「穏やかな日常の崩壊」秋が来るとき すーちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
穏やかな日常の崩壊
フランスの田舎暮らしと聞くだけでテンションが上がってしまうくらいにはフランスかぶれです。
キノコ狩をして、家でそれを料理していただいて食後はお散歩とか、豊かな生活〜と垂涎の眼差しで鑑賞していたら、その後は不穏な空気に。
フランソワ・オゾン監督は日常生活に不協和音が生じるのを描くのが上手いなあと思います。
17歳、スイミングプール、危険なプロットとか。
何かが起こりそうで起こらない、と焦らされるのが心地よい。
ミシェルの決断、私は支持しますが、娘にしてみればたまったもんじゃないですね。
母娘の関係って難しいなと思わされました。
ルカ役を演じた二人(子供時代と青年期)が美しくて、目の保養でした。
オゾン監督、いつも美少女や美青年を連れてきますよね。審美眼が素晴らしい。
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