「王道中の王道」ベスト・キッド レジェンズ Stephenさんの映画レビュー(感想・評価)
王道中の王道
クリックして本文を読む
まず驚いたのは、主人公がすでにクンフーを習得している事。私はPart1と、リメイクの2010版しか観ていないのですが、いずれも素人が特訓により格闘技を習得し、最後にライバルを倒すと言うものだったので、これは少々意外でした。
ジャッキーは序盤の中国のシーンに出た後は、中盤まで電話のシーンぐらいでしか登場しなかったので、まさかこのまま終わるのではと思っていた矢先にNYCに訪れた際は安心もしましたが、訪米の理由が全く触れられていなかった事に関してはモヤモヤが残りました。主人公を訪れるにしても、北京とNYでは時間も手間もかかり過ぎるので、余程の事情がない限り容易ではないのでその辺りは不自然だったのかと。
ミアの父親にクンフーを教えると言うのは超展開すぎて予想出来ませんでしたが、あとはおおむね王道かなと。テンポがよく飽きずに観る事は出来ましたが、やはり王道ストーリー、悪く言えばひねりもなにもない話だったので、尺も短い事もあり、2010版のような大作感は感じられず、まあちょっといい佳作的かなと。
良かった点と言えば、主役のBen Wangは元々格闘技を習得しており、英語も普通話もネイティブ、かつ英語に中国語訛りが一切ない所などには感心させられました。そのせいか、劇中でもミアが「なんでそんな英語が上手いの?」と尋ねるシーンがありましたが、多分実生活でも同じような質問をされたのではないかと思いました。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。