ジュラシック・ワールド 復活の大地のレビュー・感想・評価
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あのテーマ曲は健在だが...
全体的には、飽きずにテンポよくみることができた。
恐竜の迫力は、スクリーンで観る価値のある作品ではないかとも思う。島の自然も綺麗。
原題の副題は「Rebirth」。
脚本は、ジュラシック・パーク1・2も手掛けたデヴィッド・コープ。
登場人物の古生物学者ヘンリーには、イアン・マルコム的セリフも担わせたようにも感じた。マルコム程、皮肉屋ではないが。
サントラのオーケストラは重厚。
往年のテーマ曲の、あのフレーズが流れた場面展開したシーンでは、思わずおぉっと声が出て気分が上がった。
後でサントラを聞いたら「Natural History Museum」という曲の終盤で使われていて、一気に盛り上げていた。
恐竜の造形は素晴らしいが、他の方達も書いているように、微妙に思える存在も...あえてそのように演出した可能性はあるのかもしれない。
大型草食恐竜は、見応え十分。
個人的には、街中に現れる恐竜と共に、恐竜と共存する世界をもっとみたかった。
現代において恐竜が生存できる環境は、ごく一部となり、自然に淘汰されているという設定は、鑑賞後、改めて考えさせられた。
今後きっと作られるであろう次回作では、どんな設定の元、どんな恐竜・登場人物で展開させていくのか、ハリウッドの底力を期待したい。
まだスピルバーグのパークを追い求めている
迫力は満点
う〜ん、イマイチ
モンスターバース?
そもそも"蚊"から取り出した遺伝子で始まってるのだからやいのやいの言っても仕方がないのだが、やっぱり生物考古学上に存在している奴らに暴れ回って欲しかった。初代の頃の「ラプトルこえ〜!」がやはり最高だったし、2?の翼竜も怖かった。
そんな事を言いつつも、無理無茶無謀唯我独尊親父が居なけりゃ終盤手前まではとても好きな展開だった(無論突っ込み所は気合い入れて目を瞑ったが)し、とにかくダンカン(と仲間達)が最高。でもなぁ最終的にはギャレス・エドワーズだったからなぁ。悪くはないのだが「そうじゃない」とも思ってしまう、残念な作品。けれども劇場で観ておくべき作品でもある。ジエン・モーラン最高だったし、スカヨハさんも次はモンハンワールド突入しちゃうんじゃないですかね笑(僕は案外好きなのでまた作って欲しい)。
最後に登場するモンスターの違和感
「ジュラシック・ワールド 復活の大地」をTOHOシネマズで鑑賞しました。
ーーー 前シリーズで世界に解き放たれた恐竜たちでしたが、彼らは現在の地球環境下ではほとんどが生き延びることができず、赤道付近の一部だけが生息域になっている。という設定で始まるシリーズ通算7作目。
人類を救う新薬開発のために陸、海、空の3大恐竜のDNAを採取する極秘任務を任されたゾーラ・ベネット(スカーレット・ヨハンソン)が新たなヒロインです。彼女は信頼する傭兵のダンカン、古生物学者らの探査チームと共に、いまだ危険な恐竜が数多く生息する禁断の島へと足を踏み入れます。そこはかつて初代「ジュラシック・パーク」の極秘施設があり、遺伝子操作などで新種の恐竜を生み出す実験を行っていた場所でもありました ーーー
一般的な評価はあまり高くないようですが、自分はまずまず楽しめました。
特に最初の海の恐竜のシーンは迫力もスピード感もあって、よくできていたと思います。「ゴジラ -1.0」でも海のシーンが良かったですが、負けじとハリウッドが作るとやはり迫力が違います。
ただ、皆が納得出来なかったと思われるのが、最後に登場する異形の怪物でしょう。あれは「エイリアン:ロムルス」で感じた違和感と全く同じ気持ちになりました。これだと恐竜映画じゃなくて、モンスターパニック映画じゃん!
