「名優コディの神演技(人間目線ですが)に感謝」犬の裁判 sugar breadさんの映画レビュー(感想・評価)
名優コディの神演技(人間目線ですが)に感謝
私は特に犬好きではないのですが、「シンプルな情熱」のレティシア・ドッシュの監督、主演なので鑑賞。
女性蔑視、障害、人種、職業差別、子供の虐待、SNS中傷、気候変動などカオス化するところは、現代の正義の多様化、リベラルの分断を意図的にあらわしていますね。やや詰め込み過ぎで疲れますが、現実もこんな感じで、うんざりしますものね。
全体的にコメディとしてはツボにハマらなかったし、ドッグトレーナーとの(フランス映画らしい)野生の絡みは不要ではと感じました。
監督が言う「人間は動物に不寛容」というのはその通りで、根底に「人間都合」があります。
パンダが見納めとなると殺到し、一方でクマが里に降りてくると即駆除。結局はパンダは政治の道具だし、クマは気候変動の犠牲者なのにね。
すみません、かく言う私も蚊やゴキブリは人間都合で即殺生してしまいますが。。
レティシアにはこれからも独創的な作品に出て、監督もしてほしいです。
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えふいーねこさんのコメント
2025年6月3日
コメントありがとうございます!
恐縮です、たいして詳しいわけではなくて、犬と猫と暮らしたことがあってあとはブリーダーやってる知人やディスカバリーチャンネルとかからの知識です(笑)
コディはほんと名優ですね。実際には元気にしてるんだろうと思えば慰められます

