「王道、青春スポーツ映画。ちょいアレンジ」ベスト・キッド レジェンズ ヤマッチさんの映画レビュー(感想・評価)
王道、青春スポーツ映画。ちょいアレンジ
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とある出来事から、引っ越しするもそこで馴染めずトラブルとなる。その解決をする為に戦う。というのがベースの王道ストーリー。
本作も17歳の高校生リーは北京でハン師匠からカンフーの指導を受けていたが、兄の不幸な出来事により、母親と共にNYに移住。悲しみから抜け出せず、戦うことを封印した彼に、手を差し伸べたのは、クラスメイトのミア。ところが、ミアの昔の恋人で、NYの格闘トーナメントを制する絶対王者のコナーに恨みをかってしまい、ミアも家族も巻き込む大きなトラブルを招いてしまう。大切な人を守るために再び戦うことを決意するリー。
王道そのものです。そして、ただの格闘ではなく、戦う意味とはを突きつけ、強いだけでは心の成長を促す。
そつなくまとめています。
ベストキッドシリーズは1作から3作で完結となり、4作は主人公は女性となります。そしてリメークされますが、そもそも原題は「KARATEKID」空手キッドです。ジャッキー登場によりカンフーキッドとなった事に個人的には違和感を持っていました。
鑑賞前は、使い尽くされてストーリーに今更感がありましたが、ジャッキーチェンとラルフマッチオの競演を目当てでした。
やはりジャッキー・チェンでした。脇役を楽しんでいるようでした。ラルフへ対抗心をむき出しにしたり、修行させる側となって様々鍛えたりするところではいい感じの存在感を出しています。
94分の上映時間で無駄なものもありません。
ただ残念なのは必殺技「鶴の舞」が無かったことです。「ドラゴンキック」というのは微妙でした。
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