俺ではない炎上のレビュー・感想・評価
全99件中、41~60件目を表示
女優陣がすばらしい。愛菜ちゃんもめんこいわ。
思ったよりもシリアスで良かったわ。
それによってテーマが一段と引き立って怖さがましたね。
怖いのは怖いんだけど笑けたわ。
やっぱり他人事なんよね。たとえ身内であってもお互いの事なんて分かり得ない部分は幾らでもあるさ。
その辺が主人公の特徴を引き出していて良かったね。
愛菜ちゃんのキレ具合に部下の掌返しに義母の腹の内にと楽しむポイントは多々。
前半の1時間はちょっとダルいなぁってテンポに展開なんだけど後半は回収に謎解きにと小気味良く流れて楽しかったね。
ちゃんと義母のインタビューシーンはビシッと服装を決めて受け答えしているのは笑えるわ。
でも何かあった時は嫁やお義母さんは味方してくれるのか不安になったのは私だけか??
女優陣の安定感がハンパないので逆に男優陣のバラツキが目立ってしまったね。
も少しコメディに振ってしまえば目立たなくなるかも知れないけど、そうすると作品自体がブレてしまうか?難しいね。
全体的には楽しいのでもっとヒットしてもいいのでは?と思っちゃうな。
さすがに骨折はフェイタスでは治らんか?
愛菜ちゃんも軽自動車に後部座席の方が………てCMの見過ぎか?
SNSの怖さもさることながら…
伏線色々ありで、思ったていたより面白かった。
SNSの怖さもさることながら、
犯人の偏った正義と主人公の自分は善い人と信じて疑わない姿が怖かった。
まぁ
最後は家族みんなで生まれ変わったかのような感じの着地で良かった。
文字と映像、小説と映画
小説では伏線としてうまく隠せるものが、映像ではそうはいかなくなる。芦田愛菜の少女期の配役はあまりな作為を感じてしまった。
小説での心象描写を、映像では表情や仕草で表現できてしまう。小説をトレースしすぎると説明過剰でくどくなってしまう。
小説が映画化されると、原作と異なると声高に批判する声を耳にすることが多いが、いやいやそれは当然異なるしかないのだ。
SNSの恐ろしさ
長尾謙杜くんが出演してるということで観てきました!
流石にSNSの拡散で殺人犯にされるなんて事はないだろうけど、現代のSNS社会では悪意のない正義で人を簡単に傷つけてしまえる、無実の人を陥れてしまう。自分もアカウントを乗っ取られた事があるので他人事ではないなぁと恐ろしさを感じました。
映画序盤は正義を振りかざすSNSユーザーやYouTuberに嫌悪感を抱き、さらには「なんで警察に相談しないんだー!!!」と違和感満載のストーリーでしたが、時系列を上手に使った展開に驚かされ映画を楽しめました。
謙杜くんの出演時間は少ないですが、個人的には最近の若い社員の演技が好きでしたね。
阿部寛さんが崖下りるシーンの肉体美がすご〜!!って思いました!
びっくりしました〜
長尾謙杜くん目的で鑑賞しましたがSNSを使っている人はみんな見た方が良い!と思えた作品です。
真実かどうか分からない情報を拡散させる事が本当に怖くなる作品でした。
色んなことが明確になると謎がどんどん解明されて気持ち良かったです。阿部さんの全然自分の事が分かっていない感じも愛菜ちゃんのブチ切れも藤原大祐くんの無責任な感じもハマケンさんの太鼓持ち感からの手のひら返しもありそうでめちゃくちゃ良かった!
そして目的の長尾謙杜くんが見た事のないお顔をしていて鳥肌が立ちました!歪んだ正義感て本当に怖いなぁ。。と思わされました。最高〜!
僕は悪くない
結局SNSの恐ろしさに行き着くのですが、物語は一直線ではなく、叙述トリック的な展開で進むので、序盤から抱いていた違和感が最後に回収されていくのが面白かったです。
また、現代社会を鋭く風刺した作品で、SNS社会を生きる私たちが共感できる部分も多かったです。誰もが自分の正義感を持ち、自分は間違っていないと信じているところに恐ろしさを感じました。真相が明らかになっても、周囲は「自分は悪くない」と手のひらを返すところまでがリアルでした。
そして、青江の歪んだ正義感からくる狂気を表現した長尾謙杜くんの演技がとても印象的でした!!!!!
