「みんな疲れていたのかな」モンテ・クリスト伯 La Stradaさんの映画レビュー(感想・評価)
みんな疲れていたのかな
19世紀のフランスの文豪アレクサンドル・デュマによる世界的名著の3時間に及ぶ映画化作です。僕も、子供の頃に「巌窟王」として読んだ記憶がありますが、主人公のエドモン・ダンテスという名前以外は全て忘れてしまいました。
それにしても、170年以上昔の古い物語をなぜ今更映画化するのか不思議です。しかしいざスクリーンと向かい合うと、「えっ、どうなるの」と確かに楽しめてしまいました。
シンプルな面白さや分かり易さを失い、やたらと複雑に繊細に成り過ぎた近年の映画に人々はくたびれているのかも知れません。だから、フランスで記録的大ヒットというのも頷けるのでした。
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