「もう少し説明があっても良かったが、だが、「声」と似た部分もある」ジェリーの災難 yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
もう少し説明があっても良かったが、だが、「声」と似た部分もある
今年86本目(合計1,628本目/今月(2025年3月度)20本目)。
中華系アメリカ人がいわゆるネット詐欺にあって完全に全財産を失って、仕方なく国に帰るというもの。ドキュメンタリー映画ではないですが、その趣旨も当然あります。また、映画の趣旨の関係上、どうしても、旧シネマートでやっていた「声」(韓国版オレオレ詐欺を扱う。日本でも公的に後援はされなかったが、いくつかの警察署がポスターを張ったりしていた)等と似た部分はありますね。
トリックとなる部分にある程度のIT知識と法的な知識が必要なので(特に前者が重要か)、そこが好き嫌い分かれるかな、といったところです。ただ、なくてもどうにもならないわけではありません。
どうしてもコメディ映画という分野等ではなくあきらかに問題提起の映画、しいて言えばドキュメンタリー映画に属する(ただし、厳密なドキュメンタリー映画ではない)分野で見るみないが激しいかなといったところですが、観て損はなかったかなというところです。
採点上特に気になる点までないのでフルスコアにしています。
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