テーマは面白い、サスペンスとしては…
この映画を通して何を伝えたいかは非常に明快で、かつ賛同できる。
不確定なはずの情報を勝手に事実だと決めつけて拡散する危険性が、主演陣の素晴らしい演技で時にコミカルに、時にシリアスに伝わってくる。
さらに、若者世代の根底に溢れる「自分は悪くない関係ない。誰かのしでかしたことのシワ寄せに苦しんでいる。」というどこか無責任・他責・被害者意識に警鐘を鳴らすと同時に、「仕事では頼られる存在で、家族も疎かにしなかった」と断言して自分を客観視できない40代以上の独善さにも一石を投じる良映画だ。
最後に阿部寛一家のそれそれが「悪かったのは自分だ」と認めるのは、ともすれば個人の主義主張が尊重されすぎた教育とSNSで肥大化した自己承認欲求に満ちた現代では相当ハードルの高いことではあるだろうが、ぜひそうあって欲しいという制作者の願いだろう。
観て決して損はないはず。
ただ、テーマの素晴らしさにサスペンス映画としての出来栄えが追いついてないのは残念。
どんでん返しと言うか、色々なミスリードの手練手管で結末に導くテクニックは素直に感心したんだが、全く腑に落ちない部分がいかんせん多すぎた。
①犯人の動機
まずなんと言ってもここの掘り下げがすごく浅いせいで犯人がサイコパスっぽくなってしまっていたために「犯行の裏にある動機や背景を作り込まずに済む」という制作側のズルさがチラついてしまった。
サイコパス野郎を犯人にするのなら、犯行の背景をよっぽど深く掘り下げなきゃだめなのに、この映画はそこがあまりうまくなかった。
②犯行の方法
これが本当に説明不足でスッキリしない。家に忍び込んで家のwifiルーターからネットに接続してSNSにアップしてたって、具体的にどうやって忍び込んだのか?
2人目の遺体はいつ、どうやって家の敷地内の倉庫に運んだの?阿部寛が片手では持ち上げられない描写があったくらい重いものを、誰にも気づかれずに?
③登場人物の行動
阿部寛が、自分の置かれている状況に気づいて思わず逃げる…というのはまぁ分からなくもない。周囲の誰も彼もが自分を犯人だと決めつけて追ってくるし、見つけたとなればスマホで撮影してくる状況なら、突発的に逃げたくもなるのだろう。
ただ、芦田愛菜ちゃんはどうなのか??
時間軸のミスリードで分かりにくいが、犯人が誰なのか推測できてるなら君はすぐ警察行くべきでは?
なんでリツイートした人を頼ってお父さんを探そうとする?
この辺は、どんでん返しの結末を見終わってから生じる疑問なので、映画を見終わって全然スッキリしなかった。(もしかしたら自分が何か見落としている可能性はあります)。
なお、全編を通して説教臭さを拭えない部分があり、特に芦田愛菜ちゃんの「お前が諸悪の根源」云々のくだりは台詞回しも含めて大仰で白けてしまったが、映画終わったあとよく考えたら「この映画を観てほしい世代にとっては、これくらいストレートに言葉で言わないと伝わらないのかも」と思い直した。
と、良くないところも色々書いてしまったけど、映画館で2000円出して観る価値はあると感じました。
タイトルなし(ネタバレ)
犯人は何となくわかるものの、演出のトリックがあり終盤まで動機や犯行の手法が分からないまま進む。
ここまでのものはそうそう無いだろうけど誰もがインターネット正義マンの行動に巻き込まれる可能性があるのは怖いね。
ポンポン展開が進むので退屈せずに楽しめた。良い作品でした。
教え と 戒め と!?
やったら、やり返えされる。のが、大人の世界!
という教え。 大人になったら・・・。
𠮟った後のフォローが大切という教え。
なにが本当で、正しいことなのかを
見極められるちからを持ちなさいという教え。
会社の部下、妻、姑などとの人間関係の教え。
相手の気持ちになって考えなさいという教え。
からだが冷えると低体温症になって崖から落ちるよという教え。
逃げてはいけないという一番大事な戒め。
教えがいっぱいで、
阿部寛がゆかいな素敵な映画でした。
これではない映像
役名のないキャストにすら“犯人”っぽい役者がいないから、恐らくとは思ったが…
尺にも予算にもロケ地にも一切関わらない部分で、逆効果にしかならない改変をする謎。
塩見が転職してないため警察の無能さが際立つ。
更に愛想良く振る舞う様子まで入れるから「本気で言ってるんですか」に違和感が出てた。
スナックの息子は顔見てないのに通報してるし。
“座標”にも早々に自分で気付いてしまってるため、調べない意味が分からない。
物置の死体の血が乾いてないのも不自然。
娘がアカウント作った理由も、ネット禁止されてなかったら筋が通らない。
細かく言えば、冒頭の会社からの電話が野井にかかってくるのもおかしいのだが。
オープニングクレジットをツイート風に出すのはいいけど、劇中のそれと混在させるセンスの無さ。