結局、ジュラシックパークの運営側の「観客に飽きさせないために新種の恐竜を生み出す」というご都合に、この映画自体が陥っているんじゃないの?って感じてしまいました。
スター・ウォーズやエイリアンなど、シリーズ物を続けていくのは、なかなか大変ですね。
しかし、脱出する際に島外に「アレ」を持ち出したのは、次作への布石なのでしょうか・・・。
絵作りが絵画的に美しい
内容的には普通の怪獣アクションでまあまあ面白かったけど、他の作品と違ったのは、絵がアクション作品らしくなく美しいこと。海やジャングルや崖などの描写がきれいでした。
気になったのは吹き替え。いつも見に行く映画館が吹き替えしか上映してなくて、しょうがなく吹き替えで見たんだけど、やっぱ吹き替えだと乗れない。
日本人声優の独特の台詞回しや声のトーンが好きになれない。自分がアニメ作品をそんなに見ない理由のひとつがこれ。宮崎駿監督が声優を使わずに俳優を使う理由もこれじゃないかと推測している。
他の映画館も吹き替え上映が多いみたいなんだけど、夏休み→怪獣→子供→吹き替えという発想で吹き替え多いんだろうか。吹き替え止めてほしい。
ロークオリティ
恐竜から逃げる映画
これじゃない感
字幕版の方がいいと思う(ジュラシック・ワールド)
TOHO新宿で「バレリーナ」とハシゴで観劇するため仕方なく上映開始時間の関係で日本語吹き替え版を観たが、あれじゃ〜まるで、スカーレット・ヨハンソンが大根役者みたいな感じになってしまって気の毒だった!決してスカーレット・ヨハンソンは芝居が下手な俳優じゃないのに、日本語吹き替え版で声を担当した日本の俳優の、あの感じの演技では、本当に演じてる俳優が可哀想に思った。子役の頃からスカーレット・ヨハンソン大好きなのでジュラシックシリーズの新たなメインキャストの登場を楽しみにして観たが!字幕版で観れば良かった。これから観る方は是非、字幕版で観ることを強くオススメします。作品は全体的にチープで安っぽく恐竜の登場も少なくて、これじゃない感があるのは否めないが、酷評されてる程ひどくはなかった。
よく出来た怪獣映画として楽しめた
暑いなか重い映画を観る気がおきず、涼しい映画館で映画IQ下げてだらーりと観られる作品として選択。どうせドラマはないので、画面に集中できる吹き替えで鑑賞。そういった用途には文句なく嵌りました。恐竜SFではなく怪獣映画(アトラクション?)として楽しめる出来です。
お話しはご都合主義のカタマリではありますが、ちゃんと肉食怪獣毎に1人ずつ生贄を差し出しつつ(除くT.レックス)ゲーム3面をクリアしていってファイナルステージへ。コブダイみたいなラスボス怪獣の造形は?でしたが、最後までダレ場なく話を運んでます。過去作オマージュシーンも随所に入れてシリーズご贔屓さんへのサービスも忘れないソツない作り。
S.ヨハンソンの吹き替えが棒だった(クレジット見たら松本若菜)けど、他作品でのスカヨハの吹替の声質とは合ってたし、まあ主役は怪獣なんでどうでもいいかと。
昨今、小学生でも「恐竜」の定義は知っているのにモサやケツァルを恐竜と言うのは如何なもんか、という野暮なツッコミは怪獣映画にはなしか。
面白いけど、素人の朗読にお金は払いたくないかな
シリーズ物で考えるなら駄作
ジュラシックシリーズじゃ無ければ星3~4の間ぐらいの評価にしたと思います。
シリーズ物として見た時になんかマンネリで盛り上がりに欠けるシナリオ、あまり好きになれない登場人物、恐竜と言うよりも怪獣を見てる感じでした。
家族部分のシナリオ無くても問題無いけど歴代で出してるから無理矢理シナリオに混ぜた感じがしました。
13日の金曜日と同じフォーマットですよね
排尿のリアリズムと、“作られた命”たちの対比
今作は133分という限られた時間の中で、陸・海・空の恐竜たちを惜しみなく登場させながら、過去作へのオマージュを取り入れた、内容満載の作品である。そのため、全体としては各人物の人間的・感情的な描写や、恐竜たちの生物学的リアリティの掘り下げにはやや限界があった印象だ。
