「満足感しかない」秋が来るとき hkr21さんの映画レビュー(感想・評価)
満足感しかない
オゾンの作品って、いつも全てがパーフェクトに思う。
演出も装飾もロケ地も音楽も、作品を構成するパーツの何もかもが、パズルのようにピッタリハマっていて、「映画を観た」という満足感を与えてくれる。
今回は、特に配役が素晴らしかったー。
ミシェルは、本当に可愛らしさと少しの色気を残したまま、素敵に歳を重ねていて、その魅力が半端ない。
ヴァンサンの危うい感じも目が離せないし、
また、ミシェルとヴァンサンがダンスしている様子を見守るマリー・=クロードの何とも言えない表情がステキで、とても印象に残っています。
そして、そんな私が思ったことに、パンフレットのインタビューで、オゾン監督が全部わかり易く答えてくれていて⋯
あー、オゾンって、自分の頭の中を的確に映像にできる才能がすごいんだなーと、改めて思いました。
与えたい欲求って、ある意味自己満足でもあるけども、
相手が喜んでくれるなら、それで良いし、
そのときに、大切なものが大切で、それで良いんだよね。
それと、これ日本人でリメイク見てみたいなーと思いました。
日本にも、風景の美しいところたくさんありますしね。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。