劇場公開日 2025年10月24日

フランケンシュタインのレビュー・感想・評価

全129件中、61~80件目を表示

4.0生き続ける精霊

2025年11月6日
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泣ける

悲しい

死の克服に挑戦するという外科医が、生命の創造に成功するが、その存在は自身の描いた物語を超越していき…といった物語。

倫理感のブッ飛んだヴィクターと、別の意味で倫理感のブッ飛んだエリザベスを中心に描かれる第一部。

周りとの軋轢を乗り越えやっとこさ生み出した生命…最初はホッコリする雰囲気だったが…いつの間にかかつての父の様な姿にハッとさせられる。

それでも、その叫び声に一度は戻ろうとした気持ちはホンモノだったのだろうか…?

そして何より彼の存在。
知性を与えてくれるのはやはり愛情か…(涙)ヴィクターのそれとは正反対のおじいちゃんとの関係にグッときた。

でも、最も刺さったのは狼と猟師の件で、憎しみはなくとも…終わることはない、の言葉かな。哀しいけど、名言すぎるでしょ。

話は現在に還り、終わることのできない苦しみの話や、生の創造!?はたまた死の創造!?…結局ヴィクターが望んだものとは?そして、真の怪物は…!?

…と言うような話が約2時間半、濃厚に詰め込まれたドラマ作品だった。言ってしまえば、予告編のような派手な展開はそりゃあもうね…。

別にそれを求めてた訳では無いから良いっちゃ良いが…改めて予告編職人ってスゲェな。。

そして穏やかな感じにしてるが、ゆうてちょっと前までアンタ破壊しようとしてたじゃんw

まぁでも、そこからのおじいちゃんの教えに繋がると言う意味では良かったのかね。

苦しくとも生き続けることの大切さや憎しみを越えること、人の倫理感を問う物語に心を動かされた作品だった。

んで今更ですが、別に彼がフランケンシュタイン…って訳では無いんですね。

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MAR

3.0ヴィクターが怪物だった

2025年11月6日
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悲しい

怖い

知的

ある意味ヴィクター・フランケンシュタインのストーリー
怪物も関係者も全てヴィクターによる犠牲者

割と原作に忠実なのと怪物の心優しい演出も目立った
ミア・ゴスの美しさが際立っている
クリストフ・ヴァルツも印象的だった

Netflix独占配信に先駆けての一部劇場公開という形だがこういうのも良いと思う

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よう

4.5今年の目玉のひとつとなる傑作

2025年11月5日
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ギレルモ・デル・トロが「フランケンシュタイン」を映画化した。

ヴィクター・フランケンシュタインが創造した新たな生命、それは「怪物」?

そう、人間の感情を持ってしまったモンスター。
切なかった。

せめてミア・ゴスと交わって欲しいと願ったが、それも叶わなかった。

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エロくそチキン2

3.575点ぐらい。ボリス・カーロフのとは別モノ

2025年11月4日
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鑑賞方法:映画館

フランケンシュタインは、白黒でボリス・カーロフが怪物を演じてるユニバーサルの1作目と2作目の『フランケンシュタインの花嫁』を観ております。

そっちのイメージが世間的には広まってると思うんですよ、怪物の名前はフランケンシュタインで、首にボルトが刺さってて角ばった顔で、って感じに。

この映画では、フランケンシュタインというのは怪物の名前じゃなく、怪物を造った博士の名前。

怪物の見た目も例のイメージとは、だいぶ違う。

北極から始まったりするし…

かなり脚色してるなと思ったんだけど、調べてみたらユニバーサルのボリス・カーロフ版の方が原作を変えてあるらしい、こっちの方が原作に近いのかな?

ホラーってよりヒューマンっぽくて、終わり方もビックリした。

まあコレはコレで良いけど、やっぱりユニバーサルのボリス・カーロフ版の方が好きです。

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RAIN DOG

4.0ビルド&スクラッチ。狂気 × 純白の行く末に釘付けの149分。それ...

