ナイトフラワーのレビュー・感想・評価
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すごい映画! 北川景子さんと森田望智さんの体当たり演技は圧巻
何とも言えないのが本音かな
森田望智がすごい
舞台挨拶もみました
支障がない範囲というか
むしろこれからみる方にきっと為になる
ヒトコトフタコトを
作品の中に監督は色々とメッセージを
散りばめていたようです
「絵」や「Tシャツ」にすら意味があるようなお話でした
映画の後にそれ言われても
まったくそれらについて覚えてませんよ、、
「3つの質問」ってのがあるですが、
普通に観るとわかりません、絶対に
(演者もわからん言ってました)
そういったところにヒント?答えがあるなら
最初の方とかで優しくガイドしてほしかったですね
気を抜いてみてしまってましたわぁ(★減0.5)
是非、皆さんはそのあたりも気にしてみてください
感想です↓
面白かった。と言って良いのでしょうかね
途中、涙出ちゃいました
北川景子家もそう、田中麗奈家もそう
極端な例かもしれませんが
映画の中だけの架空の存在ではないのだよねぇ
と、こちらはなぜか根拠もなく納得してしまう
愚か者の身分でも感じだけど
なかなか救いようのない社会がすぐそこにある
大なり小なり
こんなレビュー書いてる私も
毎日にストレスを感じるし
皆さんもそうでしょう?
的外れなんですが、
「働いて働いて働いて働いて、、」
ってフレーズが脳裏に浮かびました
作中のお花買ってこようかな
私の場合も昼間に咲きそうですなぁ
森田望智の頑張りに尽きる
北川景子さんの演技に脱帽!
北川景子さんは超絶熱演だけど、最後はズルい、覚悟が足りない
まず、北川景子さんの汚れ役、とにかく、すごかったです。
森田望智さんもいいですね。
ただ、最後はなんでしょう?
緊張感MAXの状態から、悪い夢を見ていましたみたいな、
エンディングで、ちょっと拍子抜けしました。
子供との生活を守るために、どん底まで堕ちた。
追い詰められて、気づいたら、もう戻れない世界にいた。
バッドエンディングしか選べないテーマの映画です。
なのにそれを描かず、どう判断するかはお任せみたいなのはズルい。
しっかりと最後まで描いて欲しかった。
例えば、組織や、危ない親から追い回されながら、
命からがら、ギリギリのところで、子供たちと逃げ出す。
最後は、森田望智さんが演じる多摩恵さんも一緒に
彼女の生まれ故郷の海辺の町でひっそりと暮らしている・・・
みたいなエンディングも、選べたはず。
子供たちを守りたい一心で、救いようのない人生を歩むことになった。
その主人公に、作者が、ちょっと優しくなってしまった感じです。
もしくは、重たいテーマを扱う覚悟がちょっと足りなかった感じ。
花江(はなえ)ちゃん
ヒューマンドラマなのに最後までハラハラする隠れた名作
今日も雑居ビルの片隅に、ナツキとタマエはいる
1人のシングルマザーが、貧困や人間関係で追い詰められていく過程が丁寧に描かれていて
それがとてもリアルで胸が苦しくなった。
丁寧に描かれているからこそ、ドラッグ売買に気軽に手を出したわけではないのは伝わる。
そしてそのドラッグで違う家庭に違う苦しみを与えてしまっていることも苦しかった。
登場人物は、皆自分の信念に基づいた「愛」のために行動していた。
北川景子さん演じるナツキは
「母親として子供たちへの愛」「タマエへの友情愛」
森田望智さん演じるタマエは
「ナツキへの(同性愛的な)愛」「ナツキ一家への家族愛」
佐久間大介さん演じるカイは
「ナツキへの恋愛」「幼なじみを思いやる友情愛」
渋谷龍太さん演じるヤクザのサトウは
「自分の母親への愛」
田中麗奈さん演じる星崎家の奥さんは
「自分の子供への愛」
また、ナツキの子の小春ちゃんのバイオリン演奏が大変素晴らしくて、鑑賞して1番泣かされたのは小春ちゃん。
皆さん表現力がすごくて、いわゆる御涙頂戴な感じのではなく引き込まれて大号泣してしまった。
ハッピーエンドなのか、バッドエンドなのか、
最後まで観てもどっちなんだろうかと考えさせられてしまう。
ニヒルで‼️❓ヒールな‼️❓ファミリーヒストリー‼️❓
(2025/12/12追記) 北川景子と森田望智に刮目せよ
鼻水を垂らしながら顔を醜く歪めて「オカンだって限界やっ」と大阪弁で号泣する北川景子や、やさぐれた目つきで危ない夜の街をオラオラ歩く、あるいはリングでボコボコにされて血まみれになった森田望智を予告編で観て、無条件で映画館に足を運んでみようと思った。
北川景子については、『大河への道』や『ラーゲリより愛を込めて』でチラリと見た程度だった(もちろんTVでもちょこちょこ観た)。
