フランケンシュタインのレビュー・感想・評価
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耽美な怪物
150分あっても急ぎ足に感じた
美術や衣装がかなり凝っててゴシックホラーの雰囲気は良かった。
だだ、肝心の物語はあまり響いてこなかったかな...
描きたいことは伝わるんだけど、どのキャラクターも最初からセリフでお互いを語り尽くしちゃうから150分あっても感情が盛り上がらないまま終わってしまった。
直前まで対立してたのに最後が無理やり終わらせた感あってちょっと納得いかなかったなぁ。
はじめからヴィクターと怪物の絆が殆ど描かれないから最後も取って付けたような印象しかなかった。
これは映画じゃなくてじっくり8話ぐらいのドラマ形態でやったほうがもっと感情移入できただろうし、いい作品になったような気がする。
今回のフランケンの怪物は歴代でいちばんの美形。
長いけど丁寧な描写に緩急を混ぜてる
本日のマ王は映画のハシゴです😆
先ずはNetflix制作、ギレルモ・デル・トロ監督の『フランケンシュタイン』から鑑賞✨
奇しくも本日鑑賞する2作品とも死体系の映画となってしまった🤣
過去に何作かフランケンシュタインの作品は観てきたけど一番説教臭い感じがしたのよね💦
生命讃歌と人生讃歌をフランケンシュタインで聞かされてもって思ったりもしました😐
ただし、知ってるフランケンシュタイン映画の中ではかなり上質な作りになってます☺️
特にミア・ゴスが演じるエリザベスが物語の象徴的存在となり映像を引っ張っていく感じが面白かったかなと👍
皆は知ってると思うけど『フランケンシュタイン』て博士の名前なのね。
本名、ヴィクター・フランケンシュタイン。
その禁断の実験の結果に生まれたのは名前の無い「怪物」に過ぎないのよ。
この怪物だけど思ったより怪物顔ではない。
今作に於いて何なら角度によっては美青年にも見える。
過去の『フランケンシュタイン』での怪物が巨体で醜く描かれてるのに反発するかの本作の怪物は、怪物として描こうとしていない。
単純に不死の身体に弄ばれている哀れな命である。
映画『哀れなるものたち』でも知能の低い状態から成長する中で様々な知識を得ていたが、本作の怪物が生きる矛盾と死への渇望を学んだ結果が博士に癒しを求めるという結末に、現代社会が抱える生への尊敬が蔑ろにされてる問題を練り込ませているように感じました。
ていうかマ王、謝る😑
意外と難しい映画でした🌀
もしかしたらマ王の感想は的外れかもです😫
まぁ大体予測はしてたんだけど、パンフレットありません😑
鑑賞中何度か眠気に襲われたけど上映時間がちょっぴり長いのでその所為かなと😅
吸血鬼とか狼男とかの古典ホラー好きにはオススメですね✨
基本的に悲しい物語なのでその点を踏まえるのなら良作かなぁ〜
映画館での鑑賞オススメ度★★★☆☆
哲学系の映画度★★★★☆
ミア・ゴスってブサイク?度★★★★★
フランケンのお目がかわいい😍
1.21ジゴワットの命の輝き
なにゆえ今さらフランケン?と思わないでもなかったが、パンズ・ラビリンス、ヘルボーイ、シェイプ・オブ・ウォーターなど、異形の存在に並ならぬ愛情を注ぐギレルモ・デル・トロ監督のフランケンシュタインが面白くないわけがない。そう思って、映画館に足を運んだ。やっぱりスクリーンで観て大正解だった。
