「倫理観ZERO&狂気に満ちたフランケンシュタイン」フランケンシュタイン ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
倫理観ZERO&狂気に満ちたフランケンシュタイン
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オスカー・アイザック演じる主人公ヴィクター・フランケンシュタインの
倫理観ZERO&狂気に満ち満ちた迫真の演技で引き込まれた。
ギレルモ・デル・トロらしく、怪物の造形や人の死体の描き方など、
本当に気持ち悪くて、これは見るに耐えない人もいるに違いない。
このあたりはホラー映画に近い見せ方&造形で見どころでもあると思う。
しかし、好きで生まれたわけではない”怪物(ジェイコブ・エロルディ)”の悲しさ、
せつなさ、心優しさ、純粋さ、ラストはちゃんと創造主としてのヴィクターを
リスペクトする&船を出向させるのに力を注ぐ怪物の姿勢に心を打たれた。
私の推しであるミア・ゴスのエリザベスもなんと悲しい存在であることか。
エリザベスが怪物と心を通わせるところはグッときた。
エリザベスが怪物の伴侶となることができれば、ハッピーエンドなのだろうが、
そう簡単ではないし、ヴィクターはそのつもりはなかった(そりゃ当然だろうが)。
実に悲しい話だが、鑑賞後感はすごく良かった。
149分の長尺でありながら、長いと感じることはなく、最後まで一気に集中して
観ることができた。
怪物のセリフ「お前を許す」は至言。
Netflix作品なので近々配信されるものの、
やはり劇場のスクリーン&音響で観ることで、映画体験は一段クオリティが上がると思う。
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満塁本塁打さんのコメント
2025年10月26日
確かに👍藤子不二雄先生さんの 影響は大。 怪物ですが心❤️の物語でした。原作の時代的にそこまで振り切れないですね。イイねコメントありがとうございました。でも誇張したモノクロ作品もあったかもです。
失礼します❗️ありがとうございました😊
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