バウンティ・オブ・ザ・デッドのレビュー・感想・評価

運営様、いつもクソ映画の情報掲載の要望に応えていただきありがとうございます🙇‍♀️

昨年からZ級クソサメ映画ばかり観ているせいで、「サメ映画なんてクソ映画ばっかりじゃん！それに比べてゾンビ映画は面白い作品ばかりだ！」なんて偏った認識を持ってしまっていることに気づきました。これはいけない。

ということで、名作ゾンビばかりではなく、クソゾンビ映画を観ようということになりました。「名作サメ映画を観るんじゃないんかい！」というご意見はさておき…選定の基準はU-NEXTの視聴者評価平均が２以下のもの。いくつかあった中で、紹介文に全く魅力を感じなかった「バウンティ・オブ・ザ・デッド」にしました。因みにU-NEXTの評価は星1.5。

……酷い。つまらない。こんなつまらないゾンビ映画は「キング・オブ・ゾンビ」以来。納得の1.5。ヌルっと現れヌルっと殺されるゾンビ。人間もヌルっと死んでいく…。まるで緊張感がない。音楽もフリー素材か？ってくらい地味。全然盛り上がらない。

一番ダメなのが脚本。支離滅裂。「電話を探せ！」って言ってたヤツが次のシーンで「電話なんて意味ねえよ！」と言ったり、元気に走ってた車が何の予兆もなく次のシーンでぶっ壊れてたり…。私の頭がおかしくなったか？と疑う程理解できなかった。

この作品にはストーリーがほとんどなく、「森でゾンビに襲われる」という「状況」をひたすら見せられ続けます。上記の通り全く緊張感が無いので苦痛でした。

そんなクソ映画でも1つだけ良いところはありました。人間がゾンビ化する瞬間を、ゾンビ視点で描いたこと。ゾンビが人間を襲おうとするのですが、「ん…？こいつ…なんか変だぞ…？あ…あぁ…仲間か…」って感じで襲うのをやめるんです。そこだけ感心しました。あまりこういう描写、見られないので。

紛れもないクソゾンビ映画を引き当てて嬉しい反面、サメ映画とのバランスを取るために時間をドブに捨てた自分に怒りすら覚えました。