メアリー・シェリーの原作を下敷きにしたオリジナルストーリーは、19世紀半ば、氷に閉じ込められた北極点探検船から始まる。銃で撃たれても死なない、おそるべき怪力のボロをまとった大男に船員たちが次々に襲われる。そして、救出されたフランケンシュタイン自身から来し方が語られる。一挙に映画に引き込まれた。
正統ゴシックホラーにふさわしい重厚で美しい映像や、悪趣味と言っても差し支えない実験や解剖のシーン、クリーチャーへの優しい眼差し(時に人間に対するそれよりも)はいかにもギレルモ・デル・トロ監督全開である。
Netflixの映画で、日本では限られた劇場でしかやらないらしく、あまり話題にもなってないが、なんとももったいない話である。
ただただ長かった
眠気を吹き飛ばす、生々しくも幻想的な映像体験
上映前、少しの眠気を感じていたにもかかわらず、始まった瞬間にその意識が一気に覚醒した。
それほどにこの『フランケンシュタイン』は、映像の力で観る者を引きずり込む。
冒頭で起こった出来事を軸に、そこから過去へと物語を広げていく構成は巧みで、まるで“出来事の真相を紐解く旅”のように展開していく。
時間の流れを行き来する語り口が、観客の興味を常に引きつけ、眠気など吹き飛ぶほどの没入感を生み出していた。
久しぶりにファンタジー映画を観たが、改めて近年のメイクや小道具のクオリティの高さに驚かされる。
血肉の質感、縫合の跡、そしてラボの湿った空気感に至るまで、すべてが異様なほどリアルで、まさに“生命と死の境界”を目の前で見せつけられる感覚だ。
特に死体を解剖・再構築するシーンは、思わず目をそらしたくなるほどの生々しさ。
このリアルさは単なるグロテスク表現ではなく、“生命を創る”という禁断のテーマを観客に突きつけるための演出として機能している。
物語全体に漂うのは、恐怖と哀しみ、そして創造の狂気。
それらが織りなす映像の連鎖は、単なるホラーではなく、「生きること」そのものを問うファンタジーとして心に残る。
人間をより人たらしめるもの
まあ 付いてけるし 長さは感じない 悲哀。
本作 Netflix 作品 2週間先行で 劇場映画館公開
俺は Netflix 加入してないので鑑賞 イオン 🈶有料パンフは当然無し。
まあ 空いてたけど @500➕のアップグレードシート💺だけは満席🈵
朝だし 149分だし もう気合の入った人の観る作品。
長いから配信でいいかも と思うけど 肝心のところ倍速可能性があり 映画館で🎦🥫缶詰 メリット大
この監督は 色々受賞して有名らしいが たぶん❓初鑑賞
俳優さんも ミア・ゴス さん以外はわからず
シロウト的には ジョニー・デップ ティム・バートンの名作『シザーハンズ』の雰囲気感じた。雰囲気な
中世ヨーロッパ的な雰囲気も 氷雪の海と結びつけ
語り手を変えた展開は飽きさせない。
人間の邪悪イジワルな気持ちからの変遷【スクリーンで確認して】も 妙に共感できるのだ。
怪物🧌も色んな展開で 心情の変化的に納得感あり。
画面展開も上手い。
ミア・ゴス さん 『マキシーン』から変わりすぎ それもイイかもな。
そういや 『フランケンシュタイン』って昭和世代は子供なら誰でも知ってるけども 色々藤子不二雄さんのアニメとか
認知度100%だけれども 古い映画作品もあるのだろけど
ダイレクト『フランケンシュタイン』は人生初。
さぁ どれだけ 大暴れするかな❓
でも妙に 心の中に納得作品でした。Netflixもやるねぇ。
同列の観客が 嗚咽 なんで❓の鉄面皮の俺ではあった。
ギレルモ・デル・トロ監督が古典的ゴシックホラーの傑作をリメイク!