そんな中で特に印象に残ったのは、 家族チームの彼氏による排尿シーンだ。敵の接近によって尿意が抑えられ、去った瞬間に再び排尿が始まるという描写は驚くほどリアル。介助の経験がある人であれば、「恐怖や緊張によって排尿が止まる」「安心と共に再開する」といった生理的反応に深く共感できるはずだ。 加えて、この場面の音響演出にも注目したい。目を閉じていても排尿感が伝わってくるような繊細なサウンド設計。まるでASMRのように、危機と安堵の間を揺れ動く生理的なリズムを象徴している。
この一見どうでも良さそうなシーンにおいて、比較的長尺な割り当てとサウンドデザインに顕れたようなこだわりを掘り下げると、本作の根幹にある設定を担保する重要なシーンと気づかされる。 たとえば、ジュラシックパークシリーズに散見される「恐竜の糞」の描写が、今作では一切登場しない。これは、おそらく今作の恐竜たちの多くが「キメラ」であり、動物というより“人工物”として扱われていることの表れなのだろう。さらに、スカーレット・ヨハンソンをはじめとする主要キャラクターたちも、感情や理性が過度に制御されたような行動を見せることで、どこか非人間的=人工的な印象を強めている。
こうした“人工性”が全体を支配する中で、排尿という生理的な営みによって唯一“動物性”を体現してみせた彼氏の存在は、非常に重要な意味を持つ。すなわち、下手をすれば『ゴジラ対メカゴジラ』的な完全SFの領域に踏み込みかねない世界観を、この一人の「本能的な人間」がかろうじて現実に近い世界感へと引き戻しているのである。 すなわち、あの排尿シーンは、本作における「天然」と「人工」の境界線を最も明確に示した象徴的な場面であり、 生物らしさとは何か、人間らしさとは何か、そして“生きている”とはどういうことかを、排尿という生理現象を通じてジョボジョボと我々に問いかける、 極めて示唆的なメタファーである。
惜しむらくは、この“生命のリアリティ”を体現したのが一人のキャラクターに限られていた点だ。もし他の登場人物たちにも、緊張と安堵の中で揺れ動くような排尿シーンが描かれていれば、より深く彼らの人間性を感じられたかもしれないし、物語全体のリアリティもさらに厚みを増していたことだろう。
次回作に期待。
1993年にスティーブン・スピルバーグが生み出した第1作「ジュラシ...
1993年にスティーブン・スピルバーグが生み出した第1作「ジュラシック・パーク」から始まり、これまでのシリーズ6作がいずれも大ヒットを記録してきた「ジュラシック」シリーズの通算7作目。スカーレット・ヨハンソンら新たな顔ぶれのキャストで、前作「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」から5年後を舞台に、新章の幕が開ける。
熟練の特殊工作員ゾーラ・ベネットは、信頼する傭兵のダンカン・キンケイド、古生物学者のヘンリー・ルーミス博士らとともに、初代「ジュラシック・パーク」の極秘研究施設が存在した禁断の島へ足を踏み入れる。そこはかつてパークの所有者が極秘の実験を行い、“最悪の種”と言われる20数種の恐竜が生き残った、地球上で最も危険な場所だった。ゾーラたちの任務は、心臓病に奇跡的な治療効果をもたらす新薬の開発に不可欠な、陸・海・空の3大恐竜のDNAを確保すること。ゾーラたちは恐竜の脅威に立ち向かいながら、任務遂行のために歩みを進めていくが……。
監督は「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」「ザ・クリエイター 創造者」のギャレス・エドワーズ。製作総指揮をスティーブン・スピルバーグが務め、脚本は「ジュラシック・パーク」「ロスト・ワールド ジュラシック・パーク」のデビッド・コープが28年ぶりにシリーズに復帰。シリーズ初の女性主人公となるゾーラをスカーレット・ヨハンソンが演じ、マハーシャラ・アリ、ジョナサン・ベイリー、ルパート・フレンドらが共演する。
ジュラシック・ワールド 復活の大地
2025/アメリカ
配給:東宝東和
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