「リーアム・ニーソン主演なので無条件で☆5 (^^)。あと、全然プロフェッショナルではない ( ̄▽ ̄)」プロフェッショナル マサヒロさんの映画レビュー(感想・評価)
リーアム・ニーソン主演なので無条件で☆5 (^^)。あと、全然プロフェッショナルではない ( ̄▽ ̄)
邦題 「プロフェッショナル」は、同日公開の「The Amateur」 (邦題 アマチュア) に当ててきただけに違いない。
なぜなら、リーアム・ニーソン演じるフィンバーも敵対するIRA(アイルランド共和軍)のデラン姉さん(ケリー・コンドンさん)も、じぇーんじぇんプロフェッショナルじゃないからだ。
たしかにフィンバーは、長年にわたりプロの殺し屋としてやってきたのだからプロと言えばプロなのだが、別に元海兵隊とか元CIAエージェントとか特殊訓練で鍛え上げられたプロフェッショナルではない。
見てると、けっこう判断ミスや、ポカが多くて、とてもプロフェッショナルとは言えないと思った。
それはIRAのお姉さんも同じだ。ただ姉えさんは、割と躊躇せずにさっさと引き金引くし、さっさとぶん殴る。だけど、それは姉さんが短期で気性が荒いというだけで、仕事を遂行する際に、プロフェッショナルとして戸惑いや迷いがないという事ではないように思う。
ちなみに原題は In the Land of Saints and Sinners となってるが、土地が聖人と罪人の土地ってだけで、フィンバー(リーアム・ニーソン)は聖者(善玉側)ではないし、敵のIRAのお姉さんも善人ではない。どっちもSinner(罪びと)である。
だいたいフィンバーは少女を助けたとはいえ、その解決方法が殺人だし、そもそも殺し屋だから100パー罪びとである。
いちおう今回は少女を守るための正義の鉄槌で、自分の大切なものを守るためという大義名分があったから、正義の側と言えなくもない。かもである。
IRAの姉さんは、北アイルランドを英国から取り戻す大義の為とはいえ、武力闘争でやたら爆弾テロする過激派だから罪びと決定である。リーアム・ニーソンの隣人の女性にムカついたからってぶん殴るし。まったく(´~`)
今回、姉さんがリーアム・ニーソン狙うのは、アイルランド奪還という大義の為ではない。だけど、殺された弟の仇討ちという個人的には正当な理由、大義があると言える。のかな? これも、かもである。
とにかく2人とも司法の手に判断をゆだねて解決を図ろうなんて気は、はなからない。そもそも最初っからそんな方向に思考が進まないようだ。これは潔いというのとも、ちと違うような気もする。
そーいうわけで、私怨にまつわるバトルが、ごくごく狭い地域で勃発ずる。
ところで、リーアム・ニーソン演じるフィンバーはプロフェッショナルじゃないから、ポカをする。
少女を守るためにトランクに閉じ込めたIRA姉さんの弟を危うく取り逃がしそうだったし、競技場では姉さんに背後つかれる。
特にこの背後を取られた場面なんか、銃弾3発ぐらいぶち込まれて終わりである。 "THE END" の文字が画面に出てエンドロールが始まり、観客があっけに取られてポカンとする大ポカである。
まあ、リーアム・ニーソンだからOKである♪ヽ(´▽`)/
あと、IRA姉さんがフィンバーの車をメチャクチャに壊した時、若手の殺し屋が姉さんを狙撃しようとしたのに、「隣人の女性を巻き込みたくない」とか言ってリーアム・兄さんが止めちゃうんだぜ (*゜д゜*)
大大大ポカっていうか、大々判断ミスだろう? もうまったくう(´~`)
もちろんリーアム・ジーサンだからOKである (/--)/
まあ、そういうわけでリーアム・ニーソンの新作が見れたので大満足だ (^^)。
リーアム・ニーソンの新作は初日に見ることにしてるのだが、よく行く映画館での上映がなかったから、予告もチラシも見なかったので、新作が今日から公開されるのを、金曜の朝まで知らなかった。危うく初日を見逃してしまうところだった。午前中の回はしっかり見逃したけど (^^)。