プレゼンス 存在のレビュー・感想・評価
全6件を表示
ミステリーにホラーの薬味を加えた新しい視点の作品
幽霊目線というのが、旧作にもあったとは思うけれど、
私としては新しい視点として鑑賞動機になった。
冒頭からゲーム感覚というか、3D化された家の中を散策している動画を
見せられているような感覚で、ちょっと酔いそうになったけど、
だんだんと慣れていき、人物も現れて物語が進行にするにつれて
面白くなった。
家にいるのは、この家に住む長女の友人ナディアの霊(以下ナディア)らしい。
ナディアはクロエにさまざまなメッセージ(ポルターガイスト現象)を送り
自分の存在を気づかせていき、クロエはちゃんと気づいた。
長男タイラーの友人ライアンが自分を殺した犯人だと気づかせるために
試行錯誤するも、そこはクロエも気づかず。
このあたりは霊の限界を表現していて、何となくせつなくなった。
最終的にはライアンの計画をタイラーに気づかせ、
ふたりとも死んでしまうという結末、そして今度はタイラーが霊化するという
何とも悲しいラスト。
この家族、特に母親は立ち直れるのか、すごく心配。
そのくらいタイラーを溺愛していたから。
クロエは精神的に参っている状態から脱したような感じがした。
タイラーもちゃんと妹を守って、良い兄だったことに
あらためてクロエも気づいたに違いない。
この家族の今後が幸せであってほしいと切に願いながら劇場を出た。
パンフレットはスティーブン・ソダーバーグ監督と脚本のデビッド・コープの
インタビューが良かった。
オススメ。
怖さを求める作品ではないのね
幽霊の目線というのは斬新であるが、そこが上手く生かされていなかったのが惜しい。
ただ、ラストで明かされる幽霊の正体が“彼”ならば、生前の自分の姿を見るのは地獄みたいなモノだろう。
パパは辛いなぁ⋯⋯
見える見えない感じる感じないはさて置き。
立派な家だなぁ。なかなかの掘り出し物感が充分伝わる物件。
子供部屋にもトイレシャワー完備。
海外はそれが当たり前なのか?とビンボー日本人丸出しでスタート。
ママ。も少しパパに優しくしてあげて?娘には甘々なんだから。どこもさ。
てか生まれつき感じる感じないはあるんだろうけど人間弱りきっている時につけ込まれるように見える聴こえる感じるは何だろう?
あれこそ真の気の迷いという奴か。
そっちの世界とこっちの世界。軽いタッチならいいけどディープなのは帰って来れなさそうだから勘弁やね。
兄と妹の距離感。微妙な年頃だし国は違えどなかなかのリアル感が伝わる。
片付けまでやってくれるならうちにも来てくれないかなぁってみんな思うんじゃない?食費や光熱費かからないしちょっとクローゼットに間借りさせてくださいみたいな。
どうせ見えないんだから一家に何体か居たらええのにね。
うーむ....
元々は妹がチャラくなければ....
とか色々考えたが、元はと言えばスクールカーストで生き残ることに必死なお兄ちゃんのせいでもあり....
結局、親が気の毒でならない....
オバケは結局なにがしたかったんだ?
神は死んだ‼️❓maybe‼️❓
幽霊目線の映画との事なので、ほとんど日常生活の映像と展開、だから間延びして、何を見せられてるんだ、安上がりな映画だな、なんて観てると、最後に衝撃の結末。
殺人鬼に殺された幽霊が、その殺人鬼から友達を守る話、最後の鏡に映る誰かに、驚いた。
なんか、座席がバイブレーション起こるような音響にゾクゾクする、なかなか上手い取り組みだが、衝撃が弱い、暇ならどうぞ。
全6件を表示