NETFLIX配信前の限定劇場公開で鑑賞
絢爛豪華でダイナミックな映像美が圧巻、デル・トロ監督こだわりの画作りに惚れ惚れします
人間のエゴによって生み出された人造人間の悲しくも数奇な運命を重厚に描く骨太なストーリーも相まってグイグイ惹き込まれる素晴らしい作品でした
作品の性格上、絶対に大きなスクリーンと音響のいい劇場で観たいと思っていた作品なのでイオンシネマの特別上映に感謝
これまで見た“怪物”描写の中ではジェイコブ・エロルディさん演じる本作が一番好き、スタイルが良くてハンサム、そしてフランケンシュタイン博士の永遠の命に捕らわれた傲慢によって生み出され、死にたくても死ねない哀愁漂う表情が最高に切なく、継ぎ接ぎだらけのルックもなかなかリアルで素晴らしいキャラクター描写でした
オスカー・アイザックさんの演じるフランケンシュタイン博士もあまりマッドサイエンティストの方に振り切らず、リアルで力強いな博士っぷりがとても役に合っていて印象的だった
そして、エリザベスを演じるミア・ゴスさんが美しく、妖艶でとってもゴージャス、ものすごく強烈な印象を残します
特に初登場シーンの青いドレスがすごく似合っていてメチャクチャ綺麗でした
と、総じて名画の風格を持つ新たなるゴシックホラーの傑作が誕生しました
フランケンシュタイン
人は自身の生も死も決められないけど、赦しは選択できる
憎しみに愛、無理解に友達、孤独に生命、そして赦し…。人間の醜さや世界の無情さをこれでもかと描きながら、なおもその中にある美しさに目を向けるような、多くの悲しみの中の一筋の光のようなかすかな希望を信じ続ける
ヴィクター!"それ"を創ったら終わり…?だが終わらなかった"怪物"=オスカー・アイザック✕ジェイコブ・エロルディ、生を目指して死を創った創造主と怪物の仁義なき戦い?憎しみに晒され、世界に溢れた暴力を知り、愛に触れ、そして赦しを試される孤独な人生の旅路。誰しもが心に孤独の怪物を飼っていて、死は時として癒しにもなりえる。
一貫した作家主義で、しっかりと人間が描かれていた。おかげで僕らは"怪物"に人間性を見出だせる。『パンズ・ラビリンス』でも『シェイプ・オブ・ウォーター』でも、彼の作品で一番醜いのはいつだって人間のほうだ。知性は?心や魂はどこにあるのか?壊れても、壊れたまま生き続けないといけないから、忘れて赦したほうが自分のためにもいい。ジェイコブ・エロルディのクリーチャー役くらい珍しい、通常運転が狂気のホラークイーン=ミア・ゴスの善良キャラ(失礼?)で、三角関係。デル・トロの作品愛に応えるようなエロルディの傑出した演技から、息を呑むように余韻のある命を讃えるような完璧なラストカット(今年観てきた映画の中で一番だったと思う)まで、実に壮大かつ雄大で雄弁な、深く美しい物語だった。時を超える本当の「映画」を観たなという充足感たるや…。
異型(モンスター/怪物)を描き続けるデル・トロの原点を観た!オスカー受賞した傑作『シェイプ・オブ・ウォーター』以降、『ナイトメア・アリー』、『ピノッキオ』(またもや"クリヴァル"クリストフ・ヴァルツ)そして本作と、近年は自身が影響を受けた古典の再映画化に挑んでいる我らがデル・トロだけど、そのいずれも持てうる限りのリスペクトと愛を込めて映画化しているのが素晴らしい。やはり彼の作品には、古き良き壮大なロマンを感じずには居られない!【デル・トロの"原点三部作"】と呼ぼう。映画とは人生だ!!
エロルディは、『プリシラ』ではかのエルヴィス・プレスリーを演じて、本作では怪物を演じて、まだ二十代の彼に演じられないものはないのかと思うような、身長含めて必然のキャスティング(古典という意味では『嵐が丘』も楽しみ!!)。本当に彼はシャラメやオースティン・バトラーと並ぶ、これからのハリウッドを担う若手スター。本作のレッドカーペットやプロモーションでは兄弟のように仲良さそうな様子を見せている主演2人だけど、親子・父息子の物語でもあった。
重厚感溢れる逸作!
美しさの中にある、静かな赦し
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