「傑作とは思わない。と言って佳作でもない、優秀作品と呼ぶのが正解か。」秋が来るとき いなかびとさんの映画レビュー(感想・評価)
傑作とは思わない。と言って佳作でもない、優秀作品と呼ぶのが正解か。
先ず第一に、脚本が良くできていると思った。
フランスの田舎で1人暮らしをするお婆さんの話かとのんびり観ていた。夕食に出した茸で1人娘が食中毒に当たってから、物語が私が予想していたのと違う方向に走り出した。ネタばれになってしまから、これ以上は書けないが本当に脚本が素晴らしい。勿論、監督も演技者も。
私が疑問と思えたのは、幻覚・妄想を使う必要があったのか。最終の森の中の場面のみにしたほうが良かったと思えた。それと匿名の投書にちょっと引っ掛かった。誰が出したんだ。傍観者がいたのかと。
冒頭、神父がマダグラのマリアの話を読み上げる。
これが「鍵」だったんだと感心した。
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