ぶぶ漬けどうどすのレビュー・感想・評価
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迷惑系エッセイスト
創業450年の京都の扇子店の息子と結婚した東京暮らしフリーライターが、夫の実家をネタにコミックエッセイ化して騒動を起こす話。
東京で暮らし仕事をする夫と共に、夫の実家を訪れた…と思ったら、夫は仕事が入ったとその日のうちに帰宅して、主人公だけ残されて始まって行く。
マンガを描いているのは本人ではなく、原作というかアイデア提供という感じで、しかも何のひねりもなく起きたことをまんまマンガにしているコミックエッセイなんですね。
誇張されたところはあるものの、確かに空気を読み過ぎるところは感じることがある文化の中で、あまりにも厚顔無恥な主人公が暴走していく様は、確かに面白さもあったけれど不快さの方が強い印象で、女将の本心は東京生まれ東京育ちの自分からみてもまさにという感じ。
しかしながらそこに迫るのはそれだけ!?
なんかつまらないネタで有耶無耶に去れて突然終わられてしまった感じ。
しかも最後の方は原作すらも担っていないというね…。
とっ散らかってて何が言いたいのか良く解らない作品
予告編やフライヤーを観た時は面白そうだと思い楽しみに観に行ったのですが…。
主役の人となりも良く解らなかったし何が言いたいのかも良く解らない。
多分演じてる主役さんも分析して取り組んでは無いのでしょう。残念です。
僕は奈良産まれ
滋賀京都育ち、社会人では
大阪東京神奈川と経験したけど
京都のこのぶぶ漬けは実際に
見たことも目にしたことも無い
但し、良くある京都のいけず話は
大概が京都外の人々が良く知る話やなぁ。
と思っている。
大体、こう言う話が出てくるのは
外から来た人たちの先行意識からくる
勝手にハードル上げといて、優劣つけようとする
セコイ話やと思ってるので
気にせんときや。と言いたい◎
だからからか知らんけど、映画そのものが
笑い話設定やったよね^_^
京都も奈良もぶぶ漬け美味おすえ。
そら米も香のものもお茶もくだらんもので
間に合わせてますからね〜。おおきに
追記
映画を観るきっかけをくれた
吉岡里帆さんと深川さんのトークは
振り返ると恐かったなぁw
で、この先はどうなるんだ?
京都のリアル…か?
深川麻衣はん 達者やなぁ〜👏
ユニークで面白いけど、テーマがバラバラ
予告編を観て面白そうだったので、観てきたが残念さを感じた。発想はユニークだしちゃんと現実の厳しさも描いている。この点はいい。また、助演の松尾貴史、室井滋の演技も良かったし主役級。ただ、主人公のまどか役の演技は雑だし、テーマ設定も京都のしきたりかと思いきや何故かSNS、マスコミとの接し方など多岐に渡ってバラバラ。せっかく京都をテーマにするのだから京都に絞ってもむしろ良かったのでは。ラストのオチも弱すぎる。京都に住んでいる方や京都通は共感できるかもしれないが、京都に関心がない人には辛い作品。
京都の怖さを感じる人もいれば、まどかの怖さを感じる人もいると思う
2025.6.6 イオンシネマ久御山
2025年の日本映画(96分、G)
京都文化に憧れを抱くフリーライターが馴染もうと奮闘する様子を描いたサイコスリラーコメディ映画
監督は冨永昌敬
脚本はアサダアツシ
物語は、東京でフリーライターをしているまどか(深川麻衣)が、京都の老舗の扇子屋の倅・真里央(大友律)と結婚し、自身のエッセイのために京都にやってくるところから紡がれる
真里央の実家は450年の伝統があり、今の店主・達雄(松尾貴史)が13代目となっていた
14代目を真里央が継ぐと思っていたまどかだったが、彼にその気はなく、実家に彼女を送り届けたその足で「仕事がある」と言って帰ってしまった
まどかはそのまま澁澤家に泊まることになり、取材を続けていくことになる
そんな中で、女将の環(室井滋)の友人たちが店を訪れ、その様子をもネタにしていくまどか
「洛中女将さん会」と勝手に命名したまどかだったが、それが女将さんたちの逆鱗にふれてしまう
呼び出されて文句を言われ、怖くなったまどかは、環の女将仲間の梓(片岡礼子)に相談を持ちかける
梓は話半分にからかいも含めて京都人の作法とやらを伝えていく
そして、まどかは彼女の目的を知らぬままに動いてしまい、さらに環を怒らせてしまうのである
映画は、外から見た京都人のイメージというものを映像化した作品になっていて、徐々に京都人に感化されていくまどかが描かれていく
いわゆる「エセっぽくなっていく過程」を描いていて、それは「根本の部分で京都に対する理想を具現化しようとしているから」とも言える
京都人の本音と外の人が思う京都には大きな隔たりがあって、日常を観光にために捧げなくてはならないという憂鬱さというものがある
そう言った気苦労の部分を見せない文化というものがあって、それを外から見るとこのように見えてしまうとも言えるのではないだろうか
いずれにせよ、いくらか京都人の私からすると、感覚的にはホラーテイストで、片岡礼子が後ろに立っている構図はなんとも表現し難い怖さがあった
京都の文化を守りたい人もいれば、鬱陶しいと思っている人もいるのも事実で、形骸化した理想の押し付けが地元の人を苦しめている側面もあると思う
映画では、徐々に腹の底が見えなくなるまどかが描かれていて、莉子が描く漫画もおどろおどろしくなってしまうのだが、それがまどかの進行度を描いているのは面白い
また、莉子も徐々にまどかに感化されている部分があって、違う方向にエスカレートするの怖い部分がある
目的意識が先にあって、蔑ろにしている部分を素通りしていくのだが、それこそが最も嫌われる行動というのは京都に限ったものではないだろう
それに対して、どのようにな反応をするのかというところに地域性があると思うのだが、言葉が返ってくる間はまだマシなんじゃないかなあ、と思ってしまった
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