俺ではない炎上のレビュー・感想・評価
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思いのほか楽しめる炎上エンタメ作品
阿部寛さん主演作という意味では「ショウタイムセブン」や「キャンドル・スティック」が肌に合わな過ぎたため、期待度低めで鑑賞。
細かく見るといいたいことは色々とあるのですが、中盤に登場する2人のキャラクターに違和感を覚えていたものの、それこそが終盤の展開に見事に結びつき、物語の帰結につながっていることはしっかりと楽しめました。
気楽に楽しめるエンタメ作品として、とてもお勧めです!
スッキリした
遠い世界の話ではない
正義感って怖いですね
阿部寛主演のパロディー映画かと思ったら、サスペンスのような映画でした。
買春していた警察官の父親を持つ少年は歪んだ正義感を持つ青年に成長する。
ザックリ説明すると、大人になったその青年がパパ活している女性を殺害し、SNSを使って友人の父親を犯人に仕立て上げると云うストーリー。
SNSでは嘘の情報もリツイートされると、まるで真実のようになってしま
うし、無責任な正義感をかざす連中が現れてしまう。この、映画ではそんな無責任な人達によって複雑化してしまう。
ネタバレ一切見ないで!
大きな流れには面白さを感じました、けど・・・
なかなか興味深い構成で、途中いろんな違和感を感じたけれど、どうにかこうにか楽しめた、といった感じ。
演技とか演出にものすごいわざとらしさを感じてしまいました。細かい世界観がことごとく不自然に思えてしまって、何となく空々しい感じが・・・。そもそもなんで?っていう感じがずーっと・・・終わっても・・・。犯罪放置で犯罪まがいがまかり通るあの感じは劇映画とはいえあまりに杜撰なように感じてしまいました。みんな浅はかというかバカというか頭悪いというか、そんな人ばっかりでした。全体の構成とか見せ方とか、かなり凝った感じなので、もう少し細かなこともしっかりと考えたらどうなのかなぁなんて、思ってしまうのです。単純な結論のように見えてしまいましたが・・・そんな単純な世の中なわけないじゃんと思いつつ、単純な結論になっているわけではないのかもと思いつつも、そう思ってしまうぐらい、そういった作品だったという感想です。
社会派ながらもクスッと笑えるエンタメ的良作
建設会社で働いている阿部寛が、あるSNSアカウントの投稿を元に突如殺人犯に仕立てあげられてしまった。顔写真や住所など、ありとあらゆる個人情報を晒しあげられ、逃亡を余儀なくされた彼は自力で真犯人を見つけ出そうとするが…というお話。やはり、阿部寛は少し可哀想な目に遭う役が似合いますね。
現代では欠かせないSNSは気軽に多くの人と交流することが出来る便利なツールですが、時には強大な影響力を持つ兵器でもあり、本作ではその恐ろしさが最大限に描かれていました。さすがにここまでの冤罪騒動は余程のことがなければ起こらないでしょうが、21世紀の社会を描く物語としては十分に説得力があります。
多くの人々が「正しいことをしたい」という善意から取る行動は、ときに正義感の暴走となって他者を追い詰め、集団の中で冷静さを失わせてしまう。この映画は現代における人々の善性や心理の暴走を誇張しつつもリアルに映し出しており、観ていて考えさせられる場面がありました。
また、主人公とその周辺の若者とのジェネレーションギャップを描いた興味深い作品でもあり、主人公が現代っ子の価値観に戸惑い、苛立ち、理解しようと奮闘する姿は、現代社会における世代間の摩擦を不快な気持ちにさせずコミカルに描いていました。
人間ってこういうとこあるよね
自分の非を認められるか
伏線回収の気持ちよさ
誰にでも起こりうる話
今の時代ならではの映画
悪意の有無に関わらず誰にでも起きる可能性がある
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