「大作ではないが、同時期に見るものがない人向け」プレゼンス 存在 aossさんの映画レビュー(感想・評価)
大作ではないが、同時期に見るものがない人向け
クリックして本文を読む
海外でも、何かしらの意味を求める人には好印象、普通に眺めている人には不評という所からも、このホラーの意味がよく分かると思う。結局、この『存在』とは何だったのかと自分で考え続けながら視聴する必要があるため、とても万人向けとは言い難い内容だ。
この『存在』は人なのか? 感情があるのか? 干渉してくるのか? 彼女なのか? むしろ、最初に本を片付けた意味は? それでは最後のアレは何だったのか。
母親にだけ見えてしまっている、父と娘は気がついていない、しかし、カメラワークはどんどん外に向かっている、しかし、息子は鏡に残り続けている、そして最後は空に。答えなんてない。それを楽しむしかない。
明らかに大作ではないし、暇つぶしにはなるぐらいだが。
コメントする