「これはフランスの映画です。」犬の裁判 今日観た映画の備忘録さんの映画レビュー(感想・評価)
これはフランスの映画です。
最初に、内容には一切触れずに、感想と、僕がこの映画をどういう目線で観たのかを書きます。
3月頃、SNSで少し話題になっていて気になっていた映画でした。
「動物は果たして“もの”なのか?」という問いが作品の中心テーマであり、実はシリアスな要素を根幹に持った映画です。ただこれは、犬好きのための“正義の映画”ではなく、もっと広く社会全体に向けた強いメッセージが感じられる作品でした。
とはいえ、映画自体にはコメディ的な表現があり、シリアスな空気感を吹き飛ばすほど、劇場内は笑いに包まれていました。
でも、それこそがこの映画の狙いなんだろうなと感じつつ、「本当は何を伝えたいんだろう?」と深読みしながら観ていると――実は、相当恐ろしい映画なのでは?と思えてきました。
この先はネタバレに踏み入りそうなので、簡潔な感想としてここで終わらせます。
楽しくも、ユーモアと笑いに満ちた映画でした。
でもね、皆さん。
この映画、“フランス”の映画ですよ。
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