「いつもの、ただの「舐めてた相手が実は殺人マシンでした映画」じゃなかった。日本の宣伝、邦題がミスリードすぎる。」プロフェッショナル ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
いつもの、ただの「舐めてた相手が実は殺人マシンでした映画」じゃなかった。日本の宣伝、邦題がミスリードすぎる。
ニーソン主演の他のB級アクション(「舐めてた相手が実は殺人マシンでした映画」)かと思ったら違っていた。
これは絶対、日本側の映画宣伝のミスです。
邦題も、ポスター・チラシのビジュアルとコピーも、絶対「いつもの観なくてもいいやつと同じ」と思わせています。
危うくパスするところでした。
1974年のアイルランド。引退を決意した老齢の暗殺者フィンバーが、少女を守るため、IRAの過激派集団と戦う。
最果ての地の荒涼たる自然。
暗い過去に決別し新たに静かな生活を送ろうとする老暗殺者の物語。
まるでイーストウッドの西部劇のようでした。
ニーソンはじめ、アイルランド出身者で固められた俳優陣がイイ。
敵役の女リーダーの非情さ、したたかさ(任務のためと言いながら、結局私情のために行動)を演じたケリー・コンドン。
男の友情を静かに演じたキアランハインズ。
儚い夢と危うさを持ったジャック・グリーン。
コルム・ミーニーの出演に驚いた。私にとっては「スター・トレックネクストジェネレーション」の転送主任オブライエンとして、とても親しみ深い。
そうでなくても「アマチュア」「ベテラン」「レジェンド」と同日公開の「プロフェッショナル」という非常によくできた冗談みたいな状況で、全作観るのは大変なところ、自分は「ベテラン」第2作の後に鑑賞。
明日「アマチュア」を観ます。
中国に魂を売ってしまった人が主演の「レジェンド」はパスします。
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