2025年11月4日
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ビルド&スクラッチ。狂気 × 純白の行く末に釘付けの149分。それぞれの「怪物」に内包された悲哀の描かれ方は、流石。

造形美もさることながら、迫力有る音も含め大きなスクリーンで観れて良かった。良作。

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こち

4.0尽きない命の哀しさ

2025年11月4日
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鑑賞方法:映画館

ネトフリの配信でなく、スクリーンで観て良かった!
映像は正にワタシがイメージする「デル・トロ」カラー。決して澄み渡ることのない青色が広がります。
ストーリーは、フランケンシュタインによって生命を与えられた実験体(いや、怪物だろうか?)が、人の優しさに触れるほど、知識を身に付けて行くが、体験を重ねれば重ねるほど自分の境遇を知り、消えることのない命の灯に絶望し、それならば伴侶を、と言った感じでラストに向けてさあ、どうなる?と一筋の迷いもなく盛り上がって行くもので、ぶれのないたてつけに惹き込まれました。
大人の絵本とでも言うべきなのか、心に刻まれるストーリーでした。

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ニコラス

4.0最後は心がほっこり&悲しい

2025年11月3日
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泣ける

悲しい

子供のころドラキュラと並んで好きだったホラー?がフランケンシュタインでした。死体から再生された巨大な醜いモンスターの映像がなんとも言えず不気味で、手で目を隠しながらテレビで見てた記憶があります。で、今回もそのトラウマを期待して観たのですが、違ってました。前半はそのような感じでしたが、後半、特にラストはなんか心がほっこりするのと悲しい感動に襲われました。途中、つっこみたくなるシーンもありますが、150分の時間を全く感じさせない感動的な作品でした。(大好きなミアゴスちゃんもよかったし)

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ボニ太郎

4.0怪物の悲哀がよく出ていた

2025年11月3日
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2025年劇場鑑賞309本目。
エンドロール後映像無し。
ネトフリ作品なので当然パンフ無く減点0.5。

何度も映画化されてきたけど意外としっかり観たことがない気がするフランケンシュタイン。アイ・フランケンシュタインみたいな派生映画は見ているのですが。話自体は子供の頃小説を読んでいてなんとなく覚えています。
子供心に怪物が人の心に触れて優しくなれるチャンスもあったのに、別の人間のせいで結局殺人鬼みたいになっちゃって可哀想だな、と思っていて、それはこの映画でも描かれていました。それに加えて死ねない体というのがあって、永遠の孤独に耐えられない、という怪物の主張がよく分かるようになっていました。
フランケンシュタイン博士の回想と、怪物の回想の二部構成になっていて、後半は面白かったのですが、博士の回想の怪物に対する態度がキツすぎてちょっとしんどかったです。博士も最初は怪物に優しかったイメージがあったので・・・。

あと、優しいミア・ゴスを初めて見ました(笑)

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ガゾーサ

4.0もっと観られていい映画

2025年11月3日
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日本では殆ど宣伝されたないのでは?
贅沢な絵作りで、デルトロの趣味が暴走する事なく(それはそれで面白いんだが)展開するため、そんなに選り好みされないつくりだと思う。
手垢のついたような、でも普遍的なテーマをデルトロ版でも観てほしい。

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ドランク

4.0不死なの?

2025年11月3日
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話には聴いていたが、フランケンシュタインって創造した博士の名前だったのか。あの怪物には名前が無いってことかなるほど。
美しく残酷で悲しい物語。
「どれくらい死んでた?」やはり不老不死なのか。

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あらじん

3.0現代のプロメテウス

2025年11月3日
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単純

メアリー•シェリーの原作とは別物でした。なので、キャラクターを借りたスピンオフとして観れば面白いと思います!安心感とポップさ、画作りの丁寧さが好感でした。
原作からストーリーが大きく変更されていました。原作では子供の殺害があるので、そのままでは映画化にハードルがあったのでしょうか。女性への恋心の芽生えと殺害に至る心理的変遷は原作通りのほうが面白いと感じました。映画では船長が過度にマッスル化されておりそれも避けて欲しかったです。最も違和感があったのは、クリーチャー(怪物)の独白で「創造の責任とは何か」ということがあまり語られておらず、そこはこの原作の美しさの頂点だと思いますのでぜひ真正面から描いて欲しかったです。

