「"レジェンズ"のタイトル通りジャッキー&ラルフメインの映画です」ベスト・キッド レジェンズ K2さんの映画レビュー(感想・評価)
"レジェンズ"のタイトル通りジャッキー&ラルフメインの映画です
80年代以前のカンフー映画や最初のベストキッド(Karate Kid)シリーズ好きなら"ササる"かも
若年層の素直な感想を聞いてみたいかな〜
自分は...というと前作(ジェイデン・スミス & ジャッキー・チェン版)の方が好きですね
少年の内面的な成長や恋心などにフォーカスしていて、いい映画だった印象です
本作は、ちょっとその辺の描き方が雑な感じがしました。Hi, where are you from?みたいな感じで一瞬で意気投合、みたいな。予定調和、と言えばそれまでなんですけど
ブランクのある中年ボクサーが、主人公のカンフー指導で賭けボクシング(?)に復帰、とか、カンフー少年がNYの高額賞金の出る階級ナシ、フルコンタクト系のカラテトーナメントに出る、とか、昭和じゃないんだからさ〜の設定が多すぎて、流石に引きますよね
こういうトンデモ設定はSFとか、サスペンス系バイオレンス系なら"ファンタジー"として受け入れられるんですが、子供が主役の実写映画、しかも現代が舞台だとちょっとな〜、という感じです
カンフーをやることに反対していた母親が最後には応援することになるくだりも、ちょっと説得力に欠けます。反対していた理由が払拭されてないので
また、折角2人のレジェンズが手を結ぶんだから、カラテとカンフーの"融合"をちゃんと(テクニカルに)描いて欲しかった
トータルとしてキライじゃないんですが、もうちょっとなんとか出来たんじゃないですかね〜 の気持ちです
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