「満足感しかない」秋が来るとき hkr21さんの映画レビュー(感想・評価)
満足感しかない
[一回目] 2025年6月2日 新宿ピカデリー
オゾンの作品って、いつも全てがパーフェクトに思う。
演出も装飾もロケ地も音楽も、作品を構成するパーツの何もかもが、パズルのようにピッタリハマっていて、「映画を観た」という満足感を与えてくれる。
今回は、特に配役が素晴らしかったー。
ミシェルは、本当に可愛らしさと少しの色気を残したまま、素敵に歳を重ねていて、その魅力が半端ない。
ヴァンサンの危うい感じも目が離せないし、
また、ミシェルとヴァンサンがダンスしている様子を見守るマリー・=クロードの何とも言えない表情がステキで、とても印象に残っています。
そして、そんな私が思ったことに、パンフレットのインタビューで、オゾン監督が全部わかり易く答えてくれていて⋯
あー、オゾンって、自分の頭の中を的確に映像にできる才能がすごいんだなーと、改めて思いました。
与えたい欲求って、ある意味自己満足でもあるけども、
相手が喜んでくれるなら、それで良いし、
そのときに、大切なものが大切で、それで良いんだよね。
それと、これ日本人でリメイク見てみたいなーと思いました。
日本にも、風景の美しいところたくさんありますしね。
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[二回目] 2025年6月24日 日TOHOシネマズシャンテ
良かれと思ってやったこと
良い側と
裏目側と
相容れない家族よりも
自分のために良かれと気にかけてくれる方を選ぶよね
まして家を出て親の過去を理解できないまま大人なった娘
親子というより女同士だね
息子とは少し違う関係性になってしまうかも⋯
本当
偶然が必然のように起こっていく
逆??
どっち???
ソワソワ
ワクワク
ドキドキ
シミジミ
いろんな感情を楽しめるから面白い!