「ん〜、メチャクチャ期待作だっただけに残念!」ベスト・キッド レジェンズ Jettさんの映画レビュー(感想・評価)
ん〜、メチャクチャ期待作だっただけに残念!
高校生の時に劇場で観たオリジナルの第一作目以来、青春の思い出がいっぱい詰まった大好きなシリーズ
さらにジャッキー・チェンさんを迎えて撮った2010年のリメイクも大好きな傑作!
この2つのユニバースが交わって、ラルフ・マッチオさんが演じるオリジナルの主人公ダニエルとリメイクのハン師匠を演じるジャッキーさんが協力し今回の主人公リー・フォン少年を支え鍛える、と いやがおうにも期待が高まり公開を心待ちにしていた本作でしたが・・・正直、期待外れで残念でした
音楽とビジュアル共にポップに作りすぎ、すごく軽い、軽すぎる
冒頭、沖縄から始まりミヤギ先生が出てくるオープニングは最高にワクワクしたのに尻つぼみでとっても残念
主人公リー・フォンが彼女のお父さんに功夫教えるくだって要るかな?
お父さんがボクシングするくだりも要らなくない?
今回、主人公がトーナメントに出るモチベーションが全く分からない
1年前に兄を亡くした重みも中途半端に入ってくる設定だし、お母さんとの和解も意味不明
ハン師匠がNYまで来る理由が全然分からないし、ダニエルが担ぎ出され、自ら渦中に入ってくるのもわからない
主人公が2人から受ける特訓シーンの描き込みが足りず中途半端だし、いろんなところがテキトーであっさりしすぎていて、取ってつけたようで笑えた
と、無駄な寄り道が散見され、前作までの様なワクワク感を全く感じなかったし、カタルシスも全然 感じなかった
なぜ本作を作ったのか?
どうしても戦わないといけない展開と一旦ボッコボコにされて猛特訓の末に勝つ、という伝統のシンプルストーリにしておけば良かったのにと心から思いました
せっかくの“レジェンズ”が勿体ない、と心から思いました
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