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TT

3.5何か惜しい

2025年11月3日
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脚本も各章の構成も良いと思うけど、キャラ達の感情の変化過程を見せる演出が極端に乏しい印象。だから怪物(フランケン)が出るまで微妙に乗れなかったし、最後もグッと来なかった。

怪物とおじいさんのエピソードも正直おじいさんの演出が弱めで、寂しい。結果ありきの粗筋を追うだけではどうも物語が活きず、心が掴まれる様な輝きが生まれない。

ただミア・ゴスは演技といい雰囲気といい突き抜けていて良かった。

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石岡将

4.0はぐれ者への優しいまなざし

2025年11月2日
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泣ける

ドキドキ

知っている古典がモチーフなためか、めちゃくちゃ新しくてヤバイ!という印象はありませんでしたが、社会から受け入れられない怪物的なはぐれ者への優しいまなざしに、いつものデルトロみを感じました。生みの親であるフランケンシュタイン博士に殺されかけ、命からがら逃げ込んだとある農家で、おじいさんに頭を撫でてもらう孫をみて、自分で自分の頭を撫でてみる怪物が切ない。彼がおじいさんのもとで本を読み言葉を覚え成長していくところがよかった。
エリザベスは多分あの時代にあって生きづらい女性だったと思うんだけど、おそらく結婚にも消極的で、怪物のことはどのような目線で愛していたのだろうか。同じ異端としてのシンパシーを感じていたのだろうか。そのあたりはちょっと分からないままでした。
ヴィクターの母や天使に使われる象徴的な赤い色、怪物に命が宿る際に口から心臓を駆け抜ける視点などはゲーム「デスストランディング」を思い出しました。作者同志も交流があるようですが何かオマージュ的なものがあったのだろうか。

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アボカドかゆうま

3.025-128

2025年11月2日
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死の中から生まれた忌まわしき者。
創造主からは愛を受けず、
彼の心を見る者から
知性と生きる意味を授かる。

望むべきモノは与えられず、
ただ生き続けろと諭される。

哀れで虚しい😕

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佐阪航

4.5最も美しい人造生命

2025年11月2日
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悲しい

知的

 ネトフリ製作なので観れないかと諦めていたが、ありがたいことに上映してくれたのでウキウキで鑑賞。『パンズラビリンス』以降、ギレルモ・デル・トロ監督のファンであります。
 近年のフランケンシュタインはあまり観ていないが31年版、続編の『花嫁』はセットで大好き。

 感想としてはとにかく題材と監督が相性ばっちり。今日ではゴシック・ホラーのイメージが強い『フランケンシュタイン』だが、今作ではより哲学的な、生命の意義というか『死は乗り越えるべきものなのか』そして『乗り越えてしまったらどうなるのか』という問いが描かれる。衣装やセットといった世界観の作り方も、デル・トロらしい誇張された舞台っぽさ、と言っていいのか分からないが徹底されていて力の入れようを感じた。
 もちろん、良いほうに作用している。

 主人公には赤色、弟の許嫁には緑色の衣装が多く緑が生へのリスペクト、赤が死への執着のようなメタファーなのかなと思った。
 衣装そのものもすごく格好良く印象的だったが、クレジットロールでティファニーが出てきて驚いた。私のような門外漢でも分かるもんだね。

 ストーリーは怪物に追われるフランケンシュタイン博士が自身の人生を語る形式で進み、後半で怪物の視点になる。このスタイルは意外だった。
 結構長いというか、『これ纏まりきるのか…?』と少し不安になったが、様々な要素を含みつつ綺麗に、すっきり纏まった。怪物がこれからどうするのか、という点はすこし気になるが、画作り、シナリオ、キャラクターどれをとっても美しい映画だった。

 解剖シーン、組み立てシーンなどグロテスクなシーンも多いので苦手な人は注意かも!

