6人ぼっちのレビュー・感想・評価
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弱い環 強い紐帯
小学・中学・高校の修学旅行の班分けは
全てがアイウエオの順で機械的に割り振られたので
本作のようなことはなかった、と
思い出す。
そもそも、自由行動の日
なんてものが存在しなかったしな。
唯一、同じような体験をしたのは
小学校の夏のキャンプの時か。
班分けは児童に一任されたため、
クラスの人気者を中心に幾つかのグループが出来上がる。
そしてどこからもあぶれた者同士が集まって、
一つの班を形成するとゆ~。
あぶれる側だった自分のような者にとっては、
なかなかに身につまされるここでの流れ。
とはいえ本作。
三十人弱の一クラスで、これだけあぶれる生徒がいるのは、
かなり無理な設定なのでは?
オマケに主役の『野村康太』を始め、
演技がいまだしの六人で、
僅か85分の短尺でも
素直に観るにはなかなかに厳しいものがある。
「友人がいない」「空気が読めない」
「不登校」「周りを気にしない」
「ガリ勉」「気が弱く控えめ」と
六人のキャラは立っている。
昔にも、こうした生徒はいたよなぁと、
実在の何人かの顔が思い浮かぶ。
若い人にはイマイマの世相の反映かもしれぬが、
自分のような年寄りにすれば
以前からの学校生活あるある。
友人がいないことで死にたくなるのは大げさも、
誰もがなにがしかの葛藤を抱えながら過ごしている。
勿論、気さくに話せる相手が居るにこしたことはないにしろ、
その関係性は自分で思うのと相手が考えていることは
必ずしも合致するとは限らない。
最初はぎくしゃくした会話も、
互いのことを知るうちに心は通うようになり、
最後には、一種の「吊り橋効果」で
関係はより深まっていく。
この一連の流れは予定調和ではあるものの、
挟み込まれるエピソードが各人の背景を端的に現し、
巧く構成されていることには感心する。
ここでの一山を乗り越えて、
結束がより強まるとの筋立ては納得できる。
が、ハレの時の高揚感が去っても、
関係が続けられるかは課題で、
体育祭や学園祭、修学旅行でできたカップルは
別れるのも早かったとの記憶がある。
熱い思いをぶつけ合える仲間の存在は、
有難いことだと目を細めて画面を見守る。
こうした感情から縁遠くなった身には、
眩しすぎる彼等・彼女等の数日間のクロニクル。
練らないから凡庸
ストーリーとか構成とかで─
観客は7人ぼっち
青春映画というより観光PRを兼ねたショートムービー
若い人に見てほしい映画ですね(^^)
予告を劇場で見ていて見に行った作品。
もっと、登場人物を深掘りして、内面のぶつかり合いにでもなるかと思ったけど。
コメディチックな展開もあり、まさに軽いタッチのアオハル映画。
“ぼっち”6人が一度きりの修学旅行で同じ班になって起きる物語。
6人のキャラがどっかで見たようなキャラばかり。
ガリ勉に、気弱な女の子、特に赤いパーカーの彼はベタ過ぎるキャラでしょと思ってしまった。
主演の彼は、沢村一樹の息子なんですね。
同じ列の少し隣に、10代半ばの女の子2人が見ていた。
これくらいの年代には良い映画だっただろう。
オッサンの私は少し物足りなさを感じたかな。
私自身、ぼっちの経験は無い人でした。
こういう経験をした人はたくさんいるんでしょうね。
だからなのか、気持ちは分かるけど私はあんまりハマんなかったかな。
ほぼ想像通りの展開に、ハッピーエンド。
意外に公開映画館が多くて、Movix系とかイオンシネマ系でもやってるので、若い人に見てほしい映画ですね。
出ているのを知らなかったけど、見ていて、かが屋の賀屋の先生が良かったかな。
もしかして彼らのコントのネタでのキャラなのかも。。
ぼっちってそんなにあかんか?
世間一般的にぼっち=悪なんかな
ぼっち気楽で好きなんだけど帰りたいときに帰れるし
みんなの距離が縮まって徐々に仲良くなっていく所がよかった
でも班長ノリ悪いよな俺だったら枕投げやるしバッセンで種田やってジュース鼻から飲むかな
まあそんなんだからぼっちがいいんやけど
晴れやかな気持ちになれる
学校生活に何らかの疎外感を感じたことのある人間であれば、かなり共感できる。そういう自分もボッチではなかったが、友達とケンカをしたりして、ボッチ化しそうになったこともある。
ボッチグループに、芸能事務所に所属していて世間的にはイケてる女の子を配置しているのがうまい。
修学旅行に突然参加してきた不登校の生徒をダメ押しの6人目として押し込んでしまう担任。この担任をかが屋の賀屋が演じているんだけど、いるんだよねこういう先生。面倒なことを要領よく生徒に押し付けてしまう人。賀屋はコント職人だけあって、あるある感たっぷりで笑ってしまう。
自主解散になりそうな雰囲気から、次第に打ち解けていく感じになるのは、王道の展開。その次にくる大きなハプニングでは、文部科学省推薦?を逸脱してしまうかとヤキモキする。
お説教くさくもなく、こんなことあってもよくない。晴れやかな気持ちになれる作品でございます。
すみれの動画はよかった
興行収益は厳しいでしょうけれども。
ここはGWど真ん中。05/02・18:45、少し田舎のイオンシネマ。
観客は私一人!まさに、ひとりぼっち!!
さて、映画のレビュー。
お話の流れはすごくよかった。
タイトルにもある6人の演者の演技も最初は「あれ?」って思ったけど、ああ、今どきの高校生はこんな感じなんだと納得。しかも、おのおの「ぼっち」だもんね。物語がすすむにつれ、6人の演技のピントが合ってくる感じで好感を覚えました。
でも、どなたかもコメントしていましたが低予算(と思われる)が故に、画面作りは「いまいち」って感じました。
まあ、収益は厳しいでしょうけれども頑張っているなと思います。
そんなわけで、もう少し時間とお金をかけて作った同じ作品を見てみたいと思いました。
演者の皆さんの次回作に期待しています。
修学旅行マジック
修学旅行の自由行動の班分けであぶれた5+1人で班を組むことになったクラスの「ぼっち」班の話。
一つのクラスに6人も?という感じではあるものの、他人を見下していたり、大口叩いたり、交流を図ろうとしなかったり、引き篭もりだったりな6人が担任の意向で班を組み、広島の町に出かけて巻き起こっていくストーリー。
班長指名ぐらいでそんなに必死に抵抗する自己アピール力があれば、ぼっちになりますか?な班長の一夜漬けな仕切りで、とりあえずメンバーの行きたいところを順番に…となって行く。
友達って作ろうと思って作るものでも、出来るものでも無い様に思うし、気が合わないヤツとつるむぐらいなら1人でいたいと思うのは自分だけ?
何て違和感を憶えながら進行していくから、引っかかるところはあるけれど、あーそれわかるな…も結構ある感じ。
まあそもそも、半分はなんでぼっち?な感じではあったしこんなものなのかな。
「初日舞台挨拶」
こういうのはオイラは好きよ😊
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