第10客室の女のレビュー・感想・評価
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Netflix original 日本語吹替あり 視聴記録のみ レ...
Netflix original 日本語吹替あり
視聴記録のみ
レビューを後回しにしていたら内容を全く忘れました。
そういう作品なんでしょう。
………………
キャスト
ローラ:佐古真弓、リチャード:三上哲、ベン:鶴岡聡、アンネ:清水はる香
【Netflix味のミステリーサスペンス】
クリスティ風味のミステリー
目撃者は自分だけ、のバルカン特急スタイルのミステリーだがオリエント急行やナイル川を思わせるクリスティ風味もあった。
『ウェアの犯罪小説における文体は、しばしばアガサクリスティのそれと比較される。ウェア自身、自身の作風のいくつかの側面はクリスティから直接影響を受けていると述べている。ウェアの主人公は通常、犯罪に巻き込まれ危険な状況に陥った普通の女性である。ウェアの最初の2作は、集団が閉じ込められたり、危険な環境から即座に脱出できない状況下での殺人ミステリーを題材としている。クリスティは『オリエント急行殺人事件』などの作品でこのプロット手法を駆使したことで有名である。』
(原作者Ruth Wareのwikipediaより)
The Girl on the TrainやThe Woman in the Windowなども引き合いにされており総じて人物像や出来事や展開に既視感のあるミステリーだった。出来はそれほど悪くなかった、とはいえ精彩を欠き見て直ぐにスルッと忘れる感じは否めなかった。
imdb6.0、RottenTomatoes27%と33%。
雑感だが、スリラー、ミステリー、サスペンス、冬の時代だと思う。理屈はともかく今はホラーの時代なわけである。だからホラーに一歩準じるスリラーやミステリーやサスペンスの印象が薄くなる。さいきん見たスリラー、ミステリー、サスペンス系で印象的だったのはなんだろうと思い出してみたとき鑑定士と顔のない依頼人あたりまで遡らなきゃならなくなる。時節柄ホラーならそこそこの出来でも突出できるのに、スリラーミステリーサスペンスと言ったら途端にレベルが高くなければ記憶に残らなくなってしまっている。
たとえばTi WestのX、パール、MaXXXineは悪くなかった。ただ振り返って冷静に考えてみるとホラー時流にうまく乗ったなという感じはある。じぶんも批評家たちもXパールMaXXXineを過大評価している。M3ganだってともすればチャッキーになるところをブラムハウスの最高益を稼ぐシリーズに昇格した。やはり時流がホラーに味方している。そしてこの時流を創ったのはアスターとデヴィッドロバートミッチェルのイットフォローズであり、ピールのゲットアウトからはコンペティション的過熱状態になった、と認識している。
本作だって映画として必ずしもひどいわけじゃないのに批評を著しく落としているのはミステリーだからであり、スクリプトをちょっといじってホラーにすればIMDBは7を超えトマトはRottenにならなくて済んだ・・・なんてことを漠然と思った。
また、ここのナイトレイに華は感じなかった。むしろ端役扱いだったスコデラリオと交代でもよかった気がした。
“目撃”と“否定”が交錯するミステリー構造 「信じてもらえない」と...
90分ポップコーン映画
王道ですな
Netflixオリジナル映画。
しかし最近はネトフリもクオリティが高い。
映画の質的には劇場公開できるレベル、と言うかして良いレベルの作品が多い。
配信限定のほうが何かしらメリットもあるのだろう。
数年前MCUの『ブラックウィドウ』がコロナの影響でディズニー+の配信が決定し、ギャラ問題も含めスカーレット・ヨハンソンがぷりぷり怒った事がありましたね。
と言うことは演者とすれば劇場公開の方がメリットはあるのでしょう。
制作側やスポンサーも同じだと思うけどな。
まぁ、それはさておき本作。
別に見たいと思って観たわけではない。
ネトフリのランキングで3位だから観てみた。
説明書きも面白そうで、なんとなく観た。
上記で言ったように作品の質は高い。
中盤までの引きも強い。
すごく良いんだけど、ラストにかけては、、
サスペンス物やミステリー物が好きな人ならば、おそらくラストに行くまでにある程度予想は出来てだと思う。
何パターンかの予想のうちそれが当たっちゃう感じ。
要は、予想の範囲内。
斜め上にはいかない、王道な作品。
王道はいいのだが、王道ならばより質感を求めるし、心に残るシーンを演出して欲しいところ。
流石にそこまでの映画ではなかったが、つまらないわけではない。
ごくごく普通に楽しめる。
と言ったところ。
やること無くて、映画で時間を潰したい人にはオススメ。
前半は面白いと思う。残念ながら後半は失速
ミステリーの作り方はアガサ・クリスティーばり
怪しげな奴がやつぱり
主人公(キーラ・ナイトレイ)はジャーナリスト、取材のために豪華なヨットに乗り込む。
主催は世界的な億万長者で、難病のため余命わずかという女性、集まったのはお金持ちばかりで、難病基金に寄付してもらおうという仕組み。
たまたま入り込んだ10号室で女性を見かけ、その夜、誰かが海に落ちたのを目撃、スタッフに連絡するも、10号室は空室で、乗員乗客ともに全員確認できたという。
諦めずに調べていたところ、自らも命を狙われる。
キーラ・ナイトレイは諦めない女にピッタリだ。
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