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くめい

5.0原作に近くアカデミー賞を獲った『シェイプ・オブ・ウォーター』以上に良かった

2025年11月1日
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泣ける

悲しい

怖い

ギレルモ・デル・トロ監督は『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞を獲得しましたが半魚人に続いて今回の『フランケンシュタイン』でも単なる殺人鬼的な化け物としてではなく原作のように知性や優しさを持ち合わせており、異形としての悲しみや孤独に苦しむ対象としてしっかり描いていてストーリーや構成、映像も素晴らしくて感動しました
傑作だと思います

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龍次朗

4.0人造人間の生命の創造よりも不死の苦悩を、そして憎しみよりも赦しを。ミア・ゴスの新たな一面が魅力的。他の配信作品も劇場公開して!!

2025年11月1日
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泣ける

ドキドキ

フランケンシュタインに北極のイメージは全くなかったので、冒頭から驚きました。
語られる人体創造実験の経緯。
勝手に命を創造し理不尽に扱う人間の傲慢さ。
無垢な感情から苦悩する怪物。
女性に愛されることの幸福を知る。
エキセントリックではないミア・ゴスの新たな魅力を感じさせる。
公開実験がなかなかリアルな反面、不死身の理由付けが全くなく、まさに奇跡。
人造人間の生命の創造よりも不死の苦悩を、そして憎しみよりも赦しが描かれているのが、今の時代を感じました。

他の配信作品も、少ない館数でも構わないから劇場公開してほしい!
「M3GAN ミーガン 2.0」も、ニーソン版「裸の銃を持つ男」も映画館で観たかった!

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ITOYA

4.0怪物は喋りすぎる

2025年10月31日
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悲しい

ドキドキ

異形の者が人間に近づく設定は、要らない
人間に近いから、怒っていい、悲しんでいい、なんて
人間目線の物語はシラケる
シンプルなゴシックホラーが観たかった
それでも、悲しい、美しい、エモーショナル

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アメリカの友人

4.5悲しい

2025年10月31日
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泣ける

悲しい

アニメやUSJに出てくるフランケンシュタインとはだいぶ異なる。
かっこいい。愛おしい。悲しい。泣ける。

長いけど、展開が飽きさせない。
映像もとても精細で豪華。
解剖シーンは血とか臓器とかが苦手な人は嫌かも、臭いまでしそうで。

博士が何故怪物フランケンシュタインを創造したのか、幼い頃からの生い立ちから描かれている。
子供が成長してどんな大人になっていくかを左右する親の愛情って大切だな、もちろん他の大人達も。

愛を知り、人を大切にする気持ちや優しさがうまれる。

怪物フランケンシュタインが言葉を学び、愛を学んで行く様子が早い。怪物だから学習能力が優れているのか、過去の脳の記憶なのか?

ラストのシーンで、船長さんがこのままでは踏んだり蹴ったりだなぁ、その作業は怪物フランケンシュタインに頼んだらいいのにって思ったら、怪物フランケンシュタインが自らやってくれた展開で良かった良かった。
弟さんは気の毒。

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いちごのチョコレート

3.5名作、ただしモンスターの設定は...

2025年10月31日
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悲しい

人外を描かせたら当代一のデル・トロ監督の渾身の一作。今年下期の注目作の1つだったが期待を裏切らない作り上がりだった。

原作小説、ボリス・カーロフ版映画の「フランケンシュタイン」及び「フランケンシュタインの花嫁」の名場面のいいとこ取りして、それらをオリジナルストーリーで紡いでデル・トロの哀愁をまとった映像世界に巧妙に落とし込まれている。

画面に登場するだけでワクワクする2人の怪優、K.ヴァルツとM.ゴスの芝居も楽しい。

オリジナル映画の、有名な「少女を池ポチャ」シーンはポリコレ配慮でオミットしたのか、どう撮ってもコメディになってしまうからか?

ただ、モンスターをアンデッド設定にしたのはやり過ぎのような気もする。

フランケンものの傑作パロディ映画「ヤング・フランケンシュタイン」も見返したくなった。あれの盲老人(J.ハックマン)との対峙シーンは爆笑モノです。

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ばとー