「短いが面白かった」内定代行 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
短いが面白かった
就活をテーマにした全3話のオムニバス。
第1話 内定代行 ⭐︎3.5
就活中の紬紀は企業の面接に呼ばれ、内定をもらえることになった。しかし、そこで彼女は突然、面接官に引越し補助の有無などの質問を始めた。そんな話。
これ、面接の代行らしいが、誰かの代わりに面接に行ったって事だよね?そんなの成立するの?よっぽど顔が似てるとか(例えば、一卵性の双子とか)ならわかるけど、お金もらって他人の代行をしたようだから、どう顛末になるのか。
伊達さゆりの演技も上手かったし、まぁ、面白かった。
第2話 親切な助言 ⭐︎3
最終面接を待つ間、小さな会議室に通された花奏は、面接官が急用で席を外した間にスマホに予想外の人物から電話がかかってきた。そして、その相手は会社の中から電話をかけてきていた。誰が何のために・・・そんな話。
これはイマイチだった。電話の相手がなぜそんな事をしたのか、布石でも有れば違ったのかもしれないが、唐突過ぎて、はぁ、そぅ、くらい。
第3話 インフルエンサー ⭐︎4
インフルエンサーの学生・美梨は、就活で内定を得たが、前回の面接の際、社員の裏の実態を把握していた。面接官にその事を伝えると、彼は彼女の自作自演では無いかと疑ってきた。そこで・・・そんな話。
これはどんでん返しも有って面白かった。美梨役の鹿目凛が可愛くて不気味だった。こんな就活生が居たら面接官も大変だろうなぁ、と少し同情したが。
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