人工的とも勘繰りたくなるノーブルな小顔のお顔立ちがいかにも「美形女優」で、お嬢様や上品なマダム系の役しかやらんのだろうなぁと思い込んでいた。
それが、極貧のシングルマザーでボロボロのぐちゃぐちゃなのだ。
カラオケスナックでウィスキーのイッキ飲みをさせられ、地球儀を作る零細企業の工場でねちねちいじめられ、ラブホの寝室清掃に入り…辛うじて身体を売らずに二人の子を育てているが、自宅のガスは料金未払いで止められ、明日の食事にも事欠いて疲れ切った顔を見せる。
崩壊寸前とは言え、そこそこまだ「北川景子」を逸脱しなかったのは、さすがに事務所が止めたからか。それにしてもこれまでのイメージからすれば、相当攻めたのでないか。
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(2025/12/12追記)
NHK総合「あさイチ」金曜日恒例の「プレミアムトーク」に北川景子が生出演していた。『ナイトフラワー』は語らなかったが朝ドラの雨清水タエを語る。「襖を自分で開けたこともない」名家の奥様が没落して物乞いとなったシーンは、自分から「もっとリアルに汚れるべきでは」と監督やプロデューサーに食い下がったらしい。結局、気持ちは分かるが朝のドラマに相応しくない、との説得で断念した。たぶん『ナイトフラワー』でも似たようなことがあったと推測される。この俳優、やはり根性が据わっている。今後、別の作品でドン引きするくらいの汚れ役をやって欲しい。
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森田望智は、かつてNetflixで騒然となった『全裸監督』でAV女優の黒木香役をオーディションで勝ち取って話題になったが、それを観ていない私の印象は朝の連ドラ『虎に翼』で寅子の同級生にして義理の姉となった花江しかなかった。
甘ったるい喋り方をするお嬢様育ちで、寅子のような職業婦人ではなく良妻賢母になった自分の人生にちょっと複雑な思いを抱いている、あの森田望智がここではヤバい。ヤバすぎる。
そして、これは忘れずに書いておきたいが、小学生の長女を演じた子役の渡瀬結美が素晴らしかった。演技未経験とのことだが、北川景子や森田望智を食ってしまうくらい。
なお、無料の教室で習っているバイオリンは本人が実際に弾いているらしい。
映画としての物語の出来は、最後に少々肩透かしを食らった思いだけれど、そこまでのナラティブは緊張感を維持しているし悪いものではなかった。
これは『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』と同じく、俳優の演技だけを刮目して味わう価値があるタイプの映画かもしれない。
いい意味で余白のすごい作品
主人公の夏希については生活苦の中子供を守るために危険な世界に足を踏み入れるという動機や心の動きががしっかり描かれています。しかしその他の多摩恵、海、サトウについてはセリフや表情で表現されてはいるものの明確に描かれているわけではない。であるのに行動一つ一つに「え?何で?」が出てこない。映像の作り方や演者さんの素晴らしさであると思います。
鑑賞後もあの人はそれを追い求めていたからああいう行動を取ったんだな、と自分で考え納得できる。そしてその切なさに胸が今も締め付けられています。
すべてを説明するのではなく余白があるからこそ鑑賞後も長く楽しめる良い作品だと思います。
希望なのか絶望なのか
内田英治監督作を観るのはミッドナイトスワン以来。
ミッドナイトスワンは私には美しい希望の物語だったが、ナイトフラワーはあまりにも美しい絶望の物語に思えた。
それと同時に母の物語であり愛の物語だった。
誰もが強烈に母の愛を求めている。
サトウが言葉にもしているからわかりやすいけれど多摩恵も海も母親がおらず、夏希の必死で母であろうとする姿に惹かれている。多摩恵を抱きしめる夏希を見て海が何も言わずに去ったのはそれが理由なのだろう。夏希の母性を見たのだろう。
ラストシーンの解釈は分かれるだろう。だがありえないものが映っていたあのラストはつまりあの光景は夢だったということなんだろうかと私は解釈した。なんて美しい絶望なんだろうかと思った。
ミッドナイトスワンではあんなに分かりやすく希望を示してくれたのに今回はぱっと手を離されてしまったような気分である。なんてラストにしてくれたんだ内田英治監督。(褒めてる)
そうは言いつつも希望も捨てきれず、上映終了後すぐに本屋へ走り文庫版を購入した。ミッドナイトスワンの時も同じように本屋へ走ったのを思い出した。
私がこの作品を噛み砕くにはまだまだ時間がかかりそう。絶望の物語と言いつつ、なんとも幸せな余韻を与えてくれた作品である。
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