ネギを強調したり半端に笑いを入れるのもノイズ。
上映前にロキソニンEXテープのCMも狙いすぎ。
最初にくちゃくちゃにした手紙がスナックで見た時は綺麗だったり、細部も甘い。
BGM、特に奥さんが泰介の印象を語るところや犯人と揉み合うところは最悪なチープさ。
クライマックスの爆発はギャグかと思ったわ。
犯人を変えた(というか纏めた)り、展望台を削ったりなど大枠の構成自体は悪くない。
しかしモノローグまで入れておいて泰介の心情描写があの程度では物足りない。
あと、他はまだしもサクラは絶対に芦田愛菜じゃないと思う。
原作は傑作ではないが普通に面白かったのに、ホント朝倉秋成と阿部寛は映画に恵まれない…
ネット社会の問題をあぶり出した作品
現代のネット社会で問題となっている噂レベルの情報の拡散や一方通行の思考等の問題をあぶり出していて、考えさせられる作品になっていたと思います。
中盤にタイスケ(阿部寛)が会社の同僚からスマホを借りる場面は、流石にないかなーと思います。
子役2人の無表情の棒読み演技もまだまだと感じました。芦田愛菜さんを見習ってほしいですね。
メッセージ性があり、まずまず面白かったかなと思います。
誰の身にも起こりえ、、、ナイナイ
犯人の動機と作戦がめちゃくちゃ。
犯人目線〜子供時代にお気に入りの女の子がお父さんに怒られ倉庫に閉じ込められたって?!よし正義のために大人になったら、親父さんに殺人犯の罪を着せてやろう。(大人になり2人殺す、後述)よし、女の子が言っていた暗号の家に誘導して、ガス爆発で自殺させてやろう。それと、親父さんの関連会社にも就職してみよう。
はい、もう無茶苦茶です。この作家の「〇〇人の嘘つきなんとか」という本も以前読んだが、どんでん返しありきで、腑に落ちなかった読後感だったが、今作も同じく。
お気に入りだった女の子、ガス爆で死にかけてるし
(女性2人の殺人動機について)も非常に苦しい、というか作中でも「歪んでいる」と言わせていたが。実父の買春が原因で子供時代苦労したから売春してる女性を殺した、とな。ガイキチを真犯人にすれば、登場人物の誰にでも設定でき、動機も適当で良い。神や悪魔に命令されたでok
確かに起承転まではとても引き込まれたが結でズコー。総じてプラマイゼロくらいには楽しめた。
阿部寛主演にしてはちょっと。
所謂、映画によくある「ぬれぎぬ→逃亡」シリーズ。
にしては、設定が足りない。
表現したいことはわかりました。
あの程度のぬれぎぬで逃げないでしょう。
むすめの子ども時代の描写とか、あとだしみたいでずるいなあ。
自分勝手な正義感と他責性への警鐘
x風の投稿を模したスタッフロールの演出から、面白い演出の仕方だなぁと感心。
時期的にもアインシュタインの稲ちゃんの冤罪の件が頭をよぎりながら見ていました。
犯人が一番悪い、勝手にアカウント作った自分が次に悪い、次に悪いのは広めたあんただよ、と言う芦田愛菜ちゃんの叫びに全て集約されているかなと。
こうやって勝手気ままに映画を批評する自分たちだって発言には責任を持たないといけないよなと、SNSで何に気をつけるべきか知るのに良い教材(?)になるなと思いました。
うん、予想以上に面白かった😁
色々とオーバー気味に描いている箇所はあるが、基本的には概ね現在のSNSの在り様や問題点についてかなりの風刺を交えつつ物語は進んでいく。
途中の子ども同士のシーンが、最初は今ひとつ分かりにくかったが、あの女の子が芦田愛菜になるんだろうなぁと思いながら見ていたが、男のが誰なんだろうとあれこれと考えながら見ていた。
PS 流石にあの“暗号”は分からなかったよ〜😆
気をつけよう
原作未読。映画としては面白かったです。
私生活、どちらかと言うと阿部寛側の人間だと認識しているので、気をつけようと思いました。基本的に、オジサンが周りから好かれるという環境は、この世には存在しないです。
タイトルと内容がちょっと違いますよね。ちょっとしたリツイートから炎上してしまうというのは正しいですが、個人を標的とした悪意ある人がいるのといないのとでは、天と地ほど違う気がします。
なお、絶対に無実である自信があるなら、堂々と警察に出頭して戦った方がいいですし、自分ならそうするかなと。精神削られそうですけど。
予告(芦田愛菜)にピンときたら観るのが正解
ピンときて観てみたらまぁ面白かった。
SNSの負の側面
一度燃え上がると誰にも止められない不安定な暴力装置
顔も知らない誰かの推定有罪の判決に従い正義を執行する人々
自分は正しいことをやっているのだから自分は絶対的に正しいのだ
正義の先に私刑の正当化があり、私刑の正当化の先には正義の正当化がある
例え間違いがあったとしても顔も知らない誰かが悪いのであって自分だけは絶対に悪くない
だから私は私の正義を執行するのだ
全99件中、41~60件目を表示









