを詰め込みすぎ
結論から言うと悪くなかったけど
流石にプロットを詰め込みすぎかと言う感じ。
むしろあれだけ物語をよくまあまとめあげたもんだと感心するくらい。
ただそうは言っても未消化な部分は沢山あって少し雑かなと思うところが出来てしまった。
これはこの作品の1番本質的な問題になると思うけど
元々が空手の作品だったのにそれをリバイバルして
カンフーの作品にしてしまったものだから
どうしても根本に矛盾が出来る。
ただこれはいつか解決しなければいけない問題だったから
こんな形になってしまったのかな?と思う。
あと物語の初めでピザ屋が出てくるわけだが
何故かここで「ロッキー」のオマージュが入ってきて
流石にこれはいらなかったかな?と思う。
とにかくやらなきゃいけなかったこと
やりたい事が沢山あり過ぎてそれの辻褄を合わせに行ったのが失敗だったと思う。
あと最近のハリウッド作品の悪いところだけどポリコレ臭が若干するのも気になる。
しかし何の前提も無しにこの作品だけを見たのなら
それなりに楽しめるのかな?と言う気もするから
まあ3.5くらいにはなるのかな?と言う感じ。
でももう少し丁寧に作って欲しかったなと思う。
ジャッキー・チェンのリバイバルが案外良い出来だったので
あの時に題名をベスト・キッドにしておけば悩まないで済んだのにという感じ。
まあ元々第1作目が大B級作品だった事を考えると
何も考えないで暇な週末の午後を時間潰しするんだったら
まあこれでも良かったのかなと思う。
最後に1つだけ。
途中なんでロッド・スチュアートの「アイム・セクシー」が流れたかが解せない。
これも昔へのオマージュ???
解せない。
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