「色々な視点からの新しい師弟関係」ベスト・キッド レジェンズ やまといもさんの映画レビュー(感想・評価)
色々な視点からの新しい師弟関係
正直昭和版のベスト・キッドの内容はあまり覚えていないが、それでもこのタイトルから想像されるところは「ライバル登場→敗北→修行→勝利」の王道ではなかろうか。
もちろん今回もこの流れに沿っている。
CMでジャッキーが主人公に教えてるシーンを見て「これぞベスト・キッド。」なんて思った人もいたはず。
が、今回はそれだけでは終わらない。
今回は主人公が師弟の”師”の立場になったりするのである。
今まで一方通行の師弟関係の映画はあったけれど、派生をやるのはなかなか珍しいんじゃないだろうか。
更に今回は色んな師弟の形が組み込まれていて、例えばガールフレンドは引っ越し先の街の先生だったり、家庭教師の先生が恋の先生でもあって仲をとりもってくれたりと、そういう色々な師弟関係が1シーンごとに切り替わりメリハリをつけてくれるので、見ていても飽きがこないのである。
悪いところを上げるとすれば、メリハリ効きすぎて全体を見た時に少し散らかってる印象を受けるかもしれないところ。
(ロッキー・クリードでやった内容を一本に凝縮させたと考えればしょうがない気もするが(笑))
それとジャッキーのシーンは昔のノリのジャッキーで大変よかったです。
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