劇場公開日 2025年10月24日

「長いけど丁寧な描写に緩急を混ぜてる」フランケンシュタイン マ王さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 長いけど丁寧な描写に緩急を混ぜてる

2025年10月25日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

本日のマ王は映画のハシゴです😆
先ずはNetflix制作、ギレルモ・デル・トロ監督の『フランケンシュタイン』から鑑賞✨
奇しくも本日鑑賞する2作品とも死体系の映画となってしまった🤣

過去に何作かフランケンシュタインの作品は観てきたけど一番説教臭い感じがしたのよね💦
生命讃歌と人生讃歌をフランケンシュタインで聞かされてもって思ったりもしました😐
ただし、知ってるフランケンシュタイン映画の中ではかなり上質な作りになってます☺️
特にミア・ゴスが演じるエリザベスが物語の象徴的存在となり映像を引っ張っていく感じが面白かったかなと👍

皆は知ってると思うけど『フランケンシュタイン』て博士の名前なのね。
本名、ヴィクター・フランケンシュタイン。
その禁断の実験の結果に生まれたのは名前の無い「怪物」に過ぎないのよ。
この怪物だけど思ったより怪物顔ではない。
今作に於いて何なら角度によっては美青年にも見える。
過去の『フランケンシュタイン』での怪物が巨体で醜く描かれてるのに反発するかの本作の怪物は、怪物として描こうとしていない。
単純に不死の身体に弄ばれている哀れな命である。
映画『哀れなるものたち』でも知能の低い状態から成長する中で様々な知識を得ていたが、本作の怪物が生きる矛盾と死への渇望を学んだ結果が博士に癒しを求めるという結末に、現代社会が抱える生への尊敬が蔑ろにされてる問題を練り込ませているように感じました。

ていうかマ王、謝る😑
意外と難しい映画でした🌀
もしかしたらマ王の感想は的外れかもです😫

まぁ大体予測はしてたんだけど、パンフレットありません😑
鑑賞中何度か眠気に襲われたけど上映時間がちょっぴり長いのでその所為かなと😅
吸血鬼とか狼男とかの古典ホラー好きにはオススメですね✨
基本的に悲しい物語なのでその点を踏まえるのなら良作かなぁ〜

映画館での鑑賞オススメ度★★★☆☆
哲学系の映画度★★★★☆
ミア・ゴスってブサイク?度★★★★★

マ王
活動写真愛好家さんのコメント
2025年12月15日

マ王さん、共感&コメントありがとうございます😊
「フランケンシュタイン」はもちろん、「魔人ドラキュラ」みたいなユニバーサルの怪奇映画シリーズ、そしてベラ・ルゴシやボリス・カーロフといった俳優さんたちが、私にとって怪奇映画そのものですよね‼️

活動写真愛好家